激しい運動で、身体を鍛え上げる。
それは便秘対策としては適していないようだ。
「適度な運動」
この言葉が便秘対策の合い言葉のように使われている。
排出するために使う腹筋。
腸の活動を促すためのウォーキング。
あくまでそれは便秘対策としての方法。
『6つの腹筋(シックス・パック)』の具現化を目論む自分には、
別の方法を探す必要があった。
■身体のサイクル
排出の時間帯。
身体には排出・摂取・吸収のサイクルがあるとされている。
排出の時間帯が午前4時から正午まで。
摂取の時間帯が正午から午後8時まで。
球種の時間帯が午後8時から午前4時まで。
朝の時間帯は排出のサイクルであるから、
この時間帯に老廃物を身体の外に出したい。
自分は朝トレを習慣としているため、
どうしてもこの時間帯に激しい運動をする。
外側の筋肉は刺激できるが、
内臓はうまく刺激できないため、
排出がうまくできない時もある。
そこで取り組んでいるのが、便秘体操である。
■便秘体操
まず仰向けに寝て、両膝を立てる。
脚を床から離し、膝を胸に近づける。
右膝を両手で抱え、
左足を天井に向けて伸ばす。
ここで1~2秒息を吐きながら静止。
その後息を吸い、
左脚をつま先までピンと伸ばしたまま、
10秒間かけて床に近づけていく。
息をフーと細く長く吐きながら、
腹筋を脱力し、お尻に力(ちから)を入れる。
脚が床についたら、
右膝から両手を離し、
ゆっくり深呼吸を2回。
そしてまた同じ動作を数回繰り返し、
下腹部まで呼吸が届くようになったと感じたら終了である。
■他人に依存しない
最終的には自分自身の感覚に頼ることになる。
自分の身体がどのような状態にあるのか。
それが顕著に感じられるようになること。
それは身体を鍛練していく際にも大事なことである。
すぐに医者に頼り、
自分の身体の状態を他人に依存する。
それはとても危険なことと感じるのは自分だけだろうか。