こんにちは兼業トレーダーTAKUです。
みなさん今週のドル円相場はどうだったでしょうか？
今週は、先週同様に上位足の"戻り売り"の流れが継続となり、その流れに沿ってゆっくりと下落していきました。
11日（水）に米消費者物価指数の発表があったため、相場の雰囲気が変わるかなと思っていましたが、発表時に変速的に動いただけで大きな流れとしては特に変化はありませんでした。
4時間足チャートで見ると、大きな下落の流れがよく分かりますね。
いったい、どこまで円高になるか楽しみですね...。
と、今週の相場はこんな感じでした。
それでは、今週のドル円相場を振り返りながら環境認識をしていきましょう！
週足は白色の線
日足はオレンジ色の線
4時間足は黄色の線
1時間足は紫色の線
で波形と水平線を描きます。
→目線は下。
日足は週足でいう前回高値の起点あたりから詳細に見ていくイメージ。
日足は最安値と起点が大きく乖離する形で急下落があり、最安値をつけた後は下落幅の半値ほど戻し（上昇し）た。
半値ほど戻したところで、"戻り売り"により下落が再開し、一度調整の買い（上昇）を挟みながら下落していった。
週足同様に最安値（=前回安値）の水平線をローソク足実体で下にブレイクしたため、最安値を更新した。
※最安値の水平線については更新中である可能性があるため、水平線は引かない。
→目線は下。
4時間足は日足でいう急下落の中腹あたりから詳細に見ていくイメージ。
4時間足も日足同様に最安値（=前々回安値）と起点が大きく乖離する形で急下落があった。
約1ヶ月ほど最安値を更新することなく推移していたが、11日（水）に最安値を更新した。
最安値をつけた後は、一旦戻しがあり、下落幅の8割くらいから売り（下落）が再開した。
その後、最安値の水平線で何回かサポートされており、現在は最安値の水平線付近でチャートが止まっている。（安値圏）
※最安値の水平線をローソク足実体で微妙に下抜けているが、すぐに戻しているため、"ダマシ"と判断する。
※前々回安値の水平線は直近で機能していないため、削除する。
→目線は下。
1時間足は4時間足でいう最安値起点より少し前から詳細に見ていくイメージ。
1時間足では4時間足の動きをより詳細に見ることができ、4時間足ではヒゲであった箇所（最安値付近）が1時間足ではローソク足実体となっている。
また、4時間足の最安値と起点との間で何度か目線を変えなながら推移しており、現在は下目線である。
最安値をつけた後、一度戻し（上昇し）、売り（下落）が再開したが、最安値の水平線がサポートとなり少し上昇し、チャートが止まってる。
※安値圏を推移している。
→目線は下。
目線は上位足の週足から日足、4、1時間足とすべての時間足で下目線である。
先週に引き続き、各時間足からも分かるように相場全体的に下方向（売り方向）の動きが強いと言える。
また、各時間足で最安値を更新していることから、まだまだ下落方向へ推移するのではないかと推測できる。
しかし、主軸とする1時間足やその上の4時間足を見ると最安値付近、いわゆる"安値圏"を推移しており、週明けに他のトレーダーによる"利益確定等による上昇"が発生する可能性も考えられるため、直近での売り（下落）方向のトレードはリスクが大きいと判断できる。
そのため、
（①）売りでトレードする場合は直近で機能しそうな水平線（最安値起点など）まで引き付けてから"なるべく高いところ"でエントリーしたい。
また、
（②）週明け早々に、上昇することなく最安値を更新していくようであれば、その都度、環境認識を行い柔軟に対応したい。
+α
週明けの相場の様子にもよるが、安値圏という状況を利用して、下位足である5分足などで短期的な上昇を期待し、スキャルピング程度で買いでトレードするのも有効だと思う。
といった感じで以上になります。
先々週、先週と特に注目度の高い経済指標の発表はおおよそ、消化できたのかなと思います。
また、9月後半は16日、23日と祝日が絡んでくるため、ボラティリティーがちょうどいい環境でトレードできる日も限られてきます。
限られた環境で再現性の高いトレードができるよう落ち着いて取り組みましょう！
それでは！
※あくまで投稿者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。