こんにちは兼業トレーダーTAKUです。
みなさん今週のドル円相場はどうだったでしょうか?![]()
先週の投稿で中長期的な流れでは下落があり、最安値をつけた後、下落幅の8割ほど上昇していたため、そろそろ"戻り売り"のタイミングだと予測しました。
今週の相場はまさにそのような形となり、1時間足レベルは大きな幅で下降トレンドとなっていました。
経済指標の発表前後を除いて、全体的にトレードしやすい相場感だったと思います。
ちなみに上のチャートは4時間足になります。
これを見ると、1時間足レベルで下降トレンドになる意味がわかると思います。
これが、俗に言う"フラクタル構造"です。
なので、1つの時間足単体でトレードするよりも上位足から順に環境認識してマルチタイムでトレードする方が当然トレードの精度は上がると思います![]()
今週の相場はこんな感じでした。![]()
それでは、今週のドル円相場を振り返りながら環境認識をしていきましょう!

週足は白色の線
日足はオレンジ色の線
4時間足は黄色の線
1時間足は紫色の線
で波形と水平線を描きます。

先週、先々週、目線転換の際の下落時と前回高値起点の水平線がサポートとして強く機能し、ヒゲでは抜けれたもののローソク足実体で下抜けることができなかった。
しかし、今週はローソク足実体でしっかりブレイクすることができ、売りの流れが再開しそうであると考察できる。
→目線は下。

日足は週足でいう前回高値の起点あたりから詳細に見ていくイメージ。
日足は最安値と起点が大きく乖離する形で急下落があり、最安値をつけた後は下落幅の半値ほど戻し(上昇し)ていた。
今週は半値ほど戻したところで"戻り売り"が出たと思われ、下落が再開している様子である。
→目線は下。

4時間足は日足でいう最安値の起点より少し前から詳細に見ていくイメージ。
4時間足では日足の下落の動きを詳細に見ることができ、4時間足も最安値起点と最安値が乖離している。
最安値をつけた後は
(①)下落分を食いつぶすように上昇していき、
(②)半値ほど戻したところで一時的にレンジになり、
(③)前回安値の水平線がレジスタンスとなり、下落が再開しているように見える。
日足同様に4時間足も"戻り売り"により下落の再開が始まったと考察できる。
※最安値と起点が大きく乖離しているため、その区間の水平線については1時間足で詳細に引いていく。
→目線は下。

1時間足は4時間足でいう前回安値の水平線でレジスタンスされたあたりから詳細に見ていくイメージ。
1時間足では4時間足の①~③の流れの中を目線を何度も変えながら推移していることが分かる。
最終的に週末23日(金)のNY市場でパウエルFRB議長の発言(ファンダ的要因)を受けて、大きく下落とともに目線が下に転換しており、現段階では最安値を更新中でチャートが止まっている。
→目線は下。

目線は上位足の週足から日足、4、1時間足とすべての時間足で下目線である。
中長期的な大きな流れでいうと、日足や4時間足で述べたように前回の大きな下落の後、戻しによる短期的な上昇があり、半値付近まで戻したため、"戻り売り"が再開し、その最中である。
また、トレードの主軸とする1時間足(短期的流れ)でも下目線のため、売り方向(下方向)のトレードが堅実であると判断できるが、週末23日(金)のNY市場での下落後、安値圏でチャートが止まっている。
※安値圏では"期的な戻しの上昇"が考えられるため、売りでのトレードはリスク(大)であると考える。
そのため、週明けの状況によるが、直近で目線の転換点となった最高値起点の水平線など十分に戻した(上昇した)ところでレジスタンス(=戻り売り)を狙い、売り方向のトレードをしていきたい。
といった感じで以上になります。
来週は29日(木)、30日(金)を除いて注目度の高い経済指標の発表はほとんどないと思います。
逆をいうと週末は注目度の高い経済指標の発表があり、NY市場でのトレードは注意が必要なため、トレードは中止し、トレードの検証や勉強をするなど時間を有効的に使いましょう!
それでは!![]()
※あくまで投稿者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。












