毎日お手入れをしていて、「なんとなく今日はちゃんとほぐれた感じがしない」という日はありませんか
そんな時に頭に浮かぶのは「もう少し時間を延ばして続けてみようか」ということと、「ちょっと気持ち悪いけどそろそろやめようか」の二択だと思います
私もお手入れをはじめてから何年かは、いつもその二択のうち「もう少し時間を延ばして続けてみる」という選択をしていました
そしていつも取れすぎて逆につっぱったり、肌がふんわりとせず固いような仕上がりになるなど…失敗していました
いつもはならないのに、赤くなったりちょっと洗顔がピリッとするなども良く経験していました
15分近くなってきても「なんとなくほぐれていない」と感じる時、或いはクリームが白いままだったり、柔らかくならない時は「そろそろやめる」という選択をしたほうがほとんどの場合、良い結果が生まれます
反対にその後時間を延ばして、仮にクリームが透明になったり、ザラザラと何か出てきたとしても、「無理矢理とっている」という方が大きく、結局はお肌が疲れてしまい、翌日以降のお肌に響くのです
以前あるお客様が「今までは時間がきてもほぐれないと、時間を延ばしたり、自分のやり方が悪いのかと思っていました。でもやり方ではなくて、その日の肌が違うんだとやっと思えるようになりました」とおっしゃっていました
そうなんです
お肌のコンディションはその日によって違います
それは毎日の外気の状態が違うことなど様々な影響を受けるからです
ですから、同じようにお手入れしても、ある程度の時間でほぐれなければ、お肌に無理をさせずにその日はそれで終えて、翌日また続きでほぐしてあげればよいのです
そうして数日かけていくと、「あ、今日でなんとなくほぐれたかも」という日が来ます
そんな風に「いつもザラザラが出るまで追いかける」ということをやめられるようになると、お手入れのレベルは確実に一段アップするはずです
そして一度「追いかけずにやめる」という選択をして、その日の肌の仕上がり感を経験すると「やっぱりこっちが正解だ」と思えるようになります
皆さんもそんな場面がありましたら、ぜひ「ちょうどよくやめてみる」という選択をしてみてくださいね