こんにちは兼業トレーダーTAKUです。
みなさん、今週のドル円相場はどうだったでしょうか?![]()

先週の相場で8月初旬からのレンジ相場をブレイク!
「上昇トレンド突入か?」と思われましたが……
今週は再びレンジ内に戻し、レンジ下限付近まで下落する展開となりました。


また、米政府機関の一部閉鎖を受けて、週末10月3日(金)に予定されていた米雇用統計が延期となり、市場はやや静かな動きに。
4時間足や1時間足レベルでの「ブレイク→戻り」は、上位足で方向感がないときによく起きるパターンです。
僕自身の経験でも、こういう局面こそ特に上位足の相場状況を考慮した上で冷静な「環境認識→トレード」が重要だと感じます。
と、今週の相場はこんな感じでした。![]()
それでは、今週のドル円相場を振り返りながら環境認識をしていきましょう!

ここからは、各時間足ごとに環境認識を行っていきます。
👉️マルチタイムフレーム分析(MTF分析)
週足は白色の線
日足はオレンジ色の線
4時間足は黄色の線
1時間足は紫色の線
で波形と水平線を描きます。

・直近で最高値(158.880円)をつけた後、大幅下落 → 下目線に転換。
・前回安値の水平線をブレイクし、最安値起点付近まで上昇後レジスタンス。
・先週は上昇したが、今週はその反動で下落。
・現在は前回安値の水平線付近でサポートされている状態。
👉 再び前回安値付近での拮抗している。(売りたい人・押し目買いを狙いたい人が交錯)

・週足の最安値起点付近でのレジスタンスによる下落=最高値からの急下落
・前回高値と最高値起点の水平線間でレンジ。
・先週の相場でレンジ上限をブレイクしたが、今週は再びレンジ内に戻す展開。
👉 「レンジブレイク→戻り」は典型的な方向感のない相場の特徴。
※前回高値の水平線は機能していないと判断したため、削除する。
→目線は上。

・日足同様に一定の値幅でレンジになっていた。
・レンジブレイクにより上目線となっていたが、再度レンジ内へ戻し下目線に転換。
・レンジ下限に近い水準まで下落し、最安値をつけた後、最安値起点に向けて上昇している最中でチャートが止まっている。
👉 最安値をつけた後の上昇=調整の上昇(戻り)

※最安値起点の水平線は機能していないと判断したため、削除する。

以上を踏まえてトレード戦略を立てると
・週足:下目線
・日足:上目線
・4時間足:下目線
・1時間足:上目線
👉 全体的に「方向感のない」難しい相場
トレードの軸をどの時間足に置くかが非常に重要です。
上位足では「押し目買いを狙いたい勢」と「売りたい勢」の拮抗が再び継続。
それにより、主軸とする4、1時間足では再度レンジ内に戻し、レンジの中央付近を推移。
また、4時間足と1時間足で目線が異なる。
・4時間足=下目線であるが、最安値をつけた後の調整の上昇(戻し)により、最安値起点に向けて上昇している。
・1時間足=4時間足の最安値をつけた後の調整の上昇(戻し)により、上目線となっている。
よって、戦略は以下のとおり
☑短期的には4時間足の最安値起点に向けた上昇(戻り)に乗っかり買い。
☑4時間足の最安値起点付近に到達したら、「戻り売り」を検討。
☑1時間足の最安値起点をブレイク=4時間足の下落再開と判断し、レンジ下限に向けて売り戦略に切り替え。
👉 エントリーは5分足などの下位足でタイミングを取る。
といった感じで以上になります。
☑まとめ
・ドル円は再びレンジ相場に出戻り。
・「レンジブレイク後の戻し」は、上位足が方向感を失っている証拠。
・無理なトレードは避け、押し目買い・戻り売りの基本戦略を徹底。
焦らずに、上位足を確認しながら次の大きなトレンドに備えましょう![]()
それでは!![]()
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