一重まぶた。
自分は一重まぶたであることに
コンプレックスを感じていた。
家族4人の中で一重は自分だけ。
一重というだけで、
目つきが悪いだとか、
怖いだとか言われ続けた。
寝不足でなくでも、
腫れぼったく見え、
あまり開かれないまぶた。
目が細いと言われることに対しても、
敏感に反応し、より一重まぶたに嫌気がさしたものだ。
だから当然のように、
二重まぶたで大きな瞳という組合せに憧れを抱いた。
しかし、今その憧れはない。
一重であっても、キリッとした目元は創れることを知ったからだ。
■キリッとした目元を創る
パッチリした目元。
大きく見開いた瞳。
目に力(ちから)が宿るには、
大きな瞳は欠かせないようだ。
まぶたの腫れを解消するには、
よく噛むことが要求される。
噛むことで咬筋と側頭筋が動き、
まぶたがすっきりしてくる。
しかし、ただ噛むだけではダメ。
噛むものは噛みごたえがあるもの。
例えば、ガム・グミ・するめといったもの。
そして、噛む順番にも注意が必要だ。
始めに右の奥歯、次に左の奥歯。
その次は右サイドの犬歯付近、そして左の犬歯付近。
最後にセンター(前歯)の順で10回ずつ噛む。
噛んでいる時は、口は開けてはいけない。
見た目にも汚らしいし、
咬筋と側頭筋に効率よく働きかけることができなくなる。
自分は食後に口臭ケアのため、
ガムを噛むようにしている。
そのときに、このエクササイズをすることで、
目元もすっきりしてしまうという、
まさに一石二鳥なのである。
■バランスが大事
柔らかい食事が増えた現代。
噛むことは減少傾向にあるように思える。
自分はソフトボールというスポーツをしているため、
噛み合わせにも気を使っている。
噛み合わせが悪いと力(ちから)が発揮できなくなるからだ。
そして、あまり奥歯でモノを噛みすぎると、
アゴがしゃくれると言われている。
奥歯だけでなく、前歯でも噛むことで
バランスのいい噛み合わせを創るだけでなく、
整った骨格も創れるようだ。
目が大きく見えるだけで、
他人から見た印象は変わる。
やる気があるように見える。
力強さが感じられる。
目力(めぢから)を手にするだけで、
周りの自分への評価が変わる。
その体験は快感以外の何者でもない。