こんにちは兼業トレーダーTAKUです。
みなさん、今週のドル円相場はどうだったでしょうか?![]()

結論から言うと、今週も8月から続いているレンジを抜け出すことができず、明確なトレンドのない方向感の乏しい展開が続いています。
11日(水)に発表された"米消費者物価指数(CPI)"により、レンジ抜けやトレンド発生を期待していましたが、残念ながら効果は見られませんでした。![]()
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👉️ 米消費者物価指数(CPI)とは?
・消費者が購入する商品やサービスの価格変化を指数化したもの(=生活コストの指標)
・変動が大きい「食料品・エネルギー」を除いたコア指数が特に重要視
・米雇用統計と並び、為替市場に大きな影響を与える経済指標のひとつ
こうしたレンジ相場では、1時間足レベルでも目線が頻繁に切り替わり、テクニカル指標が機能しづらくなります。
初心者トレーダーの多くが、こうした状況で無理にエントリーして損失を重ねてしまうパターンに陥りがちです。
👉 こういうときは「明確なトレンドが出るまで待つ」ことが大切です。
と、今週の相場はこんな感じでした。![]()
それでは、今週のドル円相場を振り返りながら環境認識をしていきましょう!

ここからは、各時間足ごとに環境認識を行っていきます。
👉️マルチタイムフレーム分析
週足は白色の線
日足はオレンジ色の線
4時間足は黄色の線
1時間足は紫色の線
で波形と水平線を描きます。

・直近で最高値(158.880円)をつけた後、大幅下落 → 下目線に転換。
・前回安値の水平線をブレイクし、最安値起点付近まで上昇後レジスタンス。
・前回安値の水平線がレジサポ転換し、付近で拮抗中。(売りたい人・押し目買いを狙いたい人が交錯)
・ローソク足の長いヒゲが目立つ。
・今週も目立った方向感はなし。
👉 週足単体では押し目買いを狙いやすい水準だが、大きな流れは下方向。

・週足の最安値起点付近でのレジスタンスによる下落=最高値からの急下落
・現在も最高値起点に近い水準でのもみあいを継続。(8月初旬から)
→目線は上。

・日足のもみあいの部分で方向感なく推移している。
・最安値を下限、最安値起点を上限としてレンジになっている。
・今週の相場で最安値(レンジ下限)を抜けるタイミングがあったが、ローソク足実体でサポートとなった。
👉 ローソク足のヒゲのみの水平線ブレイクはサポート、レジスタンスと判断する。

・4時間足のレンジの中で何度も目線を変えながら推移している。
・今週の相場でレンジ下限をブレイクしているがすぐにレンジ内に戻している。
👉 4時間足で見てみるとヒゲになっている。
・最終的に4時間足のレンジの中央付近でチャートが止まっている。
※最高値起点の水平線は機能してないと判断したため、削除する。

以上を踏まえてトレード戦略を立てると
・週足:下目線
・日足:上目線
・4時間足・1時間足:下目線
上位足では「押し目買いを狙いたい勢」と「売りたい勢」が拮抗してもみあい中
主軸とする4、1時間足を見るとレンジとなっており、レンジの中央付近でチャートが止まっている。
👉 上位足のもみあい=4、1時間足でのレンジ
レンジ中央付近=高値圏でも安値圏でもない
👉 上下どちらに動くか予測がしにくいため、売買いずれもリスク大
よって戦略は以下の通り
☑「高値圏(レンジ上限)に引きつけてから売り
☑「安値圏(レンジ下限」に引きつけてから買い」
☑エントリーのタイミングは下位足である5分足
☑+α レンジの上下限のブレイクを狙ったトレードも視野に
といった感じで以上になります。
今週のドル円は米消費者物価指数(CPI)でも動かず「レンジ継続」。
焦って手を出さず、高値圏・安値圏を待つ忍耐力が求められる一週間でした。
それでは!![]()
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※あくまで投稿者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。






