今日の写真はZeche Zollverein、ツォルフェアアイン炭鉱
第十二立坑櫓です。
ツォルフェアアイン炭鉱遺産群は2001年に世界遺産に登録され、
特に第十二立坑は象徴的な存在となっています。
1932年に稼働を開始しており、戦前にこれほど
巨大な立坑櫓が稼働していたことに驚きを覚えずにはいられません。
ツォルフェアアイン炭鉱が存在するエッセン近郊の炭鉱郡は、
日本と時期を同じくして多くが閉山となりました。
その困難を乗り越え、新たに産業遺産という価値を創出した
先見の明に学びたいと思います。
ドイツ炭鉱遺産の取材は2005年に行いました。
当時とは色々と変化したようなので、また再び訪問してみたいと思っています。
使用機材 D2X Ai AF-S Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8D
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