KengoBlog 日々是思考 -3ページ目

KengoBlog 日々是思考

主に日々の思考の記録。たまに言動の記録。嗜好の記録も。

ちょっと前に、テレビ朝日「お願いランキングゴールド」で、青春時代の名曲を語り合う! 『ストライク♪ミュージック』スペシャルっていうのをやっていた。

「同年代に生まれた3人が、青春時代に夢中になった名曲について、熱く語り合う音楽プレゼンショー」ていう内容なんだけど、この時は1975年生まれと1970年生まれでやっていた。他の2人ともに共感できれば、ボーリングに例えストライク、1人ならスペアとなって盛り上がっていた(が、この辺の表現はよく理解できんかったんだが・・・)。


ムショーにおれも考えてみたくなって、10曲決めてみた。
おれは1977年生まれ(正確には78年1月)。
同世代の方、共感できる曲が何曲ありますか?? 
世代の違う方、1曲でも共感できますか???


10曲選ぶというのは至極大変なことで、断腸の思いで外した曲多数。
その中でも、共感してもらうというのが趣旨のひとつのようなので、有名でないアーティスト・曲は極力外した。
また、1アーティスト1曲にした。発売日順。




まず1曲目は、おれが世の音楽というものに興味を持つきっかけとなった曲。
■ガラスの十代 光GENJI 1987.11.26

モロ光GENJI世代です。あのブームは凄かったし、後にあっという間に消えたブームの消え方も凄かった。この曲を観たくて「ザ・ベストテン」を見始めた。ローラースケートも買った。靴に付けるやつ。ブーツタイプに憧れたよ。ガラスの十代が4年生の終わりごろだった。小学生のうちははまってたな。


かっこいいアイドルも居ると知った
■Daybreak 男闘呼組 1988.08.24

いや、まあ光GENJIも当時はかっこいいと思っていたわけだけど、男闘呼組のかっこよさは別物だった。今、ロック系のアイドルって居なくなったね。演奏はデビュー当時はダミーだったらしいけど。この人たちの人気も光GENJI同様、短命だったなあ。コンピューターでいじっているみたいだけど、こういう声が当時かっこよく思えて、自分でどうやったら出せるのかいろいろ試してみたっけ。おれが人生で初めてカラオケで歌った歌。


復活に17年待った
■目を閉じておいでよ BARBEE BOYS 1989.01.01

「ザ・ベストテン」が初見。男女ツインボーカルのロック。びったまげた。後から考えると、演奏もすべてスバラシイ。当時はまっただけじゃなくて、ずっと大好き。92年の解散は本当にショックだった。2008年夏フェスで復活。2009年のライブは福岡まで行った。またやって欲しい。


このドラマは当時はまった
■ごめんよ涙 田原俊彦 1989.04.19

教師びんびん物語2の主題歌。89年の春。88年春のシリーズ1作目もはまった。1曲選ぶならこっちの方かな。1の生徒が5年生、2が6年生で、おれと同じだったのもはまった理由だろうか。月曜の夜は8時から志村けん、9時から徳川龍之介先生だった。2に西野妙子や観月ありさが出演していたことも後に話題になったな。今、こんなダンスをする人居ないね(郷ひろみくらい?)。


最後にはまったドラマ 
■ラブストーリーは突然に 小田和正 1991.02.06

中1の終わりか。これが最後にしっかり見た連続ドラマ。大人の恋愛・大人の生活に憧れた。イントロのギター音は、今でもやっぱり鳥肌が立つ。最近テレビで見るこの曲は、後のライブ映像が多い。ま、当時小田和正がこの曲をテレビで歌った記憶は無いけど。そういや初めて買ったCD。曲入りカセットテープは買ったことあったけど。


92年を代表する一曲!
■いつまでも変わらぬ愛を 織田哲郎 1992.03.25

大ヒットしたのにもかかわらず、何か埋もれてしまっている感がある。織田哲郎というと、作り手としては有名(それでも自身最大のヒットがおどるポンポコリンというのは・・・うーむ)すぎるほど有名だが・・・。それにしても、この曲を始め、ポカリスエットのCM・CM曲は名作が続いたんだなー。この年は、一色紗英だった。次のバージョンが楽しみなCMって最近無いなあ。


