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KengoBlog 日々是思考

主に日々の思考の記録。たまに言動の記録。嗜好の記録も。

これだけ太く長くやれている女性シンガーは、同世代としては他に居ないが、アイドル時代、TKプロデュース時代を経て、今や(というかその後)、黒人っぽいテイスト満載で、別人のようである。


どの時代のアムロも好きだというファンは、どれくらい居るだろう?

おれはアイドル後期~TKプロデュース時代が一番好きである。1995年、安室奈美恵 with スーパーモンキーズ名義の「TRY ME ~私を信じて~」でブレイクし、「太陽のSEASON」「Stop the music」と立て続けにヒット。満を持してTKプロデュースで「Body Feels EXIT」をリリースしたのは、同年10月24日だった。年内に「Chase the Chance」もリリースしている。


ところでこの表題の「Body Feels EXIT」、発売前の8月にTKプロデュースのライブイベント「avex dance Matrix '95 TK DANCE CAMP」で披露している。


このアレンジがカッコイイ!
キーは高いし、サビの最後の♪Body Feels~ が特にこっちの方が好き。
全体的にメロディアスな感じが良い。
このイベントはテレビで放送されたので、痛烈に覚えている。
今もどこかに録画したVHSが残っている。
発売されたCDを聴いてすごくガッカリしたのも覚えている。
このイベントがCD化されたのに、この曲が収録されていなくてガッカリしたことも覚えている。
この時代は一曲一曲が強烈だなあ。

これだけ踊りながら、これだけ歌えているっていうのも、やっぱりこの人タダ者じゃなかったんだなと、改めて思う。


ちなみにこっちがCDバージョン。PVより。

■東国原知事、声荒らげ「ケンカ売っているのは…」(読売新聞 - 05月18日 21:58)



まくしたてて怒っていた知事をテレビで見た人は多いのではないだろうか?
「寝ずにやってるんです!」
そこだけ聞いたら、印象悪いわな。



今日の夕刊フジには、こんな記事が出ていた。以下引用===


 作家の麻生千晶氏は「そもそも、昨年の総選挙前に東国原知事が『自分を自民党総裁にせよ』と言った時点で、国民の多くは『こいつは勘違い男だ』と思ったのでは」といい、こう続ける。

 「東国原知事は就任直後、過去の挫折をわきまえて腰が低かった。県の名産品を一生懸命PRして印象も良かった。だが、県知事という権力を持ち続け、次第に傲慢な人間性が出てきたように思えます。大変なのは分かるが、今回の言葉遣いは上から目線で『公僕』という意識を忘れている。知事があのような姿勢では、一消費者として『宮崎ブランドを買おう』という意識にはならないでしょう」


===引用ここまで



このような印象を持った人もいることだろう。

ただ、昨日の記者会見はなんだろう? あれだけ感情をあらわにすることが無かった人だ。前後にどんなやりとりがあったのかという疑問だけが、ずっとあった。

記者の立場もわからなくもないけど、あの物言いでは、知事は怒るでしょう。
情報を収集し、精査し、詰めて、実行するという仕事という意味では、政治家もメディアもおれも同じ。知事がプロという言葉を使っているけど、まさにその通りだと思う。


ラジオで聞いた話だと、例えば牛だと、補償が一頭あたり満額で49万円だそうだ。
子牛を買うのに、40~45万。エサ代に40万くらいかかるそうだ。
もちろん他にも経費がかかるでしょう。

満額で補償が出たとしても、大赤字なのは明らか。
県だけの判断で、殺処分が無理なのは明らかでしょう。
そんなことを勝手にしても、賠償請求されるのは明らかだ。
結局は農家は同意するだろうけど、農家と県をケンカさせてどうする?


