「Df user exhibition "fusion" 8th at JCII」掲出作品 | KEN五島の写真家ブログ KenGoshima Photography                  建築写真・航空機・野鳥・夜景空撮・炭鉱遺産etc.

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札幌圏を中心に、建築写真・航空機・野鳥・夜景空撮・炭鉱遺産などの撮影に取り組んでいる写真家です。 My main candidates for photography are an industrial heritage,scenery,construction, etc.

先日開催されたニコンDfユーザー展「Df user exhibition "fusion" 8th at JCII」に
掲出した作品をご紹介いたします。写真展に掲出するのはかなり久しぶりの炭鉱遺産
「奔別炭鉱立坑櫓」です。Dfが発売されて間もない2014年2月の撮影になります。

Df PC-E NIKKOR 24mm f/3.5D ED


奔別炭鉱立坑櫓は1959年完成、翌年より操業を開始しました。高さは約51メートル、
深さは約735メートル。櫓の左右にはドイツ、日本製の巻上げ機を備え、東洋一と
謳われたそうです。しかし坑内環境などの悪化があり、1971年に閉山しています。

この時は夜2時、マイナス15度を下回り、大変寒く空気が澄んだ中での
撮影でした。星を点に写すため、ISO2000、20秒の露光で撮影を行なっています。
すぐそばにある街の街灯が少し強力で、立坑櫓全体を照らしてくれていました。

感度を上げても良好な画質であり、またPC-E NIKKOR 24mm f/3.5D EDを
操作しても引っかかることのない(D810.800はペンタ部が引っかかっていた)ことは、
Dfの大変素晴らしい点と感動しながらの撮影でした。