西荻窪に寄って、カツ丼の名店坂本屋へ。
このお店、カツ丼日本一もとっている。
ただ、食べるのに少しハードルが高い。
昔は家族でやられている中華屋さんで普通に昼も夜もやってたのだが、今は営業日が火、木、土曜日と週3日しかやってない上にランチしかやっていない。
結構並ぶ。ツーオペなので待つ。
そしてメニューはカツ丼のみ。
あまりにカツ丼が美味い上にみんなカツ丼しか注文しないからカツ丼だけにしたそうな。
潔し、気持ちもいい
見た目は食通山本益博の言う通りどこにでもありそうなオーソドックススタイル。
ところがどっこい、一口食べればその味の深さと旨味の濃さに脳がやられる。
あと、食べた人はわかると思うのだが全てにおいて丁度良い究極のバランス。
トンカツ屋のカツ丼はカツにこだわりすぎて肉厚すぎたり脂でコッテリしすぎてたり、ダシがイマイチだったりするのだがここのは全部が丁度いいバランスで調和している。
揚げたてカツを甘辛い出汁と卵で閉じる、日本人なら誰しもが好きなあの味の王道ど真ん中であり、その上でその最前線にいる。
ここのカツ丼を食べたらどこでカツ丼食べたとしても頭に坂本屋のカツ丼が浮かぶようになるだろう。