川崎のコストコに行った帰りに、近くに美味い店が無いかと調べると出てきた八タン。
牛タン専門店で、他にも神奈川には美味しい所が無いか調べたら1番上に来る。
これは行ってみるしか無いと電話をかける。
予約は一杯なので並んでくださいとの事。
そうこうするうちに恵みの大雨。
こいつはラッキー。
こういう時は行列のできる店も空いている。
案の定１卓だけあいてて並ばず入れた。
その後はかなりの行列。
店は美人女将が回し、その遺伝子を受け継いだイケメン息子と美人娘が手伝う。
無駄のない連携。
店内満員でかなりの客数だがテキパキ動くだけあって食事の提供は早い。
普通の牛タン屋の1.5倍から2倍の厚さの牛タンは迫力が凄い。
噛み切れるかしら、そんな不安は心配おっぱいチェリーパイだ。
さすが神奈川No.1牛タン。
噛みごたえもあるが歯切れの良い最高の食感で噛みきれ、舌触りも最高。
厚いが隅々まで旨味が行き渡る味付けで噛めば噛むほど肉汁と旨味が溢れ出す。
焼き入れが最高故の仕上がりだ。
厚さを感じさせない極上の柔らかさ。
気づいたらもう1枚と手が止まらない。
テールスープもちょうどいい塩味と染み出したダシでクオリティが高い。
あとは、その時に出してくれる焼き野菜が絶品で、味と産地にこだわる野菜を最高の火入れ、味付けで出す。
営業前でニンニクは食べれなかったが、おすすめの大ぶり焼きニンニクを味噌で食べる間違いないスタイルは次回必ずチャレンジする。
１つだけ、たった１つだけ難点があるとすれば結構高い。
全てのクオリティは牛タン屋さんとしては文句ないがコスパの面では満足度できない人はいるかもしれない。
最後に、間の席に通されたのだが、先に隣で角に座っていたクレーターデブ女。
露骨に嫌な顔しながら狭いとばかりに肘でガンガンぶつかって来る。
挙句に背中向けて押して来る。
貴様相撲でもとってるのか？
まず、角席で隣空いてるんだからお前が少し動くか痩せれば済む事。
間に通された俺の身体がでかい事を呪うのはお角違いだ。
俺はこういう奴には遠慮しない。
がっぷり四つ、ハッケヨイ。
お前そもそも角番だぜ。
一進一退の攻防が続く。
目には目を、歯には歯を、肘には肘を。
途中嫌がらせのように持っていた小型扇風機をこちらに向けて来る。
いや、ただありがたいw
優雅に泳ぐ白鳥は実は水面下では足をバタバタしてるかの如く、クレーターデブ女と大一番を取っている事は当事者以外つゆ知らずであろう。
結果、みきの山の勝ちだ。
決まり手は押し出し、その場で次回予約取って常連ぶったドヤ顔負け惜しみを添えてだ。
何回か来てるだろうに全く常連ぽくない定員との距離感も面白かった。
そりゃ誰だってこいつと仲良くしたくはないわな。
肉の穴は負け越しで番付が下がるだろう。
性格の良いふくよかな女性はむしろ好みだが、性格が悪く、神経質なデブは人生場所の千秋楽を迎える頃に勝ち越す確率は極めて低い。
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