毎日15分のクレンジング。
これを1年間続けると、
15分 × 365日 = 5,475分。
時間にすると、91時間15分。
日数にすると、約3.8日分になります。
アローテのお手入れに触れた時「毎日15分もクレンジングするなんて長い!、私には無理!!」そう思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、1年365日のうち、自分のお肌にきちんと向き合って触れてあげる時間が、約4日間。
そう考えると、少し見え方が変わりませんか?

若い方を中心に「タイパ(タイムパフォーマンス)」という言葉が使われるようになって、もうずいぶん経ちます。
動画を倍速で見たり、何かをしながら別のことをしたり。
昔に比べると、私たちが毎日受け取る情報量も本当に増えました。
昭和の頃には当たり前だった文通や交換日記なんて、今ではすっかり過去のもの
時間の流れ方そのものが、昔とは変わってきたように感じます。
アローテのお手入れでも、以前から「毎日の15分を最大限有効に使おう!」という方はいらっしゃいました。
クレンジングをしながらスクワットをしたり、朝ドラがちょうど15分だから、朝ドラを見ながらクレンジングをしたり。
今の時代に、鏡に向かって自分のお肌のことだけを考えて15分を使う…というのは、実はとても贅沢な時間なのかもしれません。
でも、やっぱり違うんです
きちんと鏡を見ながらお肌に集中してクレンジングしたときと、テレビやスマホを見ながら、なんとなく手を動かしてクレンジングしたとき。
手の速さや力加減、お肌を感じ取る感覚。
そして、お肌は本当に正直で、違いはきちんと出てきます。
「乾燥が気になる」
「くすみが気になる」
「シミやシワが気になる」
「もう少しきれいになりたい」
そんなふうにお肌のことで悩んだり、いろいろな化粧品を探したりする時間を考えたら、1年のうち約4日を、自分のお肌のために使う。
それほど長い時間ではないようにも思いませんか?
毎日の15分を積み重ねることで、乾燥やくすみが気にならなくなったり、人によってはシミやシワにも変化が見えてくることがあります。
そして何より、自分のお肌の小さな変化に、自分で気づけるようになる。
これも、毎日きちんとお肌を見て、触れているからこそだと思います。

何でも早く、効率よく済ませることが求められる時代だからこそ、あえて15分、鏡の前で自分の肌だけに向き合う。
一見すると、タイパとは逆を行くお手入れ。
でも、遠回りのように見えて、実はこれが一番「タイパのいい美容」なのかもしれません。
……と、見逃したドラマを1.5倍速で見ながら思うのでした(笑)。