【FX】2025年12月8日(月)からのドル円環境認識｜調整の売り終了！？押し目買いサイン？

こんにちは兼業トレーダーTAKUです。

みなさん、今週のドル円相場はどうだったでしょうか？

まずは1時間足を中心に、今週の値動きを振り返っていきます。

■今週の振り返り（1時間足）

先週の環境認識では、

上位足（週足・日足）は上目線のまま調整売り局面
1時間足はレンジ相場
レンジ上限ブレイク → 調整終了と判断し「買い」
レンジ下限ブレイク → 調整継続と判断し「売り」

という戦略を立てていました。

週明け早々、1.5円（150pips）の急落が発生し、
レンジ下限を明確にブレイク。

これをしっかり確認して売りエントリーできた人は、
大きく利益を獲得できたのではないでしょうか。

■「下落ブレイクは戻さない」傾向がある

一般的に下限ブレイク（下落）は、
上限ブレイク（上昇）と違い、

ブレイク後に戻り（上昇）を作らず、そのまま勢いよく下落するケースが多い

という特性があります。

しかし今回は珍しく、
いったん戻りを作ってから再度下落しているため、仮に飛び乗りエントリーをしてしまっても、損をした人は少なかったと思われます。

とはいえ、タイミングを逃した場合は、
深追いせず見送る判断ができるかどうかが大切です。
これも“相場で長く生き残るためのスキル”のひとつです。

■下落後は方向感のない展開へ

レンジ下限を割ったあとは、再び横ばいに推移。

俯瞰して見れば、
日足の前回高値の水平線がサポートとして機能していることが分かります。

つまり、

上位足はまだ上昇トレンドの途中
調整の売りはほぼ消化
押し目買いのサインが点灯し始めている可能性

という流れが見えてきます。

上位足の逆張りを狙いながら、
下位足では順張り方向（今回は下）に乗っていくトレードでも、
上位足の流れを把握しておくことで反転ポイントを事前に予測できると思います。

来週の相場は上昇に転じるのか、それとも再び下落か。
非常に楽しみですね。

ここからは、各時間足ごとに環境認識を行っていきます。

👉️マルチタイムフレーム分析（MTF分析）

週足は白色の線

日足はオレンジ色の線

4時間足は黄色の線

1時間足は紫色の線

で波形と水平線を描きます。

・最安値起点をブレイクしてから、5週間ほど上昇を続け、158円に接近。

・過去に機能した水平線でレジスタンスされている。

・今週もレジスタンスによる下落が継続。

👉今週も陰性で終わっているが、依然として上昇局面である。

※最高値の水平線は更新中のため、引かない。

→目線は上。

・日足は週足でいう最安値起点付近から詳細に見ていくイメージ。

・週足で上目線になる前から、上目線となっている。

・上昇トレンドを形成している。

・最高値をつけた後の調整の売りにより下落しているが、前回高値の水平線でサポートされチャートが止まっている。

👉前回高値でのサポート＝押し目買いによる再上昇のサインか

→目線は上。

・4時間足は日足の前回高値起点付近から詳細に見ていくイメージ。

・4時間足も日足と同様に最高値を更新している。

・日足同様に、最高値をつけた後の調整の売りにより下落し、下目線に転換している。

・最安値をつけた後、一度戻して（上昇して）から再び下落しているが、最安値の水平線が2回ほどサポートとして機能している。

👉最安値とその起点との値幅は2円（200pips）ほど乖離している。

※前回高値と最高値起点の水平線は機能していないと判断するため、削除する。

→目線は下。

・1時間足は4時間足の最安値起点付近から詳細に見ていくイメージ。

・4時間足の動きをより詳細に見ることができる。

・水平線の位置は4時間足と異なるが、最安値の水平線がサポートとして機能している。

👉最安値起点付近でチャートが止まっている。

※前回安値の水平線は機能していないと判断するため、削除する。

→目線は下。

以上を踏まえてトレード戦略を立てると

・週足：上目線

・日足：上目線

・4時間足：下目線

・1時間足：下目線

上位足（週足・日足）は上昇局面の中、調整の売り→そろそろ押し目買いの予感。

比較的短期で主軸とする4、1時間足については、上位足の調整に売りに下目線となっている。

よって、戦略は以下のとおり

☑上位足の押し目買いを狙った買いトレード
　→1時間足の最安値起点のブレイク（上目線への転換）をトリガー

☑1時間足の最安値起点でのレジスタンスを期待した売りトレード

　→主軸足に順張りパターン

☑下位足でのエントリー管理

　→エントリーのタイミングは5分足などの下位足で行う。

といった感じで以上になります。