“想い”と“頭脳”で稼ぐ 社会起業・実戦ガイド 「20円」で世界をつなぐ仕事/小暮 真久
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目次

1章:TFTのビジネスモデルと苦難の創業期

2章:世界最高峰のコンサル会社からNPOへ

3章:社会起業にビジネススキルを活かす

最終章:「しくみ」と「想い」が大きなつながりをつくる



<問題点> 

発展途上国の「約10億人にも及ぶ人々が飢えている」にもかかわらず、先進国では発展途上国で飢えている人々の数と同じぐらいの「約10億人もの人々がメタボや生活習慣病で悩んでいる」。小暮さんはこのような食の不均衡を解決しようと考えていた。飢えて世界があるにも関わらず、先進国では肥満で悩んでいるのは明らかにおかしい。食の不均衡を解消し、「先進国と発展途上国の人々をともに健康にすること」を目指していた。



<課題>

事務局長の小暮さんが問題を解決する上で必要なものだと設定した課題は、食の不均衡の問題を解決。そこで、企業などの食堂でヘルシーメニューを提供し、TFTが対象としている「ヘルシーメニューを購入すると1食につき20円の寄付金になるという仕組み」を作った。その寄付金によって発展途上国の子供たちの1食分の給食になるのである。つまり、「先進国で1食のヘルシーメニューが購入されると発展途上国の子供たちの1食分の給食になるという仕組み」なのである。そうして、食の不均衡の問題を解決しようとした。また、学校給食は子供たちの空腹を満たすだけでなく、貧困解決のためにも役に立つと考えられている。



<解決策>

食の不均衡の解決策として20円という寄付金で発展途上国の1食分の給食を提供するという仕組みをつくったことである。また、ヘルシーメニューの提供を行うにあたって重要なのは、食堂がある企業や官公庁などと信頼関係を築いていくことである。そのために積極的な営業を行ってきた。ビジネス手法として大手コンサル会社で学んだビジネススキルを活かしたPurpose, People, Promotion, Profit, Partneringなどの「5P」を用いて分析をしたり、勝てるところを探して一番になろうと図ったり、学生向けにインターンシップを実施したり、ロゴの作成などによるブランド構築を行ったり、コンビニとの提携、メディアとの連携、イベントの開催など、様々なビジネス手法を用いてきた。コンビニとの提携やメディアとの連携では、認知度の向上につながると考えていたため、積極的だった。事務局長がもともとマッキンゼーや松竹で働いていたこともあってか、ビジネス手法は他の団体に比べて優れていた。



NPO法人・Table For Twoのオリジナリティは徹底的に市場分析を行うことなど、民間企業でも常に行われていることを、この団体でも行っていることである。20円という寄付金ができる仕組みを作ったことも、この団体のビジネス手法のオリジナリティである。事務局長、「自らが本を出版」し、ヘルシーメニューと同様に売り上げのうちの20円が発展途上国に寄付されるという仕組みを作った。



協力企業も伊藤忠商事や日本IBMなど大手企業が非常に多く、企業にとってはCSRとして企業のイメージ向上につながり、TFTにとっては「認知度の向上」につながるだろう。



<感想>

今後の日本のNPOにとっての課題・・それはたとえ非営利組織のNPOであっても大手民間企業などから積極的にビジネススキルを学ぶということ。NPOは「社会問題を解決する」という使命があるが、それを行うにはまず優秀な人材と共に市場を徹底的に分析する必要がある。NPOでのインターン経験などを通して感じたことは、日本のNPOの多くが素晴らしい「想い」はあるが、何をどのようにしていけばわかっていないNPOが多く存在する。

例えば、優秀な人材を得るためにはどうすればよいのかなどを分析したり、「社会」というNPOにとっての市場を分析してどのように社会問題を解決できるかという姿勢が必要であるのでは。社会問題を解決したい「想い」だけでは、成功しない。NPO法人・Table for Twoから他のNPOも学ぶべき。

読書をしたら本の内容を忘れないためにも今後はブログとかにアップしていこうと思います。


働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」/稲盛和夫
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「働き方 なぜ働くのか・いかに働くのか」

稲盛和夫

【目次】

第1章 「心を高める」ために働く

第2章 「仕事を好きになる」ように働く

第3章 「高い目標」を掲げて働く

第4章 今日一日を「一生懸命」に働く

第5章 完璧主義で働く

第6章 「創造的」に働く




「働くことが、人をつくる」

→努力を惜しまず、辛苦を重ねながら、自分の成すべき仕事に没頭する。悩みや苦しみを体験しなければ、人は大きく伸びないし、本当の幸福をつかむことができない。過去に苦しいと思えたことが、後にいい結果を招く。

良い仕事は、いい人間によってなされる。




人生を好転させる

→「若いときの苦労を買ってでもする」。苦労を苦労と思わない。目の前にある自分の仕事に集中し、心底没頭してみようと、腹をくくり、腰を据えて、はじめて「働くこと」と真正面から本気で格闘してみる。