気持ちを盛り上げる一曲
■Over The Top LINDBERG 1992.05.22

LINDBERGは名曲が多くて、ここ数年だと「every little thing every precious thing」も外せないが、中高時代にスポットを当てて、このシングルになっていない曲を選ぶ。恐らくリンドバーグファンの中でも上位人気で、シングル以外ではトップ人気だと思う。この時代の夏のライブイベントってテレビを通してしか知らないけど、なんか良いなあ。


夏、熱くなった
■熱くなれ 大黒摩季 1996.07.08

92年のバルセロナでどっぷりはまったオリンピック。この時のもの(寺田恵子)も良かったが、96年のアトランタでは、この「熱くなれ」が、NHKの放送テーマソング。本当に熱くなった。決戦前のゾクゾク感がある。ここ数回のNHKオリンピックテーマはテンションが上がらない(表彰式には合う)曲調で残念。


人生で大切なものシリーズ
■Timing Black Biscuits 1998.04.22

「スタミナ」「タイミング」「リラックス」全部好きだけど、1曲選ぶとなるとこれかな。ビビアンスーがかわいくて興味を持ったユニットだけど、天野が意外と歌が上手かったり、何より楽曲が良かったり。テレビ番組の企画らしくて、番組は全く見ていなかったが、ブラビvsポケビも楽しみだった(見ていないのに)。余談だが、ポケットビスケッツをあしらったたまごっちの偽物みたいなのがあったよな? ・・・・かなりうろ覚え


良い声と良い演奏と良い詩と良いメロディ
■おなじ星 Jungle Smile 1998.06.24

ポップジャムの映像で。前奏から響き渡るベース音が良い。良い曲ほど形容するのが難しいと言いたくなる典型的な1曲。結婚式でも使わせてもらった。珍しくロングヒットを記録したけど、もっともっと売れても良かった曲。



とまあ、10曲。
全部読んでくださった方、ありがとうございます。
全部観てくださった方、さらにさらにありがとうございます。

1曲でも共感できるものがあったでしょうか?

それにしても、選ぶの疲れた。けど楽しかった。


あなたの10曲何ですか?
是非教えてください。
今日吉野家で豚丼を注文したら、何も言わなかったのに、“つゆだくだく”状態のものが出てきた。おれは普段から何も注文つけないが、つゆだくのときもあるし、つゆがほぼ無い時もある。店によって、作る人によって、バラバラのようだ。

ということで、急に思い出した事がある。

もう10年以上前のような気がするが、どこかで聞いた話(たぶんテレビかラジオだけど)。

東京都内の吉野家をすべて回って、牛丼を注文し、どこの吉野家がつゆだくで、どこがつゆだくだくか、といったつゆの程度を分析して雑誌か何かのコラムにしたライターが居た。

そのライターは、他にも「漫才コンビの距離」をテーマに、何十組ものコンビの立ち位置の距離を測っていた。具体的にどのコンビが何センチだったかは忘れたが、マイナス5cm(10cmだったかな? とにかく重なっている)から、確か30cmくらい離れているコンビまであったと思う。


あとは忘れてしまったが、このように労力を使う事をテーマに、いろいろ興味深い事をコラムにしていた。


これ・・・誰? 何の雑誌???

肝心なところが全く思い出せない。

知っている方、是非とも教えてください。今も連載しているのかな???
3.11から1ヵ月。

もう1ヵ月のような、まだ1ヵ月のような。
日本の生活が劇的に変わってから1ヵ月。
と言いつつ、おれの住む鹿児島では、変わったと感じるのはテレビなどから伝わる遠くの様子と、一時期ミネラルウォーターが売られていなかったくらいか。
あまり実感がわかないのが、正直なところ。

東北や関東に住んでいる人たちは、震度3や4では驚かなくなった、なんていうコメントをネット上で発信していたりする。おれは昨日震度2で、以前と変わらず、少しびびった。



1ヵ月前、おれは大分で仕事をしていて、車で鹿児島に帰るべく熊本方面に向かっていた。大分市の中心部を抜け、ファミレスに立ち寄った。遅めの昼食を注文したのが3時。注文して、いつものようにmixiやニュース等をチェックしようと、携帯を取り出した。まずYahooニュースにつながらない。mixiにもつながらない。つながったFacebookのチェックを済ませ、再びYahoo接続を試みた。やっとつながったと思ったらトップに「津波情報」の文字。なるほどそれでつながりにくいのか・・・・などと思いつつ、その少し前にあった大きめの地震と同程度のものかと思っていた。

が、ニュースの項目をよく見ると「仙台で震度7」

!!!!