国の協力を待って、国からの補償がないと、そりゃ見切り発車なんてできないわな。
住民と話もせずに見切り発車してしまったがために、大モメになるのは世の常で、
最近も基地問題でそれをみんなが痛感したんじゃないの??
理想や思いつきを首長が発しても、混乱を招くだけだ。
ましてや非常事態なんだから。



で、

別に、人への印象や好き嫌いを、どうこう言わないけど、
批判する前にこれを見てからでいいんじゃないですか?
いつまでもテレビで流れないので、ネットで探してみると、あったあった。

 メディアリテラシーって、大事なことだとつくづく思う。
 なんで、そういう教育しないんだろう?
 権力者にとって都合が悪いから?
 国民は馬鹿で操作されやすい方が良いの????
 今回特に思ったわけではないけどさ。

なんでテレビのニュースはこんなところをニュースにしたかねえ?
流すなら全部流す。時間が足りないなら流さない。

そもそも、ここが会見のポイントじゃないんだから。



ちなみに、南日本新聞のサイトでは、この件に関しては触れられていません。




以下、全文書き起こし; http://d.hatena.ne.jp/ippei_mt/20100518/1274185636 より引用
上のYou Tubeでは、3分過ぎのところから。


前田「南日本新聞の前田ですけども、知事の仰っている非常事態宣言にレベルがあるっていうのが、今初めて聞いたんですけども、もう非常事態そのものじゃないんですか。11万頭も牛と豚がやられて、3000億の農産物産出額の1200億であるものが、もう潰れかけているわけですよ。だから、非常事態宣言の中にレベルがあるとかですね、ちょっと普通に理解できないんですけども。それから風評被害ですけども、風評被害というのはものがいっぱいあって、それが流通して、それに対して消費者が変に遠ざかっていくものが風評被害だと思いますけども、物が出てこない状態になりかねないということになっているわけでしょ。だから、風評被害あるということはある意味ではまだありがたいことかも分からない。つまりそれぐらい危機だと言うふうに思っているんですけども、知事のお話を聞いているとどうもそこらへんが出てこないからですね。それから今後のことについてお聞きします。防疫対策一所懸命やってますけど、このまま今の方法を続けるのか、それともワクチンなのか、それとも強制処分なのか、一定地域の中で。これは検討されてますか」


東「検討しています」


前田「どうされますか」


東「まだ分かりません」


前田「まだ?もうぼちぼち11万頭きているわけだから」


東「まだ決断はしておりません。検討しております。一歩踏み込んだところ。というのは、国の本部の地元対策チームがきたわけですから、その意味も勘案していただければ分かりますよね」


前田「いや、家畜伝染予防法ではですね、その主体(多分この単語)は知事なんですよ。知事なんです。知事なんですよ」


東「そうですよ。そうですよ。そうですよ」


前田「だから、知事がどう思うか、どうされるかっていうのが一番なんです」


東「話をしてます。検討してます」


前田「国じゃないんですよ。国じゃないんですよ。自分の」


東「法的に知事ですよ。確かにそうですよ。でも、国の協力が無かったら、いいですか全頭殺処分でいくらかかるか知ってますか」


前田「いやいやだからお金のこと言っててもいましょうがないんですよ」


東「しょうがなくないんです。そういったこともやらなければいけないんですよ。慎重にやらなくちゃ。地元の対策も地元の同意も得なければいけなない。もし全頭やるとしたらですよ?じゃないですか?それを簡単にですね」


前田「簡単に言ってないです。簡単言ってない。言ってない言ってない」


東「簡単に言ってますよ。相当な覚悟が必要なんですよこれは」


前田「ですから考えてるかどうかを聞いているんです」


東「地元の人たちにね、同意をひとりずつ取っていかなくちゃいけないんですよ。査定もしていかなくちゃいけない。それに対してエネルギーだとか人員とか埋設場所だとかその予算だとかコストだとかそりゃ尋常じゃないんですよ」