仕事を好きになるために

→「心の持ち方」を変える。「この仕事に打ち込もう」と自分に言い聞かせるように努め、目の前の仕事に全力を注いでみる。そして「仕事に恋をする」。人間は、好きな仕事であれば、どんな苦労も厭わない。充実した人生を送るには、「好きな仕事をするか」「仕事を好きになるか」しかない。まずは、「自分の好きな仕事を求めるよりも、与えられた仕事を好きになることから始める」。

仕事の中に「喜び」を見出すことも必要。ささやかなことに喜びを感じ、感動できるということが、新たなエネルギーを与える。

「なんとかこの製品・部下などを一人前に育てたい」と、まるで自分の子どもの成長を願うように、深い愛情を注ぐ。



自燃性の人」になる

→自ら燃えるためには、自分のしていることを好きになると同時に、明確な目標を持つことが必要。

「不燃性の人」は社会にいなくても結構。少なくとも燃えている人が近づいたら燃える可能性の人でなくてはならない。

「言われる前に自分からやる」という積極的な人が「自燃性の人」であり、それは仕事をすきになった人であるはず。



「渦の中心」で仕事をする

→全員を巻き込んで、組織が動いていく。そんな自分から積極的に仕事に向かい、周囲に働きかけ、仕事をダイナミックに進めていける人を「渦の中心で仕事をしている人」という。「渦の中心」でいる人の例として若手の社員で「先輩、売上を伸ばそうと社長が言っておられますが、今日の提示後にみんなで集まって、どうすれば伸ばせるか検討してみませんか」と言いだしで巻き込む人である。このような人は、仕事が好きで、純粋な「問題意識を持っているから」できる。



願望を「潜在意識」に浸透させる

→想いは実現する。強く願えば、その思いが必ず人の行動となって現れ、実現する方向におのず向かう。その思いは次第に、「潜在意識」にまで浸透する。

いつも「百メートル競走のつもりで走れ」

→「誰にも負けない努力をする」。人並み以上の誰にも負けない努力をしなければ、大きな成功を収め、成功を持続できることは絶対にない。「誰にも負けない努力」とは、終点を設けず、先へ先へと設定されるゴールを果てしなく追いかけていくような無限に続く努力。



能力を未来進行形で考える

→目標を立てる時には、「自分の能力以上のもの」を設定する。今の自分では「とてもできない」と思われるほどの困難な目標を「未来の一点で達成する」ということを決める。常に勉強し、知識を獲得し、技術を習得すれば、未来には秘められた能力を開花させ、素晴らしい成長を遂げているはず。「絶対にできない」ということは言ってはいけない。「今はできないかもしれないが、努力をすればきっとできるはず」と考えるべき。



「できない仕事」を「できる仕事」に変える

→一度、「できます」と答えたら、なんとしても本当にしていかなくてはならない。やれると信じて努力を続ければ、将来、必ずできるようになる。「できないもの」を「できる」と引き受けて、実際に「できる」までやり続ける。到達すべき目標は、常に自分の力の2割増し、3割増しのところに置いたハードルにする。



「もうダメだ」というときが仕事の始まり

→「もう無理だ」と思った地点を終点とせず、仕事の再スタート地点と考え、成功を手にするまでは絶対に諦めない粘り強さ。自分に限界を設けない、あくなき挑戦新。それこそがピンチをチャンスに変え、失敗さえ成功に結び付けることを可能にできる。

感性的な悩みをしない

→失敗した原因を良く考え、反省をしなければならない。しかし、十分に反省したのであれば、後は忘れてしまうこと。新しい目標に向かって、明るく希望を持って、行動を起こしていけばいい。

(俺の一番の弱みかもしれない。負けず嫌い過ぎるため、試合に負けた時とかは悔しすぎて反省しまくるから、反省をして次はどうするべきかを考えてすぐに忘れるようにしないと、次への行動ができなくなる)



仕事で大事なことは「細部」にある

→①「細部まで注意を払う」。②「理屈より経験を大切にする」。③「地道な作業を続けていくことを厭わない」。



「完成形が見える」なら必ず成功する

→常に理想の姿を描くべき。その理想を現実していくプロセスとして、「見えるまで考え抜く」ことが大切。「こうありたい」と夢を描いたら、その思いを強烈な願望へと高め、四六時中そのことを考え尽くし、成功のイメージが目の前に「見える」ところまで持っていくことが大切。「想い」でしかなったものが次第に、「現実」に近づき、やがて夢と現実の境目がなくなっていく。



「ベスト」でなく「パーフェクト」を目指す

→ベストという表現は、結果がよくないときに「ベストを尽くしています」と言い訳ができる。したがってレベルの低い場合でもベストは存在する。パーフェクトを目指すべきで、「パーフェクトを越えるものは存在しない」



人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力