日々サロンには老若男女たくさんの方がいらっしゃいます
そんな中でお肌の悩み、肌への捉え方は年齢と共に変化するんだなぁということをとても感じます
例えば20代や30代の方ですと、皆さんキュッとしてとてもきれいですから、「ニキビ・吹き出物」などのきれいに見えない要素が主な悩みになってきます
サロンにも、この世代でニキビなどのトラブルを改善しようと頑張っておられる方が大勢いらっしゃいますし、1日でも早く良くなってきれいな時代を謳歌してほしいなと心から思います
今はとてもつらいと思いますが、人生の早い時期に「たくさんつける=汚れが詰まる=ニキビ、赤み」を経験されたことによって、恐らくこれから先「たくさんつける、与える、塗る」という方向へは行かないのではないでしょうか
ある意味、今頑張ってトラブルを克服できれば、その後の肌人生は相対的に悩みの少ないものになるはずです
そして40代~50代はたるみ、シワなどの「自分の顔が昔と違って見える要素」が主なお悩みになるようです
私もそうですが、顔の事に限らず、若い頃の自分と様子が違ってくることはやはり戸惑いがありますよね
以前テレビで「女性は鏡を見る時に、無意識に28歳の自分を思い浮かべて見る」という話を聞いた事がありますが、自己イメージと現実とのギャップとどう付き合うかはこの年代の大きな課題
40代~50代になると、お顔、お肌も若い頃と全く同じというわけにはいかなくなるのが現実です
その現実と向き合って、でもお手入れで改善できることについては、楽しく努力していきたいですよね
60代以上になると、50代までのお悩みに加えて「元気そうにみられたい」「みっともなくなりたくない」「イキイキみえるようでいたい」など、全体的な見え方も気になってこられるようです
人生の後半戦を迎えて、顔が恐かったり色がくすんでいたりすると、なんとなく「しあわせな人生じゃなかったのかな…」と思われてしまいそうです
自分の本当の人生とは関係ない所でそう見えてしまうなんてとても残念ですよね
垢抜けてイキイキとしたお肌を取り戻すことで、周りから見ると「きっといい人生だったんだな」という印象になるかも知れません
いくつになってもなるべくきれいでいたいというのは、皆さん共通の想いだと思いますし、丁寧なお手入れで何歳からでもそれは叶えることが出来ます
今のお手入れは、今とそして未来の自分のため
そんな気持ちで毎日のお手入れをコツコツと積み重ねていきましょうね