前田「じゃあ今のままで20万いったりするんですか?」


東「いやだから今そのポイントを検討して、どこだったらその非常事態だとか踏み込んだ対策をするかとか検討しているんです」


前田「してください」


東「してるんです。だからしてるって言ったのに、あなたしてるんですかって」


前田「いや知事の方が国が国がと仰るから」


東「国がと言ってません、協議しないとね、これはねパンデミック、伝染で。いいですか、もう宮崎県だけの問題じ

ゃないですよ。ですから全体の事を考えて」


前田「いやそうですけども、一番集中して出てるのが宮崎県だから、宮崎県の知事がリーダーシップを発揮しなければ」


東「やってるでしょ。だからやってますよ。検討してますよ」


前田「じゃああまり国が国がって言わないでくださいよ」


東「国が国がって国と協議しなくちゃいけない、市町村とも協議しなくちゃいけない、地元のみなさんとも意見交換しなくちゃいけないですか。私独断ではいやりますやらないですってそりゃ現場を知って、現場の人と話さなくちゃ分からないでしょ。そのへんは分かってくださいよプロでしょあなた?」


前田「いや分かってますよ。だから、期待して言ってるんじゃ」


東「だから一歩踏み込んだところはもう視野に入ってますよ。検討してますよ」


前田「ああ、そうですか。どっちの方向ですか。ワクチンですか」


東「分かりませんまだ。数種類ございますから、その対策は」


前田「はい」



宮崎「関連なんですが、今朝の赤松大臣の会見のなかで、ちょっと未確認なんですけど、ワクチンの使用を検討したいと、疾病小委員会のほうに検討するっていう話を持っていって、まあ理解を得たいというか、どういう意見がでるか聞きたいというふうにおっしゃっていたようなんですが」


東「もういっかいお願いします」


宮崎「ワクチン使用について、赤松大臣が大分踏み込んだ発言をされたようなんですよ。優先順位として、防疫指針の中にあげてあるワクチン使用が第一段階、次の段階としてもう視野にはいっているんでしょうか」

東「あのですね、先程も南日本新聞社さんにも言いましたけども、その入ってます。ワクチンも全頭殺処分も、強制屠畜。あるいはそれを複合してやるのか、数種類の判断がありますよね。みなさんもご存知だと思います。一歩踏み込んだってのはそういうことですよ。じゃあそれをどのタイミングで、どういうふうにご地元の皆さんに理解を得ながら、予算処置をしながら、もしトラブった時の法的処置はどうするのか、裁判訴訟になったときはどうするのか。そういうところをきっちり詰めないと、前には進めないんですね。見切り発車できないんですよ。それをずっと検討しているわけですよ。でもこれは、判断にですね、地元の農家の発生農家のあるいは処分される方たちの健康な牛、いや豚をですね。殺処分しなくてはいけない。その気持を考えた時に、早々軽々にはできないんですよ」


宮崎「宮崎です。軽々にできない事がよくわかっているから、我々はどういう風に国が考え県が考えているのかを」



========ここからニュースになっている内容===


東「だからそれを検討しているんです。話しあっているんです一所懸命。毎日。寝ずに。それをですね、検討しているんだとか、甘かったとか、処理が防疫対策どうのこうのとか、我々は一所懸命やってるんですよ我々は。地元の方達も一所懸命やっているんです。以上です。帰ります」

止められる


宮崎「知事、そういうことではなくて」


東「喧嘩売ってるのそっちじゃないですか」


前田?「喧嘩売ってないですよ」


東「ほんとですか?」


前田?「防疫をどうしようかっていう」


東「そうですよ。それをやってるんですよ。詰めてるんですよ一所懸命」


宮崎「具体的に今どのような、お伺いしたかったのは今わかりましたけども、どのような検討をして、それがどういうタイミングでいつ判断なされるのかって言うことを知りたかったんですよ」


東「軽々にものを言えますか?じゃあ、ずーっと私がそれを言わなかったのは、言及してこなかったのは、現場の発生農家とか農家さんたちの気持ちがわかるからですよ。軽々に私が全頭処分って言ったら皆パニックになりますよ。だから、それは最後まで言っちゃいけないことなんですよ。私はそう理解しているんですよ」


宮崎「ただ、知事自身がおっしゃったように、昨日国のチームがこちらにいらっしゃいましたし、軽々に言えないだけれども、県民の多くがそのタイミングやスケジュールをどういうふうに進めていくのかを私は最低限知りたい」


