こんにちは、ケンゴです。
7月に入ってまいりましたが、
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
相変わらず雨は降っているのでジメジメ感が半端ないですね・・・
そんな中でも学ぶことをやめたくないということで、
今日も竹花さんのYoutubeで学ばせていただきました。
(一番下にURLを載せておりますので、
ぜひ直接もご覧になってください!)
本当に考え方がすごい・・・
今日のテーマは
事業を作るうえで大事なこと
です。
以前に作り方を書きましたが、
作った後に大事にすべきことが主な内容となります。
内容は
①データに固執しない
②スピード
③効率化
④新規に固執するな
⑤クオリティマーケティング
となっております。
以下、説明していきます。
①データに固執しない
何かを始めたらデータってすごく気になりますよね。
例えば、現ユーザの満足度や利用者の層等、
そういったものを参考に次のビジネスを考えたり、
サービスの方向を転換したりと考えますよね。
しかし、それでは成功しないそうです。
理由は明らかで、
そういったことは既に大手がやっているからです。
まったくの新規サービスであれば、
十分価値のあるものだと思われますが、
大手と似たようなサービスを提供している場合には、
データの数、質、リソース等で圧倒的に不利です。
スタートアップの段階からそこに勝負を挑むのは無謀でしょう。
では、スタートアップ時にはどういったことに目を向けるべきか。
それは「現場の声」です。
例えば1万人の顧客データを集計し、
最適解から新たなサービスを提供することは大手がやります。
(勝てないです。)
なので、私たちは、平均的な解答では満足できていないお客様にターゲットを絞ります。
そして大事なことは、必ず1人に絞ってサービスを提供することです。
100人の不を解決するのではなく、
1人の不を解決するのです。
これは次の話にもつながってくるのですが、
資本も人員も技術も顧客数も圧倒的に少ない私たちは
いろんなことに手を出す余裕はありません。
したがって、たった1人を満足させることに対して徹底的に考えるのです。
②スピード
そして次はスピードです。
もしかしたら言わずもがなかもしれませんが、
おそらく、皆さんが思っている以上のものが必要です。
そもそも、スタートアップの会社が社会に対して勝負できるものはなんでしょう。
上記の通り、基本的なスペックでは圧倒的に大手に負けます。
そう、スピードです。
しかし、これは開発を急ぐといったスピードではありません。
(もちろん、この部分も必要ですが。)
これは、「市場に出すスピード」を指します。
お店ができていないから、
システムが完ぺきではないから、
方向性がまだ定まっていないから等、
市場にサービスを提供しない理由はいろいろあるでしょう。
しかし、その時点で既に遅いのです。
未完成でもいいんです。
むしろ、ほかの人よりも多く目に入ってもらうことが大事ですし、
上記でも記載した通り、「現場の声」がすごく大事なんです。
解決策を提案する相手が欲しいものは本当に自分が考えているものかどうかを確認する意味でも、
いち早く現場に届けたほうがより早く改善ができるはずです。
その繰り返しこそが、大手にも負けないスピード感なのです。
したがって、何かをやると決めたら未完成でも市場に出すことが大事です。
③効率化
次は効率化についてです。
これもおそらく皆さんは頭ではよくわかっていらっしゃるのではないかと思います。
しかし、竹花さん的に言えばもっと効率化しなければ大きくならないとのことです。
考え方としては、
1万人のお客様が明日問い合わせてきても対応ができるぐらいの効率化が大事です。
これは、1万人の顧客を問題なく回すことがゴールではありません。
これは、効率化できることに時間をかけていることが、
時間や人員の無駄になりますし、
回せていても大人数で何とかやれているような状態だと、
拡大性がなくなってしまいます。
例えばお客様からの問い合わせに対して、
コールセンターを用意していた場合、
1万人の顧客がいたらそれだけ多くの問い合わせがあることでしょう。
しかし、問い合わせ内容がある程度類型化できるのであれば、
コールセンターで対応するよりも、
LINE@で質問を選べばすぐに回答を出せる仕組みにしたり、
AIチャットを設定して、質問に対する回答を事前に用意しておけば、
コールセンターに多くの人を用意する必要がなくなります。
そこにかかる時間もコストも無くなるわけです。
ちなみに、竹花さんはこれで1万6千人の顧客に対して、
コールセンター業務をする人を1人して成立させているそうです。(笑)
やば。
つまりは、定型化された業務をいかに時間とコストをかけずに処理できるかが大事です。
④新規に固執するな
そして次は何とも大胆なものです。
ちなみに竹花さんは「新規はいらない」と断言していました。
ただ、勘違いが起こらないように事前に話をしますが、
新規お断りを意味してはいません。
もっと既存のお客様を大事にするべきだと仰っています。
これはどういうことかというと、
ARR(Annual Recurring Revenue(年間経常収益))をもっとしっかり見なさいということです。
※ARR・・・毎年決まって得られる1年間分の収益、売上のこと。いわゆる年間売上。
そもそも、新規を獲得しなければいけないと考える理由は、
売り上げを上げたいからですよね。
売り上げを上げたい、
↓だから
新規獲得を目指す
でも、それで本当に効率的に売り上げが上がっているのかということです。
マーケティング用語的には「1:5の法則」というものがあります。
これは、新規を獲得するのに必要なコストは、既存に対するアプローチの5倍の費用が掛かるという法則です。
例えば、サービスを1000円で提供しているとします。
既存のお客様を集めるために必要なコストが200円だとします。
そうすると新規を集めるためには1000円のコストが必要ということになります。
これだと、新規を獲得できたとしても、
利益になっていないですよね。
したがって、
新規獲得はあくまでも売り上げを上げるための手段であるから、
既存顧客にアプローチできるのであればそちらのほうが圧倒機にコスパがよいのです。
つまり、既存のお客様にもっと使ってもらえるようにするためにはどうしたらいいかを考えることが
売り上げにとって大事なのです。
⑤クオリティマーケティング
今の時代のマーケティングは2つあるとのこと。
それは、オークションマーケティングとクオリティマーケティングです。
オークションマーケティングとは、
掲載料を多く払ったほうが上位に表示されやすくなるもの。
クオリティマーケテイングは、
質で勝負。
これはすごく簡単で、
要するにオークションマーケティングでは大手に対抗できない。
だからクオリティマーケテイングをしましょうというものです。
では、質で勝負するといってもどうしたらいいのかというところですが、
こちらについては以前書いた
「事業の作り方」
https://ameblo.jp/kengochannel/entry-12607505730.html
こちらの考えからが参考になると思います。
最後にまとめると、
ターゲットは1人にしてさっさとサービスを市場出す。
そして、効率化を徹底し既存顧客へのコストのかからないアプローチを考える。
以上。