ロミロミセラピストのkeiです。
つづきでーす。
ランチでビール&ワインを飲んだ私は、
助手席へ。
せっかく慣れてきたのにね。
イアオ渓谷へ。
完全に降りそうなお空模様。
でも雨が似合う場所だし、なんか歓迎されているようだよね、と前向きでいられるハワイ。
とても空気が綺麗で、沢山吸い込みたくなる気持ち。
イアオ・ニードル(イアオとは、ハワイ語で光の神の名)と呼ばれる険峻なこの渓谷を、その昔、人々は神聖な場所と考え、王や酋長など高貴な身分の者が死ぬと、誰にも見つからないよう、その遺体を山の上に隠したといわれています。王様のように身分の高い人たちの天国は、雲の上にあったと信じられ、天国からのお迎えに近い場所、との理由だそうです。また、彼らの骨はパワフルな「マナ」に満ち溢れていると考えられ、その力を悪用されないように、また魂が安らかに眠るように、というハワイアン古来の信仰により行われていたようです。
この険峻な渓谷の山は、「密かに」なきがらを運び込むのに最適な場所であったのかもしれません。後年、カラカウア王(1836~’91年)は祖先達の墓を探したましたが全く見つける事ができなかったそうです。
また、ここはハワイ王朝の歴史上、大きな事件が起きた戦場でもありました。多数の死傷者が出たそうです。そのため、イアオ渓谷の川は血で真っ赤に染まり、死体で川の流れがせき止められた、と言われています。 そんな事件があったせいか、イアオ渓谷には、いつも雲が立ち込め、 何となく悲しく不思議な気が漂っています。 イアオ・ニードルは、古来からパワー・スポットとして祭られ、 たとえ王様でも上ることが出来なかったそうです。
常に頂を雲間に隠したイアオ渓谷の山々は、悲しい歴史がある神聖な場所。 私達が決して足を踏み入れる事ができない神秘の渓谷には、今も古代の御霊が飛びかっているそうです。ちなみに、イアオ(Iao)というのは、航海の指針にもよく使われた「木星」のこと。また、ハレアカラの「太陽が住む家」に対比させて、「月の住む家」とも言われています。
(アロハカワラ版より一部抜粋)
ポツポツ雨が降ってきましたが、
車に戻った途端土砂降りとなりました。
私の隠れ趣味、植物鑑賞も楽しかったです。
イアオ渓谷を後にして、この日からの宿泊先へ~!
盛り沢山の2日目なので、
続きはまたにします。
つづく。
アロハ♡
kei