おはようございます。

カーペンターの小西です。


今週は、CRFブランク工場でブランクを作っています。


まだ、重い物を持ったりは出来ない為、佐藤工場長とUさんにプリプレグの運搬などは、やってもらっている状況ですが、退院後の初めてブランク作りを行いました。


目の見え方も良好で、よい状態で仕事が出来ています。


写真は「CRF-LGM83/32 HP TP.N」の本体のブランク です。


CRFの皆で心を込めて一生懸命作り、とても綺麗に出来ています。





今回、ここまで順調に回復できたのは、手術を担当してくださった先生の技術によるところが大きいと感じています。


前回は思うような回復が得られなかった部分があったため、ご紹介をいただき、経験が多い、硝子体の専門の先生に執刀していただきました。


網膜剥離と診断を受けた際、地元でお世話になっている眼科の先生に「網膜剥離の手術は執刀医の腕で予後が変わりますか」と尋ねたところ「当然です」と即答されました。


この言葉は非常に印象に残っています。


つまり「知識・経験・器用さ」によって結果が大きく変わるということです。


これは、私たちのブランク作りにも通じるものがあります。


製作工程の中には、人の手で行う繊細な作業があり、そこには理論と要点が存在します。


それを安定して精密に再現するには、高い集中力とノウハウが求められます。この結果が最終的にブランクの性能、強度を形作ります。


網膜剥離の手術は局所麻酔で行われるため、意識がある状態で進みます。実際に手術中の手の動きや流れを感じることができました。


その動きや所要時間から、精密さと、伝わる熟練感は強い安心を感じました。


手術時間が短いほど、目への負担は少なくなります。今回の回復の早さも、そうした高い技術によるものだと確信しています。迅速かつ正確な手技に、深い感銘を受けました。


この経験を通じて、自分自身もさらに高みを目指したいという思いが一層強くなりました。


これまでも強い向上心を持ってブランク作りに取り組んできましたが、人の運命を左右するという、プロフェッショナルの仕事に触れ、大きな刺激を受けました。


また今回、あらためて感じたことがあります。


もし医学の力がなければ、私は左右の目ともに網膜剥離になったことで視力を失っていました。


網膜剥離は、早期に適切な治療を行わなければ、失明に至る非常に怖い病気です。医学の力が無ければ、失明して仕事も、一般的な生活も出来なくなっていました。


現在の医療において手術方法が確立され、多くの方が回復できる環境が整っていることに、深い安心と感謝の気持ちを抱いています。


この経験を通じて、支えていただいている技術や積み重ねの大切さを、あらためて強く実感しました。


私自身は釣具作りを通じて、技術的な発展という視点から、この世界に少しでも貢献していければという気持ちになりました。


この経験に感謝し、体を大切にし、さらに高みを目指して頑張っていきます。