一般的に「ナチュラルスキンケア」というと、成分がオーガニックなもの、添加物をなるべく使わない化粧品というイメージがあると思います
「化粧品もオーガニック」という考え方が浸透してから久しいですね
いつも勉強している皆様なら「オーガニック=安全安心」とはもはや思ってはいらっしゃらないと思いますが…
「植物由来の天然成分=肌にやさしい」というイメージは持ちがちですが、植物には「植物毒」や、アレルギーを引き起こすものもありますので、単純にオーガニックなら良いというわけではありませんでしたね
そんな中で、本当の意味でナチュラルスキンケアとは一体何なのか…
それは「自分の持っている力を生かす」ということではないでしょうか
スキンケアのそもそもの目的は「身体の健康を守ることが出来るようにお肌を保つこと」
バリア機能がきちんと働き、ちょうどよい皮脂膜で覆われて細菌をブロックしてくれる、外の様々な刺激から身体を守ることが出来るのが良い肌の状態
そしてこの状態が保てているということは、新陳代謝がしっかりと行われ、皮脂分泌も適切ということですから、見た目はキメが整い滑らかで艶やかになっているはずなのです
お肌がそうした自分の力を生かせる状態になるよう導ける、それこそが本当にナチュラルなスキンケア
特別何かを与えるのではなく、お肌の力を発揮できる環境を日々のケアで整えるということです
「肌が弱いからオーガニックなものを」「与えるなら自然のもので良さそうなものを」
こういった漠然とした「ナチュラル感」ではなく、「お肌をきれいにするとはどんなことなのか?」をぜひアローテケアを通じて考えてみていただければと思います