また言われてしまった。
「見た目より結構いってるんだね」
そう言われた瞬間、
自分はニヤリとしながら、
心の中でガッツポーズをする。
なぜなら自分が行った戦略が、
自分の思惑通りの結果を招いた
という証拠だからだ。
見事に相手が自分の術中にはまった時に
感じることができる、あの気持ち。
自分の中でミッションをクリアした達成感と、
相手を罠にはめたようなしてやったり感、
そして年齢を感じさせない若さを手にした優越感。
その快感を何度でも味わいたいから、
自分は顔面運動に勤(いそ)しむのだ。
■二重あごを解消する
二重あご。
顔の皮が弛んでしまうことで
起こってしまう現象。
太りすぎて起こることもあるが、
顎のラインや首には
年齢を感じさせるたるみが出やすい。
それを解消するために、
取り組んでいる顔面運動は舌先を使う事。
まず口を閉じて、舌先で右の頬をグ~ッと押す。
その後、右頬から下唇と下の歯の間に
舌先を移動させてグ~ッと押す。
次に左頬の内側を舌先でグ~ッと押す。
最後に上の歯と上唇の間に舌先を入れ、
グ~ッと押す。
これを1周8秒ぐらいかけて3セット行う。
■実際にやってみる
やってみるとわかるが、
口を開けないようにすることで
口の周りの筋肉が使われる。
そして、舌で押すことで
舌の根本の筋肉がピリピリとし、
使われていることがよくわかる。
3セット終わった頃には、
口周りにトレーニング後の疲弊感と脱力感を
感じることができる。
顎のラインがシャープになれば、
実年齢よりも若く見られる。
これでまた優越感に浸ることができると思うと、
勝手に口元が緩んでしまう。