東「ですから、非常事態宣言で皆さんにご認識をいただくっていうのはですね、こういう状態なんだということを発生地域外の方たち、あるいは一般の方たちにも分かっていただいて、大変なことなんだと、そしたら一番最善な方法はどういうことなんだろうと。これ以上拡大を防ぐためにですね。それを皆さんの意見を聞きながら、最終的に私が判断しなければいけないわけです。政治判断ですよ仰るように」


宮崎「その時期は昨日、副大臣も言及されたかに感じますが、今週内というような考え方でよろしいでしょうか」


東「それは言及できませんけれども、地元のですね、何万件もある県内の地域でしょうけども、同意を一軒ずつとっていく。これをしなくちゃいけないですね。でも、どこまで同意をとるのか、そういったことの難しさを考えれば、全頭殺処分となったときに埋却地はどうするのか、人員はどうするのか、1 日2日じゃできませんよ。その時に、どう係留しておくのか。様々な事がある。だからそれを考えながらやらなきゃいけないんです。ですからどのタイミングでというのは私はですね、現場の意見あるいは国、市町村、関係団体、農協JA さん含めてですね、考えなきゃいけないと思っています。ですからいつだとは言えません」


ブログ移転しました。


まだ移転作業中です・・・。

カテゴリー分けなどできていません。


もうしばしおまちを。。

D-LOOPのMINAMIが亡くなっていた。噂にはなっていたが、事実だと信じたくはなかった。しかし、情報の出方や背景が、嫌がらせや誇張された話ではないという予感はしていた。


3枚のシングルと、企画アルバムに2曲(阿久悠作品:「白い蝶のサンバ」と「ロマンス」)参加して、活動を休止したのが98年。04年に復活してシングルとアルバムを1枚ずつリリースして、また活動を休止していた。

MINAMIの腰痛が原因だと報じられていた。

いつか、復活すると、それかソロでまたデビューすると、信じて待っていた。あの、美しいハイトーンボイスが聴けると・・・。


まさかの訃報。


去年の川村カオリに続いてしまったのか・・・・。この1年、訃報が多すぎる気がする。音楽界だけでもマイケルジャクソンや忌野清志郎・・・・野球界では小林繁、小瀬浩之。先月は、友達のお母さんが、今木村拓也が戦っている病と同じ、クモ膜下出血で、突然この世を去った。

今回の訃報は、03年に亡くなった秋吉契里の時となんとなく重ねて見てしまう。


いつしか訪れる永遠の別れ。


悲しみややるせなさは、言葉では表現できないと改めて感じる。


D-LOOPのヴォーカルMINAMIさんが急逝、正式に13年間の活動に終止符

3枚目のシングル「GLORY DAYS」 from HEY HEY HEY より

ペプシのCMがいい。
ラルクアンシエルが、あのI Love Rock'n'Rollを披露している。
原曲と雰囲気が違うが、それなりにかっこいい。(←褒め言葉だよ)


ペプシは昔からCMがいい。
イチロー×Brian Setzerの印象が強いからかな。
今のシリーズのコブクロは、GLAYの誘惑のPVに作りが似ている。


I Love Rock'n'Rollといえば、思い出すのが、ドラゴンアッシュのI Love Hip-Hop。
99年のヒット曲。サビをパクってて、許せなかった。
調べてみると、原作者に使用料を支払っていると、Wikipediaには書かれていた。
後にそうなったのかもしれないが、当時CD店に働いていたおれは、
原作者から許可が下りなくて(使用許諾に同意できなくて)、
出荷停止になったと記憶している。
回収こそされなかったものの、原作者からパクリを指摘され、それを認めた形だ。
まあ、何より、原曲のカッコよさを無視したアレンジだったのが許せなかった。
FLOWの贈る言葉も酷いよな。

これが一番有名なバージョン(指摘されるまで原曲だと思っていた)。ライブバージョンでどうぞ。

出場者募集という告知があったので、ABCのサイトへ行き、申し込んでみた。


数日後・・・・予選会案内のハガキが届いた。 すぐ来るものなんだ・・・と思ったが、どうやらこれだけでも結構運が良かったということらしい。

ということで、今日KKB(ABC系列の鹿児島の放送局)へ。事前にいろいろと予選会について、ネットで調べてみたけど、結局は行ってみないとわからんということで、とにかく楽しもうと思って参加。

何人くらい来るんだろうか? で、何人くらい選ばれるのだろうか??