本当に凄い津波が来るのか!? と、慌ててテレビ(携帯ワンセグ)をつけた。どのチャンネルも地震特別番組になっていた。この時点で恐らく3時5分~10分頃だったと思う(地震は2:46の出来事)。6mの津波が来ると警報を出していた。しばらくすると、それが10mに変わった。

これは凄いことが起きている! と、ひとりでアワアワしていた。大分のファミレスの他の客は、誰も気づいていない。主婦と思わしき人たちが、3グループほど居たが、楽しくおしゃべりを続けていた。そりゃそうだろう。大分に津波が来るわけじゃない(注意報は確か出てたけど、海の近くじゃないし)。

それから、食事を終えて、テレビ(携帯ワンセグ)もラジオもつけて鹿児島に向かった。山道でテレビはほとんど受信しなかったけど。



その後、津波の映像が繰り返しテレビで流れ、関心は原発に移っていき・・・・これらの状況は改めて書き記すまでも無いだろう。



今の関心事は、放射能と、夏の電力状況。




あれから1ヵ月か。
mixiとFacebookの比較論や、Twitterまで含めた比較論など、ひととおり語り尽くされた感があるが、先日ラジオである人が興味深い指摘をしていた。それは・・・

「mixiはYahoo的で、FacebookはGoogle的」

今日も匿名性の部分がどこかでか取り上げられていたし、自分自身が両方のユーザーなので、良い部分悪い部分それなりに理解していたつもりだが、これはおもしろい見方だと思った。

ニュースの伝わり方で考えるとわかりやすい。mixiはmixiニュースというサービスがあり、ニュース(にならないくだらないコラム含む)をピックアップしている。さらにこちらが興味あろうがなかろうが、どんなジャンルだろうが、mixi側が勝手に選んで注目のピックアップなどと、トップニュースまで選ばれている。

一方Facebookは(Twitterも含まれるが)、話題のニュースはユーザーが結果的に選び出す方式だ。他の人にも伝えたいと各ユーザーが選び出せば、結果的にそれがトップニュースの役割を果たす。

この要素は、mixiの方が日本では人気がある理由の1・2番目では決してないのだが、納得するに十分だった。日本人はmixiやYahooのサービスのように、提供側が「して差し上げ」ないと、利用しない。これは決してインターネット上のサービスだけではない。あらゆる面でそうだ。これは時に、きめ細やかで気のきいたサービスとして賞賛されるが、時に、人の考える力を低下させるものにもなる。

両者が現状のサービスのままだとして、Facebookのユーザーが追い越した時に、日本は変わる! ・・・気がする。言い過ぎか? なんかmixiをけなしたような書き方に見えるかもしれないけど、あくまでこのポイントに限ればこういう違いがあるということ。両方活用してまんがな。
思い起こせば、おれが初めてホームページを作ったのは、2000年になってすぐだった。

ホームページは誰でも作れるという事を知った同時期に、まぐまぐを利用したメールマガジンを発行したくなった。NBAのニュースをまとめて、またバスケットボールに関するコラムを書いて、情報を発信したくなったのだ。ホームページはメルマガを発行するにあたって、母体となるページと、登録・解除をするページが必要だったため、やっていこう!と、強いモチベーションのもと、スタートさせた。

当時はスポーツジャーナリストというものに、強い憧れを持っていた。今考えると、単なるファン目線での分析で、単なる感想を書いたものがほとんどだったが、この時に無料で初心者でも作れるということで、登録したのがSimCommunityというサーバー(?)だった。なので正確に言えば、ホームページを作ったというより、SNSやブログのような「情報発信ができるページを利用した」ということになる。


ちょっと前に、ふとこのSimCommunityの存在を思い出した。


せっかくなら、と思い、バスケットボールメインでありながら、様々なエッセイを書いた。

プロフィール、日記、掲示板、あしあとなどで構成されていた。
mixiと同じじゃねえか!

