「インナードライ肌」というのは良く聞くと思いますが…
今日のお題は「インナーアブラ肌」です
もちろん「インナーアブラ肌」なんていう言葉は世の中にはありませんが、今最も多いのは実はインナーアブラ肌ではないかと思います
いつもブログを読んでいらっしゃる皆さまなら、何となくどんなお肌か想像はつきますよね
お肌表面は乾燥しているけど、実は隠れアブラがたっぷり!というのが「インナーアブラ肌」
「つけてもつけても乾燥する」というのは、お肌表面に老廃物が溜まり、毛穴も詰まって皮脂が出られない、最も典型的なインナーアブラ肌状態
Tゾーンはアブラっぽくべたつくのに、部分的には乾燥するというのもそうですね
インナーアブラ肌状態が続くと、益々皮脂は溜まり、毛穴は開き、お顔は徐々に赤みを帯び、Tゾーンを中心にアブラ溜まりで膨らんできます
お肌の表面は乾燥するため、保湿ケアに走りがちにもなりますし、実際に化粧品カウンターでは「乾燥しているから皮脂がどんどん出るんですよ」と保湿を勧められることもあるようです
元々の皮脂量が多い少ないに関わらず、主に間違ったお手入れでどなたにでも起こりうる状態
インナーアブラ肌の方の中には、アローテのケアをはじめると、溜まっていたアブラが一気に排出されて一時的にニキビや吹き出物が増えるケースもあります
「洗いすぎてアブラが過剰に出るんだ」と誤解されるかもしれませんが、決してそうではなく、溜まっているアブラの整理がつけばその方本来の皮脂量になっていきます
ご自分のお肌の見方がわかってくると、赤いところ、茶色のところ、アブラで盛り上がっているところなど、お顔のどこにアブラが溜まっているかわかるようにもなりますね
これだけ保湿推奨の世の中には、なかなか受け入れられづらい考え方だと思いますが、アブラのトラブルは本当に根が深く怖いもの
一人でも多くの方に「インナーアブラ肌状態」に気づいて頂き、お手入れを適切な方向に修正していただけるよう、まだまだ発信していきますよ