テレビで見る「足つぼ」。
つぼを刺激する度に痛いと、
もがき苦しむ姿が画面に映し出される。
その時押されているのは、
決まって足の裏。
「足つぼ」とは足の裏だけで行うものだと、
自分は勘違いさせられていた。
「足つぼ」の恩恵を受けるには、
膝上10センチまで刺激しなければならなかったのだ。
■「足つぼ」一覧
重力に逆らい続けた結果、我々の足はむくむ。
ひどい人になると、朝と夜とでは足の太さが変わりすぎて
靴が履けなくなるぐらいむくんでしまう。
それはとても辛いらしい。
妻も妊娠時、ひどいむくみに襲われ、
毎日足のだるさを嘆いていた。
今思えば、それも「足つぼ」を行えば、すぐに解消できた。
(妊娠時は流れてしまう恐れがあるので、
あまり行わないほうがいいかもしれないが)
自分でも覚えてしまえば手軽にできてしまう「足つぼ」。
では、つぼの位置はどうなっているのだろうか?
☆足裏
1,すべての指先-前頭洞
2,親指-前頭洞、大脳、脳下垂体、鼻、三叉神経、小脳、頚部
3,人差し指・中指-前頭洞、目
4,薬指・小指-前頭洞、耳
5,母子球周り-副甲状腺、甲状腺
6,人差し指から小指の付け根の下-僧帽筋
7,僧帽筋の下-肺
8,土踏まずの上部と中指の交差点-副腎
9,副腎の下-腎臓、腹腔神経叢、輸尿管
10,薬指と小指の4番目の骨の間-心臓(左足のみ)、肝臓・胆嚢(右足のみ)
11,心臓のつぼの指一つ分下-脾臓
12,土踏まずの親指の下-胃、すい臓、十二指腸、膀胱
13,かかと部分-小腸、横行結腸、下行結腸・直腸・肛門(左足のみ)、
盲腸・回盲弁・上行結腸(右足のみ)、生殖器
☆足の内側
1,親指の付け根-頚椎
2,親指の骨の下-背椎、腰椎
3,かかと周り-仙骨、尾骨、子宮前立腺
4,くるぶしの下-股関節
5,アキレス腱あたり-直腸筋
☆足の外側
1,小指の4番目の骨の上部-肩
2,かかと周り-肘・膝関節、尾骨、生殖器
3,くるぶしの下-股関節
4,アキレス腱あたり-腓骨筋
☆かかとから膝上にかけて-内側と外側に坐骨神経
☆足の甲
1,親指つめの下-上顎、下顎、扁桃腺
2,親指と人差し指の間-声帯・喉・気管、胸部リンパ腺
3,中指と薬指の付け根の上-胸
4,薬指と中指の間-平衡器官、肩甲骨
5,足の甲が盛り上がっているところ-横隔膜、肋骨
6,足の付け根-上半身・下半身リンパ腺、鼠脛部
となっている。
(画像付きで見たい場合は、こちら【足つぼ反射区画像】
■自分の主治医になる
初めてつぼの一覧を見たとき驚いた。
こんなにも多くのつぼがあり、
全ての器官をカバーしているなんて。
そして、ワクワクした。
最初は本を片手に、つぼを刺激してみた。
何度もやるうちに、本を見なくても
どこがどのつぼなのかわかるようになった。
痛いところもあれば、痛くないところもある。
どこが調子が悪くて、どこが調子が悪くないのか
わかるようになった。
医者に行かなくても、
自分がどこが悪いのかわかってしまう。
それが「足つぼ」かもしれない。