今日は寒い
皆さんくれぐれも風邪などひかないよう気をつけてくださいね
さて、夏の間はすぐにクリームが柔らかくなってアブラがどんどん排出されていた方で、寒くなってきてからうまくアブラが抜けず詰まった感じになっている方はいませんでしょうか
皮脂の量は暖かい時期に比べると緩やかになりますので、元々の皮脂量がさほど多くない方は、「少し皮脂が減ったかな?」「クリームが透明にならないけど?」となっても、洗い上がりのお肌が明るくなっていればあまり心配はいりません
問題は皮脂量が多い方の場合や、おでこやあご先など皮脂量が多い部分について、お肌表面の老廃物がうまくとり除けずにアブラが詰まってしまうケースです
お肌の状態としては、お肌に赤みが出てきた、ニキビや吹き出物が増えてきた、痒みが出てきた・・・などが当てはまります
お手入れ後も色があまり明るくならずに、なんとなくスッキリしない・・・抜けきらない・・・こもっているという感じですね
こういう場合は、寒さによって角質が固くなってしまい、それをうまくほぐせない日が何日か続いてしまったため、アブラの出口が詰まって、中にこもっていることが考えられます
恐らくクレンジングの際もクリームが白く重たくへばりつくはずですが、夏の要領でスピードをあげてどんどんほぐそうとすると、お肌が固くなっていますからますますほぐれてくれません
白く重たい時間は無理に円を描かなくてもよいので、とにかく肌を引っ張らないようにクリームを均等にゆ~っくり横に塗り広げるようにしてください
何度か繰り返していると、ジュワっとアブラが出てクリームがほぐれる瞬間が来ますので、それまで均等に、肌を揺らさずに塗り広げましょう
そうして5~7分行い、アブラが出てきてクリームが柔らかくなったら、円を描きながら少しずつ密着させマッサージしてください
もちろんそこからも決して何か取ろうなどとはなさらずに、あくまでも出てきたアブラで気持ちよくマッサージするだけですよ
もしクリームが柔らかくならなかったり、逆にザラザラ取れてきたとしても、決して時間は延ばさずに洗い流しましょう
そうして何日かうまく表面がほぐれれば、お肌はアブラが抜けて良い状態に立て直せると思います
逆に詰まった状態が何日も続くと、お肌はバリアが弱ってしまうため、ニキビがもっと増えてしまったり、敏感な状態へと進んでしまう可能性があります
「なんとなくうまく抜けていない」という時は、力づくでどうにかしようとすることが肌にとっては一番無理があり、ダメージが大きくなります
表面の角質にクリームが馴染むのに少し時間がかかるだけですから、少しきっかけがつかめればきちんと元の循環に戻っていくはずですし、自分の手で乗り越えると格段に自信がつきます
決して焦らず、じっくりとほぐしてあげてさいね