こんにちは兼業トレーダーTAKUです。

 

みなさん、今週のドル円相場はどうだったでしょうか?口笛

 

今週のドル円相場

 

先週の相場で8月初旬からのレンジ相場をブレイク!
「上昇トレンド突入か?」と思われましたが……

今週は再びレンジ内に戻し、レンジ下限付近まで下落する展開となりました。

2025年9月29日(月)から10月3日(金)ドル円1時間足

2025年9月29日(月)から10月3日(金)ドル円1時間足

また、米政府機関の一部閉鎖を受けて、週末10月3日(金)に予定されていた米雇用統計が延期となり、市場はやや静かな動きに。

4時間足や1時間足レベルでの「ブレイク→戻り」は、上位足で方向感がないときによく起きるパターンです。


僕自身の経験でも、こういう局面こそ特に上位足の相場状況を考慮した上で冷静な「環境認識→トレード」が重要だと感じます。

 

と、今週の相場はこんな感じでした。口笛

 

それでは、今週のドル円相場を振り返りながら環境認識をしていきましょう!

 

 

ドル円環境認識(マルチタイムフレーム分析)

 

ここからは、各時間足ごとに環境認識を行っていきます。

👉️マルチタイムフレーム分析(MTF分析)

 

週足は白色の線

日足はオレンジ色の線

4時間足は黄色の線

1時間足は紫色の線

で波形と水平線を描きます。

 

 

FXドル円週足

ドル円チャート週足

 

・直近で最高値(158.880円)をつけた後、大幅下落 → 下目線に転換。
 

・前回安値の水平線をブレイクし、最安値起点付近まで上昇後レジスタンス。
 

・先週は上昇したが、今週はその反動で下落。
 

・現在は前回安値の水平線付近でサポートされている状態。
 

👉 再び前回安値付近での拮抗している。(売りたい人・押し目買いを狙いたい人が交錯)

 
目線は下。

 

 

FXドル円日足

ドル円チャート日足
 
・日足は週足でいう最高値付近から詳細に見ていくイメージ。
 
ドル円チャート日足
 

・週足の最安値起点付近でのレジスタンスによる下落=最高値からの急下落
 

・前回高値と最高値起点の水平線間でレンジ。
 

先週の相場でレンジ上限をブレイクしたが、今週は再びレンジ内に戻す展開
 

👉 「レンジブレイク→戻り」は典型的な方向感のない相場の特徴。
 

ドル円チャート日足

 

※前回高値の水平線は機能していないと判断したため、削除する。

 

目線は上。

 

 

FXドル円4時間足

ドル円チャート4時間足
 
・4時間足は日足でのもみあい部分をさらに詳細に見ていくイメージ。
 
ドル円チャート4時間足
 

・日足同様に一定の値幅でレンジになっていた。
 

・レンジブレイクにより上目線となっていたが、再度レンジ内へ戻し下目線に転換。
 

・レンジ下限に近い水準まで下落し、最安値をつけた後、最安値起点に向けて上昇している最中でチャートが止まっている。
 

👉 最安値をつけた後の上昇=調整の上昇(戻り)

 
ドル円チャート4時間足
 
※最高値起点の水平線は機能していないと判断したため、削除する。
 
目線は下。
 
 

FXドル円1時間足

ドル円チャート1時間足
 
・1時間足は4時間足の最高値起点付近から詳細に見ていくイメージ。
 
ドル円チャート1時間足
 
・1時間足は4時間足の直近の動きを詳細に見ることがき、4時間足の最安値をつけた後の調整の上昇の過程で上目線となっている。
 
・現在は、最高値と起点と中間付近でチャートが止まっている。
 
ドル円チャート1時間足

※最安値起点の水平線は機能していないと判断したため、削除する。
 
目線は上。
 
 

FXドル円トレード戦略

 

以上を踏まえてトレード戦略を立てると

 

・週足:下目線

・日足:上目線

・4時間足:下目線

・1時間足:上目線

 

👉 全体的に「方向感のない」難しい相場
 トレードの軸をどの時間足に置くかが非常に重要です。

上位足では「押し目買いを狙いたい勢」と「売りたい勢」の拮抗が再び継続。

それにより、主軸とする4、1時間足では再度レンジ内に戻し、レンジの中央付近を推移。

また、4時間足と1時間足で目線が異なる。


4時間足=下目線であるが、最安値をつけた後の調整の上昇(戻し)により、最安値起点に向けて上昇している。
1時間足=4時間足の最安値をつけた後の調整の上昇(戻し)により、上目線となっている。

よって、戦略は以下のとおり

短期的には4時間足の最安値起点に向けた上昇(戻り)に乗っかり買い。

4時間足の最安値起点付近に到達したら、「戻り売り」を検討。

1時間足の最安値起点をブレイク=4時間足の下落再開と判断し、レンジ下限に向けて売り戦略に切り替え。

👉 エントリーは5分足などの下位足でタイミングを取る。

 

 

ドル円トレード戦略


といった感じで以上になります。

 

まとめ

・ドル円は再びレンジ相場に出戻り
・「レンジブレイク後の戻し」は、上位足が方向感を失っている証拠。
・無理なトレードは避け、押し目買い・戻り売りの基本戦略を徹底。


焦らずに、上位足を確認しながら次の大きなトレンドに備えましょうグッド!

 

それでは!バイバイ

 

 


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※本記事はあくまで筆者の個人的な見解に基づくものであり、相場の動きを保証するものではありません。トレード判断はご自身の責任でお願いいたします。