こんにちは兼業トレーダーTAKUです。

 

みなさん今週のドル円相場はどうだったでしょうか?口笛

 

先週の投稿上位足(日足、4時間足)では"戻り売り"が再開する中、下位足(1時間足)レベルでは下降トレンドラインをブレイクしましたが、上位足(日足や4時間足)"戻り売り"が終わったわけではないため、注意が必要ですとお話しました。

 

先週の投稿4時間足チャート

上位足で↑赤線のような"戻り売り"になる可能性もある。

 

今週はその予想通り、下降トレンドラインのブレイクはトレンド転換ではなく、上位足の"調整の上昇(買い)"であったため、再び下落が継続となりました。

※下のチャートでいうピンク◯の部分

 

 

週末6日(金)は米雇用統計の発表があったため、発表前は方向感がなく、発表直後は乱高下の激しい動きとなり、週の後半はトレードするには難しい相場感だったと思います。

 

ちなみに参考までですが、冒頭で説明した動きについては"メジャードムーブ"というチャートパターンに当てはめることができ、この"メジャードムーブ"は基本的に大きな値幅のときに起こりやすく、下落(上昇)の中間辺りで調整の上昇(下落)又はレンジのような一時停止が発生し、再びもとのトレンドに戻る動き。」ということでトレンドの継続を示すチャートパターンになります。

 

※メジャードムーブ↑赤枠の部分

 

チャートパターンの注意として、参考書やネットで様々なパターンが掲載されていますが、100%そのようになるわけではないため、直接的なトレードの材料にするのではなく、「もしかしたらこうなるかも」、「結果的にこうなったか」程度に見ておく方がちょうどいいかもしれません。

 

 

と、今週の相場はこんな感じでした。口笛

 

 

それでは、今週のドル円相場を振り返りながら環境認識をしていきましょう!

 

 

 

週足は白色の線

日足はオレンジ色の線

4時間足は黄色の線

1時間足は紫色の線

で波形と水平線を描きます。

 

 

 
週足は最高値をつけた後、大きく下落とともに最高値起点の水平線を下にブレイクし目線が下に転換した。
 
 
 
下落途中、3週間ほどサポートとなっていた前回高値起点の水平線をブレイクし、売りが再開。
 
今週の下落で最安値の水平線に接近した。
(※まだ、水平線に触れていないため、サポートではないと判断する。)
目線は下。

 

 

 

日足は週足でいう前回高値の起点あたりから詳細に見ていくイメージ。
 

 

日足は最安値と起点が大きく乖離する形で急下落があり、最安値をつけた後は下落幅の半値ほど戻し(上昇し)た。
 

半値ほど戻したところで、"戻り売り"により下落が再開し、一度調整の買い(上昇)を挟み、週足同様に最安値付近まで下落したところでチャートが止まっている。
 

※最安値起点から最安値の水平線については下位足で詳細に引いていく。

 

目線は下。
 

 

 

 

4時間足は日足でいう最安値の起点より少し前から詳細に見ていくイメージ。
 

 

4時間足では日足の動きを詳細に見ることができ、4時間足も最安値起点と最安値が乖離している。
 

最安値をつけた後は前回安値の水平線まで上昇し、レジスタンスされ、下落が再開。(=日足でいう半値付近で"戻り売り"により下落が再開したところ)
 

 

下落の際に下降トレンドラインをブレイクするような動きがあったが(トレンド転換ではなく)"調整の買い"に終わり、下落が再開。(="下落のメジャードムーブ")
 

上位足同様に最安値の水平線付近でチャートが止まっている。
目線は下。

 

 

 

 

 

1時間足は4時間足でいう"調整の買い"が終わり、下落が再開したところから詳細に見ていくイメージ。

 

 

1時間足では4時間足での"調整の買い"から下落が再開した部分について、

 

①最高値をつけた後、"ダブルトップ"の形になり、

 

②最高値起点を下にブレイクし目線が下に転換。

 

③下目線になったことにより売りの勢いが強くなり、更に下落。

 

と、一連の流れをより詳細に見ることができる。

 

 

週の前半は割と素直な動きをしていたものの、後半は週末7日(金)の米雇用統計の発表を警戒してか、発表前は方向感のない動きをし、発表直後は乱高下の激しい荒い動きとなった。
 

また、引けにかけても微妙な動きをしており、最終的に最安値付近でチャートが止まっている。

目線は下。

 

 

 

目線は上位足の週足から日足、4、1時間足とすべての時間足で下目線である。
 

各時間足からも分かるように相場全体的に下方向(売り方向)の動きが強いと言えるが、環境認識でも述べたように、どの時間足でも最安値付近(=安値圏)推移している。

売りでトレードをする際は「高いところで売って安いところで買い戻す」というルールを遵守しており、今すぐに売りでトレードするのはリスクが大きいと判断できる。

また、主軸とする1時間足では週末7日(金)のNY市場での米雇用統計の発表を受けて乱高下した後にチャートが止まっているため、今後の動きが読みづらい状況である。



そのため、週明けにある程度相場が動いてからになるが、乱高下の際にもしっかり機能した実績があり、十分に上がりきった(高い)ところでもある最安値起点の水平線など信頼できる水平線付近でトレードしていきたい。
 

 

といった感じで以上になります。

 

来週も今週ほどではありませんが、11日(水)の米消費者物価指数をはじめ、注目度の高い経済指標の発表を控えている日があります。

 

どうしても月初めはこういった注目度の高い経済指標の発表が集中しがちなため、むやみにトレードすることだけは絶対に避けでください。

 

 

それでは!バイバイ

 

 

 

 

 


※あくまで投稿者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。