摂取と排出のサイクル。
我々が生き続ける限り、
一生続ける生理現象。
サイクルがスムーズになれば、
身体の調子は改善し、
「今日も出なかった」と悩みを抱えることもない。
便秘というストレスから解放され、
永遠に繰り返されるサイクルを活用し、
ベストなコンディションを創るのだ。
■腸の働き
我々が口にした食物は、
胃で消化され、水分の多い液状となり大腸へ侵入。
ゆっくりと水分が吸収されて、
固形化し肛門に運ばれる。
この一連の流れを支配しているのが、自律神経。
自律神経は胃に食物が到達すると、
腸内にある老廃物を体外に排出するために、
ぜん動運動開始命令を出す。
押し出されながら運ばれた老廃物が
直腸に到着すると、脳に指令が送られ、
我々をトイレに誘うのだ。
■ストレスが・・・
排出のサイクルを改善するためには、
食物繊維を多く含んだ食品を食べるといいと言われている。
その通りなのかもしれないが、
仕事でのストレスや人間関係でのストレスなどを抱えると、
自律神経がうまく働かなくなり、腸の働きが低下してしまう。
一見全く関係ないように見える事柄でも、
便秘へと繋がっているのだ。
全くストレスのない生活などあり得ないと思うが、
自分を取り巻く環境も便秘の原因になり得るということを
知っておくのもいいのではないだろうか。