こんにちは兼業トレーダーTAKUです。

 

今週の相場は先週の下方向の流れに引き続き、6月中旬くらいからの上昇幅を食いつぶすような形で一気に下落して行きましたね。

 

まずは前回の環境認識です。

詳しくは7/10(月)からのドル円環境認識で説明しています。

※僕のトレードスタイルも軽く説明しています。

 

前回環境認識とトレード戦略

 

前回の環境認識での戦略通り、週明け(月)は週末(金)の急下落を食いつぶす上昇の動きや前回安値の水平線の水準が戻り売りとして意識されたりとしっかりテクニカル(水平線)が機能したように思えます。

 

 

戻り売りとして意識されたあとはほとんど戻しを形成せず、かなりの値幅で下落していったので、この流れに乗って100~300pipsくらい稼げた人は結構いるのではないでしょうか。

 

 

それでは、今週の相場を振り返りながら来週のドル円環境認識をしていきたいと思います!

 

 

ドル円環境認識

 

週足は白い線

日足はオレンジ色の線

4時間足は黄色の線

1時間足は紫色の線

で波形と水平線を描きます。

週足は目線が上方向に切り替わり、最高値を付けたあとサポートになりそうな前回高値の水準を下に抜け、最高値を付けた起点に向けて下落。


一度はヒゲで最高値を付けた起点を下抜けたが、ローソク足実体でしっかりサポートが入っているため、まだ目線は上方向

 

 

日足は今週11日(火)に最高値を付けた起点を下にブレイクし目線が下に切り替わった。


目線が下に切り替わったあとは、特に反応しそうな水平線もなかったためか(真空状態)素直に下落していき、以前中々上にブレイクできなかった137.500円付近がサポートとなっている。(レジサポ転換)

 

 

4時間足は日足でいう下落のところを少し詳細に見るイメージで先週の高値圏でのレンジ下限を下に抜けたあと、ファンダによる要因(先週7日(金)の米雇用統計、今週12日(水)の消費者物価指数)もあるが、一度戻しその後はほとんど戻しを形成せず、かなりの勢いで下落していっている。


最安値を付けたあとは、その起点付近まで上昇していき、ヒゲでは上に抜けているがロソーン足実体はレジスタンスされているため目線は下

 

 

1時間足は4時間足での下落を詳細に見るイメージで、最安値とその起点は4時間足と同じ水準で最安値の起点で2回レジスタンスされチャートが止まっている。

 

4時間足と同じく目線は下

 

 

トレード戦略

 

以上を踏まえてトレード戦略をたてると


まず、目線については週足は上日足は下。4時間足、1時間足も下という状況。


日足以下の時間足は下方向のため、売りで入るのが堅実であると思うが、長期的に相場を見るなら、週足は目線が上で最高値を付けた起点の水平線でサポートが入り、買いが入りそうなエリアにあることや日足で最安値とその起点がかなり乖離しており、安値圏にレートがあるため、すぐに売りで入るのはリスクがあると考える。(売りで入るなら高いところで売って安いところで買い戻すのがセオリーと考えるから。)


また、4、1時間足は最安値を付けたあと、起点の水平線付近までレートが戻り、一度ヒゲで上に抜けているため、今まで売りの勢力が強かったが、買いの勢力も復活しようとしているように見える。
 
そのため


①直近で売りで入るなら、4、1時間足での最安値をつけた起点でのレジスタンスを期待して売りで入る。

上にブレイクするようならすぐに損切り。

 

※リアルタイムで相場が動いているときならこのエントリーは有効だが、週明けで相場が再開した際、急に変な動きをすることもあるため少し危険。

 


②4、1時間足での最安値を付けた起点の水平線をローソク足実体で上にブレイクするようなら目線が上に切り替わったことになるため、しっかり上抜けたことを確認し、5分足レベルの下位足で、ある程度戻したところで買いのエントリー

利益確定は堅実に前々回の安値の水平線

 


※日足で最安値と起点でかなり乖離しているため、日足でいう下落中の戻しの部分を買いでとるイメージ。

現状、この2パターンのトレード戦略が考えられる。

 

 

来週は17日(月)が日本は祝日のため東京市場の時間帯は動きが鈍化する可能性があるため昼間はトレードできるか微妙ですね。

あとは、目立つ重要な経済指標は18日(火)の米小売売上高と21(金)の日本の消費者物価指数(CPI)くらいなので、そこを避ければ来週はトレードできるチャンスがたくさんあると思います。

 

十分注意して頑張りましょう!!

 

※あくまで著者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。