美容液やクリームなどの「与える」化粧品
何となく、「たくさんつけるほど良い」と思いがちですが、ここには大きな落とし穴があります
「肌の奥まで浸透して潤います」と言われると、奥までどんどん吸収されるように思いますが、お肌は元々「入れるところ」ではなく「出すところ」ですね
化粧品が作用してよいのは「角質層まで」と薬事法でも明確に決められています
ですから「肌の奥まで」と言っても、実際には化粧品は角質層に残っている状態
それによって、お肌を一時的に潤わせたりハリを持たせたりしているわけです
ですが、その残った化粧品は時間が経てば酸化したアブラ
それらをきちんと「落とす」ということをしないと、日々自分から出る汗や皮脂、垢と混ざり合ってお顔に溜まってしまいます
その上からまた様々なもので保湿してしまうとどうなるか…
汚れが溜まったお肌は膨張し、少しずつ緩んだり、逆に硬くなったりしていきます
年齢を重ねて、色々つけてるのにだんだんお顔が下に下がってきた、いつもむくんだ感じがする、なんとなく顔が大きくなってきたという方、危ないです
以前にも、お手入れをはじめて2週間のお客様が「はじめの1週間は、クレンジング中に途中からクサいにおいがしました」とおっしゃっていました
お肌にたまった化粧品の油分が、酸化したにおいがお手入れと共に匂ってきたのです
「2週間目からは匂いがしなくなって、顔がスッキリしてきて…」と驚かれていましたよ
このような経験をされると「化粧品って本当にたまるんだな…」と実感できるものです
アローテのケアではお手入れの工程は「落とす」が9割、「つける」は1割
そうして、お顔にたまったものをどんどん手放しながら元のサイズを目指し、「汚れをためない肌」を作っていきます
「たるんできた」「顔が大きくなってきた」と感じる方は、1日でも早く「足すより引く」スッキリケアへチェンジしましょう