ここで合格しても、今後1年間の出場権が得られるだけで、出場できるとは限らないらしい。そのあと、出演依頼が来ることもあるし、来ないこともある。来て自己都合で断らないといけないこともあるだろうけど、1年間はまた依頼が来る可能性があるということらしい。


そういえば、子どもの時からクイズ番組は大好きだったが、素人参加型とはいえ、こうやって実際に出場に挑戦するのは、初めてだ。

自信はあった。アタック25の問題は基本的に難しくないし(早押しだから)、あまりキャラを要求されるような番組でもないし、でもそうであれば、誰にとっても簡単なのだから、結局は簡単では無いな・・・なんて思ってはいたが。


会場に現われたのは17名。

おれは一番乗りしたのだが、既に別グループの予選が行われたようだ。 我々は第二組。ということは、計40名くらいの参加者だったのだろうか。


予選はまず、プロフィールなど自己アピールを記入。そして、筆記問題。これをクリアすると、面接となる。

その筆記問題。なんと30問を制限時間8分でするのだ。さすが早押しクイズ。これまで経験した試験で、どんなに難しくても、時間が足りないということを感じたことはなかったが、今回は時間が足りなかった。なんだっけ~?と頭を振り絞る時間がない。瞬時に解ける問題しか解けなかった。

そして、見事に散った。面接に進めず。解けそうで解けない問題が、ほとんど。一部全く問題あり。会場を去る時に答えがわかったのが数問。

結局17名中、3名のみ面接まで進んだ。

知っていることが、時間が無くて解けないって・・・・普段頭を使ってないのか? 老化か?? もちろん、知識・教養不足もあるのだが。。。


いや~・・・・・・・・・悔しい! また挑戦する。今度こそ、児玉清を唸らせて地中海クルーズの旅だ!


写真は今日のギャラ


KengoBlog 日々是思考

服装注意の国母が入村式欠席 (毎日新聞)


“オレ流”国母「反省してま~す」 (スポニチ)



思春期前の反抗期のガキじゃないんだから・・・と、初めは穏やかにこのニュースを読んだもんだ。世間には、最低限のルールも守らないことも、個性とかなんとか言って擁護するのがおるんだろうかなあと思っていたら・・・

さすがにあの記者会見を見たら擁護する気になる人なんてほぼ皆無だろう。このニュース日記も今回ばかりは正常な反応ばかりでホッとした。

朝青龍や亀田の名前を出す人も居るけど、彼らとは比較にならない無礼な振る舞いでしょう。服装が悪かったのはそんなに悪いことじゃないと思うけど、全く反省していない記者会見と、それを擁護する周りはどうにかならんかね? 小中学生のヤンキーのようにやりたいのなら、「何か問題ですか?」とでも言えば、馬鹿な幼い奴って程度で済んだのに。

即、強制帰国でしょう? 渡航費は自費で払ってもらいましょう。どうしても出場したいなら、日本代表じゃなくて、無所属で出てください。って、当然IOCがそんなこと認めるわけないけど。



アトランタオリンピックあたりから、“国のため”ではなく、“自分のため”に戦う代表選手が増えているという話を聞くようになった。純粋に自身が勝ちたい、競技や最高レベルでの試合を楽しみたい、という感覚が、“日本のために勝つ”という意識より強くなったと思える選手が増えたというのはおれも思った。世間の論調も肯定的でも否定的でも無かったと思う。どちらかというと、喜怒哀楽を素直に出す選手が増えた分、肯定的だっただろうか。

