こんにちは兼業トレーダーTAKUです。
みなさん、今週のドル円相場はどうだったでしょうか？
まずは、1時間足ベースで今週の相場を振り返っていきます。
■今週の振り返り（1時間足）
先週の環境認識では、
上位足（日足）が最高値をつけた後の調整の売り局面に入っていたものの、
-
前回高値の水平線でサポートが確認できたこと
-
調整の売りが終了し、押し目買いに移行する可能性が高いと判断
しました。
さらに、下位足でトレードの主軸となる1時間足は下目線でしたが、
-
最安値をつけた後、起点付近まで上昇
-
起点付近でチャートが一度止まっていた
ため、
👉 最安値起点のブレイク（＝1時間足の上目線転換）を、上位足の押し目買い開始のトリガー
として、トレード戦略を立てました。
■週前半は押し目買いが成功する展開に
週明け早々、
ニューヨーク市場でブレイク → 上昇
翌日は、
東京市場でもみ合い → 欧州・NY市場で再上昇
といった流れで、週前半だけで約1.5円（150pips）以上の上昇となりました。
特に、夜の時間帯（欧州・ニューヨーク市場）でボラティリティが高く、
サラリーマントレーダーの方にとっては、非常に取り組みやすい相場だったのではないでしょうか。
■週後半は荒れ気味も、上位足は依然として上目線
週の中盤から後半にかけては、
一時的に大きく下落する局面もありました。
ただし、
-
上位足（特に日足）は依然として上目線
-
日銀の金融政策など、ファンダメンタル要因も絡む局面
ということもあり、
今後どのような展開になるのか注目したいところです。
ここからは、各時間足ごとに環境認識を行っていきます。
👉️マルチタイムフレーム分析（MTF分析）
週足は白色の線
日足はオレンジ色の線
4時間足は黄色の線
1時間足は紫色の線
で波形と水平線を描きます。
・最安値起点をブレイクしてから、5週間ほど上昇を続け、158円に接近。
・過去に機能した水平線でレジスタンスされている。
・2週連続で陰線だったが、今週は陽線で終了
👉依然として上昇局面は継続中
※最高値の水平線は更新中のため、引かない。
・上昇トレンドを形成している。
・最高値をつけた後の調整の売りにより下落→前回高値の水平線でサポート。
・今週は押し目買いにより再上昇→週の後半に下落し、半値付近でチャートが止まっている。
👉上目線継続のため、週足同様に上昇相場
→目線は上。
・日足同様に、最高値をつけた後の調整の売りにより下落しているのが分かる。
・日足の押し目買いにより、上昇し上目線に転換
・最高値をつけた後は、起点からの上昇分を食いつぶすように下落
・起点付近でサポートされ再上昇している最中でチャートが止まってる。
👉最高値と起点との値幅は約200pipsほど乖離している。
以上を踏まえてトレード戦略を立てると
・週足：上目線
・日足：上目線
・4時間足：上目線
・1時間足：下目線
上位足（週足・特に日足）は上昇局面の中、調整の売りが終了し、押し目買いによる再上昇局面
週の後半に下落する展開があったことにより、
短期足かつトレードの主軸とする1時間足だけ下目線となっている。
よって、戦略は以下のとおり
☑上位足の押し目買いによる再上昇の波に乗っかる買いトレード
→1時間足の最安値起点のブレイク（上目線への転換）をトリガー
☑1時間足の最安値起点でのレジスタンスを期待した売りトレード
→上位足に逆張り、主軸足に順張りパターン
☑下位足でのエントリー管理
→エントリーのタイミングは5分足などの下位足で行う。
といった感じで以上になります。
☑まとめ
・長期足（上位足）調整の売り終了→押し目買い開始
・上位足は依然上昇相場であるが、1時間足だけ下目線
・日銀金融政策の行方に注意（ファンダメンタルズ）
それでは！
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