大塚、おにぎりぼんご。
行列のできるおにぎり屋さんが大塚にあるとの事でずっと気になっていたのですがやっとこさ行けました。
そこまで並んでなかったけど40分ぐらい並んだ。
ここはテイクアウトも店内で食べる時も並んで順番が来なきゃ買えない。
いわゆる作り置きのおにぎりじゃなく、注文が入ってから握るスタイル。
昨今のおにぎりブームで繁盛してるのはこの形だ。
てか、行列のできるおにぎり屋さんはほとんどここがルーツ。
のれんわけじゃないけど、ここで一年ほど修行をつんだ人が独立して自分の店舗を持つそうだ。
雑司ヶ谷の昼までに名前書いた人でおわるおにぎり屋も、新宿三丁目のおにぎり屋もここからの派生。
なんか家系ラーメンみたいだな。
肝心の味だが、50種類近くの具材があって選ぶのに一苦労、そして組み合わせもできるらしいから無限。
優柔不断な俺はまずここで頭がパンク。
とりあえず、とりからなんちゃら、ネギマグロ、なんちゃらクリームチーズ。
かなりのボリュームで、3つで腹パンになる。
出来立てのおにぎりはめちゃくちゃふわふわな食感。
これが醍醐味らしく、空気をたくさん含ませるふわふわ感は修行をつまないと出せないらしい。
ここに価値を見出せない人とボロボロ溢れるのが嫌な人は普通のおにぎり屋さんと一緒に感じるだろう。
流行る前はボロボロ溢れるおにぎりってお客さんに怒られてたそうな。
オーナー曰く、器によそったご飯が1番美味しいから、海苔がお茶碗で丼を作るイメージとの事で、最後まで具材がある形にもこだわってるらしい。
そう言われて食べると随所に光るこだわりを感じれてとても満足できる。
お味噌汁もおかわり自由なのも嬉しいし店員さんもテキパキ動くし接客も気持ちいい。
ただ、中で食べる→器によそうのが1番=おにぎりじゃなくて良いじゃんと感じたのは心の奥にしまっておこう。