そのまさにアトランタオリンピックの頃、おれは、英語のライティング技法を習う授業で、“2つの意見を挙げ、片方意見で主張する”という書き方を習っていた。例えば“救急車を有料にすべきか” “消費税は上げるべきか”などなど、その理由とともにどちらかの主張をする論法を学んでいた(パッと思いつく例が堅いものですまぬ)。

おれはその授業で「オリンピックは参加することに意義があるのか、勝つことに意義があるのか」というテーマで書いた。よく議論されるテーマを選んだまでは良かったが、先生の教えたいことを理解していなかったおれは、その質問の答えとして「オリンピックは選手が持っている力を出し切ることに意義がある」と第三の主張を持ってきて、その先生を困らせた事を覚えている。

間抜けな論法だったが、この時の主張というのは、基本的に今も変わらず持っている考え方だ。おれは今も日本人としてその理念でオリンピックを見ている

日本代表に選ばれる選手というのは、その選手がその競技の日本で最高峰の選手であるということだ。その選手がもし負けたところで、他の日本人が文句を言うところじゃないだろう? その選手に勝てないのだから。日本で1位なら世界で1位になる可能性があるということだし、逆に日本で1位でも世界ではまだまだ下位である可能性もある。しかし、日本で1位になれないのなら、世界で1位になるのは無理ではないか(もちろんコンディション自体でその可能性があるトップ選手は僅かながら居るだろうが)。

かといって、オリンピックや世界トップクラスの大会に出場すれば良いというものではない。日本代表に選ばれた選手というのは、選ばれなかった他のすべての選手を代表して出場するから。“代表”なのだ。つまり、今回の問題につながる。勝てば良いという考え方でもない。

スノーボードの他の選手たちはどう思っていることだろう? スノーボードのイメージダウンに大きく寄与したことが明らかだ。トリノの時も、スノーボードの選手が選手村の壁を壊したなんていう問題もあった。

ましてや、オリンピックというのは、莫大な額の税金や多大な人の労力などが費やされているのだ。


こういったことを考えると、今からでも強制帰国させ、かかった費用を弁済させるというのは、無茶な要求ではないと思う。そこまでけじめをつけられてこそ、今後日本でのオリンピック招致に国民の賛同が得られるのではないか。



今回のこの話で、かつてのバスケットボール日本代表のあるエピソードを思い出した。長くなったのでその話はまた今度。

イチローが言っていたらしい。

「おれはナンバーワンになりたい。 オンリーワンが良いなんていう、甘っちょろいことを言っているやつは、大っ嫌いなんだよ!」


直接聴いたわけじゃなくて、ラジオでエピソードとして聴いた話なので、ニュアンスが若干違うかもしれないが、まあ、なんとも彼らしい考え方である。

それと同時に、トップアスリートとしては当然の考え方だと思う。ナンバーワンを争える立場に居られるからこそ、言える発言だ。また、オンリーワンが良い~のくだりは、チームメイトへの叱咤だとおれは解釈する。そしてもちろん、イチローのこれは、野球での話なんだと、思っている。


しかし、一般には、例のオンリーワンの考え方は、おれはまさにその通りだと思う。しかししかし、今の社会の一部は異常だ。順位を付けることを、異常に反発を感じる人が一部に居る。


例えば、期末テストの数学の点数の順位、運動会でのと競争の順位・・・ ひとつの基準で順番を付けることが、さも人間の総合的・絶対的な価値を判断しているかのような錯覚・・・。錯覚をもとにした、順位付けへの批判・・・。


そんなことがきっかけとなったとは思いたくないが、その一因にはなっている。

そう、“オンリーワン”が支持される理由のひとつ。

しかし、人それぞれ個性があって、性格が違っていて、まさに誰もがオンリーワンであること、それは、別に新しい考え方ではない。時代でもそうだし、人生でもそうだ。小中学校時代に気づくものだろう?