日記にはコメントが残せた。あしあとから、その人のページに行くことができた。コミュニティ機能は無かったが、元々のmixiと機能はほとんど一緒だ。放置していたおれのページを探してみたが、SimCommunity自体がなくなっているようだ。


かつて流行して、今は跡形も無いサイトって結構あるけど、SimCommunityもそのひとつ。mixiが大流行したのに、SimCommunityはなぜ姿を消したのだろう?
こんなテーマだと、かなりの量の文章が書けそうだが・・・・

テレビ・新聞にできなくて、インターネットでできること・・・はい、みんなが思っていることであーる。しかし、ほんの少ーし人と違う、あまり聞かれない意見だと思うので、ちょっと書いてみる。


テレビのニュースは、トップニュースというものがある。10分のニュースにしろ、1時間のニュースにしろ、通常は最初にその日の最も大きなニュースを取り扱う。後ろの時間帯に特集を長く組むことはあるが、通常は重要なニュースを順に扱う。時折、各局がどの順番で扱ったかということが話題になるこものある。

新聞だと、その比較という意味ではもっと顕著である。(以下、新聞は紙面によるニュースを指す) テレビで、各紙「今日の一面は・・」なんていう話題は挙げられるし、スポーツ紙だとさらに顕著だと思う。あらたにす(http://allatanys.jp/)なんて、その趣旨でも作られたサイトだ。新聞は完全に形に残るので見れば見るほどおもしろい。ある新聞は一面で大々的に取り上げているのに、他の新聞では記事が載ってすらいない場合もある。スクープでも無いのにかかわらず。

新聞での扱い方がどれだけ大きかったかというテーマに着眼したおもしろい本がある。「爆笑問題の死のサイズ」という本だ。新聞の死亡記事の大きさで1950~1999年のランキングを集計。誰の死が大きかったのかというのを、記事のサイズで測っている。あの人の記事がこんなに小さいの?ていうものもあったりする。後に知られる存在になった人も居るし、これはこれで興味深い切り口である。

もちろん、テレビや新聞で報じられるニュースは、受け手からすれば、「それが今日のトップニュースじゃないだろう!?」っていうこともあるし、夜のテレビニュースで、3番目や4番目までニュースが各社一緒だと、打ち合わせでもしたのだろうか?なんても思ってしまうこともある。


一方、インターネットのニュースなのだが、トップニュースは1日に何度も目まぐるしく変わる。結局その日のトップニュースが何だったのかわからなくなったりする。アクセス数ランキングなんかは、ネットならではだが、だいたいトップニュースに掲載された時間に比例しているので、興味深い結果が出ることはほとんどない(検索急上昇ワードランキングなんかとは本質が異なる)。

ネットというのは、新聞と違い基本的にはスペースが無制限、テレビみたいに時間の制限があるわけでもない。大きなニュースなら、どれだけでも大きく報じることが技術的には可能だ(各社内規があるのだろうか?)。新聞はスペースが限られている、テレビニュースも時間が限られているので、大きなニュースが同じ日に起きてしまうと、相対的に扱いが小さくなってしまう。最近でいうと、不謹慎ながら、宮崎の新燃岳と鳥インフルエンザの扱いがどちらが大きいか、注目していた。どちらかなら、圧倒的なトップニュースだっただろう。


もうひとつ不謹慎な例を挙げると、もしも日航機ジャンボ機事故と宮崎勤逮捕と阪神大震災と地下鉄サリン事件が同じ日に起きていたら、その日のニュースはどうなっていたのだろう?と想像する。可能性として同じ日に起こりうるのだから。


今後インターネットが中心になっていくであろうニュースの報じられ方は、トップニュースとそれ以外のニュースなど、ニュースの大小の扱いはどうなっていくのか、興味のあるところであーる。
なんてナルシズム溢れた日記なんだ~と思わずに、ちょいと読んでみて、自分に当てはめて考えてみても、きっとおもしろいよ。

おれを知っている人には、スポーツ好きだと思われている。それは間違いではないのだが、サッカーに興味が無いと知られると、意外だという反応をされることが時々ある。ここ数年でやっと慣れたが、「昨日見た!?」なんていうことを訊かれても何のことかわからず、後からサッカーの試合中継の話だったってことが以前はよくあった。

おれが好きなのは野球とバスケットボール、あとボクシング。で、サッカーは好きじゃない。・・・となると、野球・バスケットボール・ボクシングにあってサッカーに無いもの(要素)は、何だ!? 表題の自分に興味があるというのは、そういうことなのだ。

つまり、自分の嗜好の共通点。とりあえず一例として、スポーツを挙げたが、この疑問が永年解けない。バスケットボールとサッカーは、フィールド上でボールを運んで得点を競う、という意味では似たスポーツだが、かたや好きでかたや好きでないというのはどういうことだろう? ちなみに同タイプの競技で言うと、ハンドボールは見る機会はあまり無いが、どちらかというと好き。ラクロスやホッケーはあまり興味が無い。アメリカンフットボールは試合を丸々見ることはほとんどないが、ハイライトで見ると好き。アメフトがあるからサッカーに興味が無いというのは、アメリカ人の嗜好と同じなのだろうか?

