那須川天心VSメイウェザー;ホーチミンでキックボクシング | ベトナム・ホーチミンでキックボクシングの普及を

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仕事でベトナムに行くことになってそのまま根付いてしまいそうなのでいっその事、この地でキックボクシングの普及をしようと企む一般人のブログ

まあ、動画は貼らないですが・・・。

取り急ぎの感想を。

 

メイウェザーが本気になったらヤバいってのを周りとも話てたんですが

個人的にはメイウェザーは3Rずっと遊んでパンチも当たらずずっとレッスンみたいに

おちょくり続けると思ってたのでその意味で今回の結果はこんなに早い段階で

メイウェザーがボコったのが意外でした・・・。

そういう意味では予想は外れました。

 

 

それがどういう意味合いでメイウェザーが倒しに行ったのかは分かりませんし

それが好意的な意味であろうともそうじゃなくとも

今、起こったこの悲惨な結果が現実なので。

 

ムキになってKOしたら商品価値が落ちるからしないだろうと言われてましたが

それも絶妙に手加減具合を大衆にも分かるようにしつつのKOだったので

まあ、完全にコントロールしてたんでしょうね。

 

幾つか記事がありましたがメイウェザーを怒らせないほうが良いと言う

記事のそのままの結果になりました。
最初の笑顔から那須川の左カウンター(これもスリッピングアウェーですかされてましたが)で

表情が一変して、壊れない程度に配慮しつつもボコった所を見ると客観的に自分が感じたのは

壊さないにしても

 

自分に向かってくるんなら

相応の仕打ちを受けろ。

 

と言う戒めを込めた制裁だったんでしょう。

 

ただ、堀口の試合でさえ一般的な認知度が全く無い格闘技界隈において

これくらいの起爆剤が無いとジリ貧だったのは事実です。

 

那須川自体も受けないでいようと思えば受けないでいられたので

自分から挑んで例え、世界中に恥を晒したような結果になったと言っても

プロで格闘技で相手に同意して挑むって事はそういう事なんですよね。

 

そこで結果を出せばもっと行けて

今回はそうじゃない結果に終わった。

 

結果論でしか語られない世界なので。

 

自分はそういう厳しさやプレッシャーなどに耐える自信も気概も無く

この道でお金を稼ぐということを諦めましたので。

だからこそ、この道で稼いでる人には等しく敬意を持っています。

 

だからこそ、以前に村田VSエンダムの戦評の時に

メイウェザーを心から尊敬してると書きましたが

あそこまでアンチばかりで金の亡者と言われながらもボクシング史上で最も

お金を稼いだのはメイウェザーですので。

その点であの路線をずっと現役で貫き通して結果も残したメイウェザーは尊敬しています。

 

そういう点では運営自体に対して思うところはありますが・・・。

あの団体のやり方やマッチメイクが良かったとは決して言いませんが

格闘技の永遠の命題である「競技と興行の二面性」と言う事で言うと

競技としてはあり得ないが興行としては結果として注目は集めた。

それが良かったか悪かったかは別にして。

 

まずはこの悲惨な結果を抜きにして

これだけの注目を集めて那須川が背負った覚悟と

勇気を褒め称えたいと思います。

 

個人的には階級差と言うものがどれくらいのモノかを

特に無差別級のK-1以降の一般人は余りに軽く考えてたフシがあり

(※近年のボクシングの階級差マッチが頻繁に行われていたのも含めて)

格闘技の運営を含めてあの現実を見てそして専門家同士ではない階級差マッチの試合を

お茶の間で放送するってのは個人的な感情論レベルで言うと辞めてほしいですかね。

 

そして、名指しはしないですが解説で

 

「体重差がー、階級がー」

 

と言ってた人。

そもそも、その試合を組んで散々、煽ったの誰だよ?
意図しない結果となったらそうやっていの一番に責任回避するってのが

昨今の日本の根底に潜んでる闇を垣間、見ましたね。

これがまあ・・・この試合を運営して企画した人達の実態で

その咄嗟に現れた本質的な態度がそのまま

 

20歳の将来、有望な青年を潰しかけたと言う

今回の結果に繋がったんでしょうね。

 

プロ格闘技の在り方としては受けた那須川も受け入れるべきとは上記に書きましたが

それとは違うベクトルで企画側の責任も当然、あるのにこういう態度ではね・・・。

 

興行としてビジネスとしては、金は稼げて正解だったかもしれないけど

那須川を壊しかけた、潰しかけたという結果だけはちゃんと見てほしいですね。

 

ムエタイのように他の要素も大きく競技のレベルとしてもタイとその他で圧倒的な差があるなら

まだしも、ボクシングのように歴史があってしかも要素が限定されてて洗練されていて

格闘技の中では現状、最も稼げて人も集まる競技の一番層が厚い階級でトップだった人ですからね。

 

 

①格闘技の関係者視点で言えば興行としてあれくらいの起爆剤は必要だったし那須川は良くやった。

②個人の感情で言うとあのエキシビジョン映像を繰り返し見る事は無いし見てられないし見たくない

 

と言う非常に複雑な気分ですね。

やるべきじゃなかった論みたいなのは後出しでは幾らでも言えるので

今更、どうこう言ったところで遅いですしそこも含めて、結果が全てと言われるのがプロ格闘技です。

今回の現実を受けてギャビ・ガルシアと神取なんてのは尚更、辞めてほしいです。

 

自分は那須川のファンなのでそちらの意見に絶対に偏ってしまう事前提ですが・・・。

ボクシング関係者から見たら「ボクシングを舐めた天罰だ」と思われても仕方ない結果が

現実として残ってしまってるのは事実ですし、確実にその代償はどこかに現れると思います。

こういう部分は今後、例えお金を稼げる興行だとしても

こういう事が無いようになっていって欲しいとは格闘技の立場を抜きに個人としては思います。

 

那須川が選手生命を絶たれてもおかしくないって思いましたし。。。

見てられないってのはファンだからこそホントに見ててそうならないか怖かったんですよ。

 

最大限に那須川に好意的な意見に偏ってでも意見をひねり出すとしたらこれにより

格闘技自体の注目が増してくれる事と階級と言うものに対しての認識が変わって欲しい。

こういう無謀なマッチメイクは世間の圧力が掛からないと絶対に運営と選手だけでは止まらないです。


と言うか、自分自身も正直、少し期待してた部分はあり認識が甘かったですしこういうのは関係してるからこそ率先して止めるべきと言うのを発信しないといけないとは思いました。

 

ただ、少なからず、過程や行われた事に対しての全てを差し置いて

これだけの多くの人の感情をプラスマイナス抜きにして揺さぶるような格闘技のイベントって

余り無かったと思うのでこれがマイナスではなく今回起こった結果を踏まえた上で良い方向に行ってくれれば。

 

そして、那須川はもう知名度的なモノは十分に得たでしょうし必要以上に

自分の選手生命を削るような無茶な今回みたいな事は今後は辞めて欲しいなーと。

 

自分が偉そうにどうこう言える立場ではありませんが

あれだけの才能なので周囲の人間もこの現実を見て

今後、どうやったら守って尚且、輝かせられるのか

考えていってほしいです。

 

すいません・・・。

ボクシングも好きですし那須川もファンですし立場上と個人感情の両方から書いた方が

良いかなと思いましたが支離滅裂ですね・・・。

ただ、それくらいには色んなモノが入り混じってる複雑な気分って事です。