こんにちは兼業トレーダーTAKUです。
みなさん今週のドル円相場はどうだったでしょうか?![]()
先週の投稿で上位足(日足、4時間足)では下落後、半値付近まで戻したため、"戻り売り"が再開。
また、下位足(1時間足)レベルでは下降トレンドになっていると説明しました。
しかし、先週は週末のNY市場でファンダ的要因により大きく下落し、安値圏でチャートが止まっていたため、トレードをする際目指す方向は基本的に売り(下方向)ですが、先週以上に警戒が必要だと思っていました。
上の1時間足チャートを見ると分かるように、週明け早々に多少の下落はあったものの、安値圏ということもあり、下落の半値以上戻しています。
また、週の後半は1時間足の下降トレンドに対して引いた下降トレンドラインを上にブレイクしてチャートが止まりました。
ちなみに、参考程度ですが1時間足の赤◯の箇所のようにトレンドラインや機能する水平線をブレイクする直前はもみあいになりがちです。
ただ、短期足(1時間足)で下降トレンドラインをブレイクしたからといって、上位足(日足や4時間足)の"戻り売り"が終わったわけではないため、注意が必要ですね。
※上位足では↑赤線のような"戻り売り"になる可能性もある。
今週の相場はこんな感じでした。![]()
それでは、今週のドル円相場を振り返りながら環境認識をしていきましょう!

週足は白色の線
日足はオレンジ色の線
4時間足は黄色の線
1時間足は紫色の線
で波形と水平線を描きます。

→目線は下。

日足は週足でいう前回高値の起点あたりから詳細に見ていくイメージ。
日足は最安値と起点が大きく乖離する形で急下落があり、最安値をつけた後は下落幅の半値ほど戻し(上昇し)た。
半値ほど戻したところで、先週から"戻り売り"があり、下落が再開。
今週も下落の勢いを継続し、安値を更新。
現在は戻したところでチャートが止まっている。
→目線は下。


4時間足は日足でいう最安値の起点より少し前から詳細に見ていくイメージ。
4時間足では日足の下落の動きを詳細に見ることができ、4時間足も最安値起点と最安値が乖離している。
最安値をつけた後は、前回安値の水平線(=日足でいう下落幅の半値付近)まで上昇し、レジスタンスされ、日足同様に下落が再開(=戻り売り)した。
その下落の中で今週26日(月)に安値を更新したが、それ以降安値を更新できていない様子である。
また、下降トレンドラインを引くと上にブレイクさており、一旦下落が終わったと考察できる。
ただ、4時間足単体で見ると乖離した最安値と起点との間を推移しており、下目線であることは変わりないため、下降トレンドラインを上にブレイクしたからといって、上昇せず再び下落に転じる可能性は十分にあることを視野にいれておく。
→目線は下。

1時間足は4時間足でいう下落が再開したところから見ていくが、その下落の最安値あたりから更に詳細に見ていくイメージ。
→目線は下。

目線は上位足の週足から日足、4、1時間足とすべての時間足で下目線である。
先週でも述べたように、中長期的な大きな流れでいうと、大きな下落の後、戻しによる短期的な上昇があり、半値付近まで戻したため、"戻り売り"が再開し、その最中である。
4時間足でも述べたように現在は、戻り売りの中で下降トレンドラインを上にブレイクしたため、一旦下落が終わったとも考察できるが下目線のままであることから、上昇せず再び下落に転じる可能性もあるため、一概に上方向(買い)のトレードが堅実とも言えない状況である。
また、トレードの主軸とする1時間足を見ると最安値起点付近でチャートが止まっている状況である。
そのため、週明けにチャートが動きだしてからによるが、最安値起点に到達した際に
(①)レジスタンスされるようであればまだ、"戻り売りの最中"であると判断し、売り(下方向)でトレード、
(②)上にブレイクするようであれば買い(上方向)でトレードを考えていきたい。

ただ、1時間足の最安値起点を上にブレイクし、目線が上に転換したからといって上位足である週足、日足、4時間足も目線が上になるわけではないので、買い(上方向)でトレードする際は狙う値幅や損切りを明確にした上でトレードするようにしたい。
といった感じで以上になります。
8月も終わり、いよいよ来週から9月が始まります。
毎月、月初め(第1週)は週末金曜日に米雇用統計の発表があり、この発表によっては1ヶ月の相場の方向性を左右するといっても過言ではないくらい重要な指標の1つです。
それによって週末6日(金)のNY市場では荒い動きになる可能もあるため、注意が必要です。
また、週末以外にも注目度の高い経済指標の発表がある日がちらほらあるため無理にトレードせず、その分は先月の振り返りやトレードの検証などに当てて時間を有効活用しましょう。
それでは!![]()
※あくまで投稿者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。