バスケットボールと野球の共通点と言えば、アメリカ生まれということ。野球は特殊なタイプの競技に思える。似たものと言えばソフトボールとクリケット。ソフトボールは好き。クリケットは興味が無い。

ボクシング好きだというと、格闘技好きだと思われるが、ボクシング以外は興味が無い。敢えて言えば、小学生時代に今話題の大相撲が大好きだったくらいで、プロレスもK-1も総合格闘技も興味が無い。

やるのが好きで、見るのが好きじゃない、その差が大きいのがバレーボールと卓球。テニスも見るのは惹かれない。やるのも興味が無い。この辺は共通項として分かり易いかな。

野球とバスケットボールのどっちが好き?と、よく訊かれる。野球は阪神タイガースの試合以外はさほど喰いつかないことを考えると、バスケットボールかなあ・・・と以前は思っていたが、決められないなあ。しかし、バスケットボールと野球に共通するのは、力任せのプレースタイルは好きじゃない。特に野球はMLBよりNPBのスタイルが良い。かといって、日本の高校野球はあまり興味が無かったりする。

まあ、まだ話題に挙げていない競技は多々あるし、野球やバスケットボールの好きな要素の共通点もいろいろあるんだろうけど、まずは単純に「野球とバスケットボールとボクシングにあって、サッカーにないもの」を今後も探していきたい。



つづく
間違って吉田ヒロって書いてしまった。

芸名“水嶋ヒロ”を伏せた上で書いた作品がポプラ社小説大賞を受賞したことが、物議を醸しだしている。様々な陰謀説を唱える人たちが居て、いたく気の毒に思う。作品を読まずして、そこまで非難するのはなぜ??

この賞は今回で5回目(今回で終了)だが、過去4回の受賞作品をひとつも読んだことがなく、彼の作品も読んでいないおれは、なんとも感想を持ちづらいが、ほとんどの人が同じ境遇じゃないのか? ポプラ社を非難している人も居るけど、過去の受賞作品を読めば、この賞に価値があるかどうかは一目瞭然だろう。

そもそも文学賞なんて、審査員の主観が大きく影響するわけだし、どの賞にしろ、良い作品かどうかは、各々が感じ取れば良いだけのこと。

まあとにかく、読まないうちから、どうこう言うのはどうなの?



ダルビッシュは本当に良い男になったと思う。投手(=野球選手)としてはもちろん、コメントやインタビューの受け答えなど、本当に上手になったし、筋の通った男だと感じさせられる。Twitterを読んでいても、感心することが多々ある。

その彼が、離婚危機だと誤報誌に“スクープ”された。ちなみにこの雑誌は同号で福山雅治と小西真奈美が結婚すると報じ、日本全国から失笑を買っている雑誌だ。ダルビッシュの離婚危機が真実かどうかはどうでも良いが、メジャー移籍の誤報を大々的に報じていたサンスポが、この騒動に乗じて、ダルビッシュ叩き攻勢を強めている。

メジャー移籍騒動の時に、それを否定するコメントをなかなか出さなかったため、おれは今度こそ噂じゃなくて本当なのか・・・と思ったこともあったが、時間を空けて完全否定。おれは、タイミングからして、来年の下交渉が終わってから公表したものと解釈している。いくらダルビッシュとはいえ、球団が必要ということが明らかにならないと、勝手に“来年もファイターズでやります”とは言えないからねえ。




良い男とか、人気者っていうのは、いろんなところから足を引っ張られるけど、本物は、そんなことでは全く動じないんだよなあ。おれならすぐこけるけど。ま、その前に誰もおれの足を引っ張ろうとは思わないだろうけど。良い男じゃなくて良かった!
導入の議論があることを知った時から、おれは一貫して反対である。

母語である日本語がまともに話せないうちから、第二言語に手を出して、効果的に習得できるとは思えない。たとえ習得できたとしても、それには母語の習得に大きな犠牲を生むことになると思う。

