こんにちは兼業トレーダーTAKUです。
今週のドル円相場は先週に増して乱高下の激しい1週間だったと思います。
週明け10/30(月)は思惑通りテクニカル(水平線)も機能し、皆さん大きな利益を狙えたのではないかと思います!
一変して、31日(火)は植田日銀総裁の「粘り強く金融緩和を続ける方針」などの発言によりドル買い、円売りを誘発し円安の流れが急加速。
昨年高値の151.946円間近まで一気に上昇していきました。
(約300pipsほどの上昇
)
その後は「急上昇分を食いつぶす下落」が発生し、急上昇の起点付近まで下落していきました。
先週の投稿「10/30(月)からのドル円環境認識」でたてた戦略で下の赤◯のエントリーポイントがしっかり機能していると思います。
目線が下となったため、4時間足の目線の転換点(最高値をつけた起点)でレジスタンスを期待して売りを狙う戦略です。
※上図は前回投稿の画像を貼り付けました。
ご自身で現在のチャートと見比べてみてください!
それでは上位足から来週のドル円環境認識をしていきたいと思います!
ドル円環境認識
週足は白色の線
日足はオレンジ色の線
4時間足は黄色の線
1時間足は紫色の線
で波形と水平線を描きます。
週足は前回同様、上昇トレンドが継続中であるが、昨年10月の高値に近づき上値が徐々に重くなってきているように見える。
→目線は上。
日足は週足でいう前回高値のあたりから詳細に見ていくイメージ。
日足は148.460円~150.160円の間でレンジとなっており、先週末くらいにレンジ上限を上抜けたが、ダマシで終わった。
今週も、再度上限を勢い良く上抜け、10月の高値151.946円間近という状況でレジスタンスが入り、再びレンジ内に戻ってきた。(2回目のダマシ?)
現在は、151.714円を最高値とし、起点付近までレートを下げている。
→目線は上。(レンジ?)
4時間足は日足のレンジの中を詳細に見ていくイメージ。
4時間足を見ると先週の高値150.779円をつけた後、その起点を下にブレイクし、目線が下に切り替わったが、ファンダ等の要因で急上昇が起こり再び目線が上に切り替わった。
その後は、急上昇分を食いつぶすように上昇分の8割ほど下落して最高値をつけた起点付近でレートが止まっている。
→目線は上。
1時間足は4時間足で急上昇が入ったあたりから詳細に見ていくイメージ。
4時間足と同様の動きをしているが、最高値をつけた起点が若干違う位置にある。
ファンダ等による急上昇分を食いつぶす際に所々、戻しのない急下落が何度かあり、現在は最高値をつけた起点でヒゲでは下に抜けているがローソク足実体でサポートされていることが確認できる。
→目線は上。
トレード戦略
以上を踏まえてトレード戦略を立てると
目線は上位足から週足は上、日足は上(レンジ?)、4、1時間足は上である。
全体的に見てまだ、買い狙いのトレードで大丈夫だと判断できるが、1時間足を主軸とすると以下の2通りでトレード戦略を考える。
①急上昇を食いつぶす下落に乗っかり一時的に売りでトレードする。
急上昇分の約300pipsの間でチャートを見ると、その中で下降トレンドが発生しているように見える。
また、下落の際に直近で戻しのない急下落があり、現在のレートに至る。
そのため、週明けはその下落を食いつぶす上昇が入ると仮定し、一時的だがその下降トレンドの中で前回安値のあたりまで引き付け、戻しを狙い売りでエントリーする。
②堅実に買いでトレードする。
①で述べたように、現在は急上昇の300pipsの中で下降トレンドが形成されている。
急上昇を食いつぶす下落は割と素直に上昇の起点付近まで下落することがある。
そのため、4時間足での最高値をつけた起点が急上昇の起点でもあることから、4時間足での最高値起点の水平線でサポートを狙い買いでトレードする。
ただ、1時間足では目線が下に切り替わるため、エントリーポイントをローソク足実体で下抜けた場合はすぐに損切りを行うこと。
また、思惑通りにチャートが動き、目線が下になった1時間足が再度上になればポジションを保持していっても良いと思う。
と、いった感じで以上になります。
来週の注目度の高い経済指標の発表は7日(火)の米貿易収支、10日(金)の米ミシガン大消費者信頼感指数になります。
まだまだ、ファンダ等により乱高下が発生しそうな相場状況だと思います。
こんな相場状況だからこそ、自分のトレード戦略やルールを徹底し、決して値ごろ感でのトレードはしないようにしましょう。
トレードをしないことも継続して利益をプラスにするための戦略だと思います。
来週も頑張りましょう!
それでは![]()
※あくまで著者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。