思春期を過ぎれば、こんな考え方は当たり前すぎて特に意識することがなくなった。まあ、中には、この考え方自体に反発を覚える人もいることだろう。ただ、新しい考え方ではないだろう? というのは強烈に思ったのである。

2003年、あの歌が大ヒットした時だ。

日本中誰もが感動したかのような、ちょっと大げさかもしれないが、社会現象に近いくらいの影響を与えた。「え? イマサラ??????」
当時25歳のおれの感想である。

当時10代の若者は、あの歌に衝撃を受けた人もいるかもしれないが、
おれは、いまさらあんなことに大人が改めて感じるものがあるということに、強烈に衝撃を受けた。

バンクーバーオリンピック開幕が迫っている。


前回のトリノで、日本は金メダルが1個と、イマイチ盛り上がりに欠けた。 どうしても長野の時の盛り上がりが非常に良かったので、みんなそれを期待してしまう。 メディアも、期待して取り上げる。

しかし、このメディアが要注意だ。


日本に限ったことではないのだろうが、日本のメディアは、自国の選手を過大評価する。予想が5位でも、期待は金メダルとなる。予想が10位くらいなら、メダルが期待される。そのメダルが期待される選手が、10位という予想を覆し、6位と健闘しても、世論は「なんだ~、6位かよ・・・」となりがちである。

かつて、千葉すずが「メダルきちがい」と、激怒したのも納得できる。

なので、おれは国際大会では、選手の客観的な評価を見るために、国内メディアだけでなく、各国の評判を見るようにしている。そのうえで観戦しないと、たいていはガッカリすることが多くなってしまう。


もうひとつ、メディアに注意しないといけないのは、日本選手が期待外れだった時によく使う表現「力が発揮できなかった」というものだ。誰の目にもわかるミスをしたり、コンディション調整を失敗したりした場合、こういうこともよくあることだが、「力が発揮できれば、優勝できた(勝てた、メダルが取れた)」という免罪符を使うことである。

“力を発揮する”ことができなくて、選手たちは苦しむ。
“力を発揮できる”からこそ、それだけの結果が出せるものだ。

もちろん、好きな選手がミスしたときに、ミスが無ければ・・・と思ってはいけない、などと言っているのではない。


指摘したいのは、逆のことを一切考えない報道が多いことだ。

逆のことというのは、つまり、日本選手が力を発揮して優勝し、ライバルが力を発揮できずに負けた際、“これが実力”と断じることだ。もちろん、調整面も含め、これが実力だ。

しかし、勝った時は実力にして、負けた時は実力にしない一部メディア(多数メディア?)の言うことを鵜呑みにしては、アスリートに大変失礼だと思う。


そういや、かつて、サッカーワールドカップと言えば、日本の対戦相手が、日本のよりランキングが低い場合、勝って当たり前、ランキングが高い場合でも、勝つチャンスは十分と、予選3戦全勝は十分可能ということを言っている解説者が居た。


こんな一方的なことをよく言えるものだと呆れたが、実際には3戦全敗だった(1勝くらいしたのか? とにかく予選敗退)。その解説者、全敗した日本チームに対し、「大健闘でした!」と絶賛していた。なんだ、勝てると言っておいて、負けたのに(3試合も)、なんでこんなに褒められるんだ? あんたの見解では勝てる相手に負けたんだぞ!?

まあ、そもそもランキングというのは、どの競技でも、必ずしも実力順では無いという前提が確かにあるのあるのだが。。。

それにしても、この偏向報道は酷いと思った。しかも、試合後のこんな矛盾した発言・・・。



ウィンタースポーツには詳しくないが、いや、詳しくないからこそ、少数の解説だけを鵜呑みにせずに、楽しもうと思う。世間ではフィギュアスケートの期待が高いようなので、とにかく偏向報道が起きないことだけは祈っておく。おれはフィギュアは興味無いが、直前の状況で、日本選手に厳しい戦いになるなら、それをそのまま伝えて欲しい。無理かねえ。。。


今回は、おれはベテラン勢に期待する。またオリンピックについてはそのうち書こう。