さらに、授業数が限られる中で(昨今の“脱ゆとり”において授業数が増えるとしても)、現代の漢字力低下、日本語力の低下、理科離れ、数学離れなどを差し置いて優先すべき事項では無い。


これまでより2年早く"This is a pen."や"Hello, my name is Nancy."が言えたところで、さほど意味があるとは思えない。そもそも英語や日本語にこだわる以前に、話す中身を鍛えることに興味を持たない現状に、何も感じない教育者が居るのなら、それはそれは恐ろしい。

メディアで小学校での英語教育の話題になると、おれの知る限り、大学の言語学や英語教育の教授・准教授、教育産業に関わる人たち、英語を使う通訳者・翻訳者など、こぞって反対している。方針が決まった今、わざわざ賛成する人はその意思を表明しないのかもしれないが、揃いも揃って反対意見しか聞こえてこないから驚くのだ。

ひょっとして、文科省の官僚だけが勝手に推し進めてる??


日本人は中高だけでも6年は英語の勉強をするのに話せないなんていう議論はもう何十年もなされている。そのやり方に改善の余地があるのは言うまでも無いが、その解決策として、もうあと数年(=小学校のうちから)という考え方であるとするならば、なんとも愚策としか言いようが無い。(この改善策というのは、また大きなテーマとなるので、ここでは省略する)


戦後日本の成長を支えてきた要因のひとつとして、100%に限りなく近い高い識字率が挙げられる。おれには、この愚策が、日本の識字率崩壊に繋がるのではないかと思えてならないのだ。非常に危惧している。

日本人の頭脳は、どこへ行こうとしているのか?
Blankey Jet Cityは90年にメジャーデビューして、00年に解散した。
実働10年活動し、解散して今年で10年になる。
というわけで、勝手に活動再会を期待していたのだが、今年を含め、当分その気配は無いようだ。

というのも、ベンジーと照ちゃんが新バンドを結成、11月3日にファーストアルバムをリリースする。バンド名はPontiacs。ドラムには有松益男を迎えている。

これまでも、ブランキーの3人は解散後、それぞれのソロ活動(というよりそれぞれの新バンドでの活動)に参加し合うことは幾度とあり、バンド解散によくある不仲説を吹っ飛ばす状況は度々あった。

が、2人一緒にやるなら、達っつぁんも一緒にBJC復活といって欲しかったもんだー!

もちろんメンバーの気持ちは違うだろうが、はたから表面的に見てみると、ドラムを替えてバンド名を変えただけのように思えてならない。BJC時代の曲もライブではやるだろうし(ベンジーがこれまでやってきたように)。

そう思うと、この新しい(!)ドラムの人(という言い方を敢えてさせてもらう。おれはよく知らないし)にかかるプレッシャーはもの凄いぞ。いやがおうにも周りは師匠と比較するでしょう。なんかかわいそうだ。きっと本人は周りが思うほど意識しないのかもしれないけど。


10年前、BJCの解散が決まった時、おれは泣いた。というか涙が自然と流れた。これまでも大好きなグループの解散でショックを受けた経験は何度もあるが、この時ほど不意を突かれた感が強かった衝撃は無い。

学校が授業登録の日で休みで(まだWyomingで学生だった頃だ)、オーストラリアから友達が届けてくれたオージーBEERを飲みながら、爆音を響かせ、この「不良の森」を涙を流しながら聴きまくったことを思い出す。この時の涙は快感の涙だった。酔いと良い音楽・・・・きっとヘロインとかってこういう快感なのかなあって時々思う。

この曲自体大好きだが、映像もとても好きだ。ワイオミングのグランドティトンNPを思い起こさせる。この寒さが、だぶって感じられ、なんか懐かしい。

 →不良の森<PV by YouTube> 埋め込み無効になってるのでリンク先で見て(聴いて)ください。

いまさらだけど、おれの元々のニックネーム、KengoJetCityは、Blankey Jet Cityが由来だ。BJCというバンドは、ブランキージェットシティという架空の町が舞台らしい。それを真似た。後にあまりに露骨なのでKengoJCと略し今に至るが。

それにしても、10年か。メンバーのその後の動きを、時々知ることがあるが、やっぱりなんだかんだで、10年前でおれの中では止まったままのような気がする。