最近はインターネットの発達で
家づくりまたは家の情報が
簡単に手に入るようになりました。
発信元としては、工務店やハウスメーカー
設計事務所など施工側の情報発信が多いのですが
建て主さんがどのような情報を探しているかを
私たち発信する側は考えなくてはいけません。
私が考える今後の家づくりとは
施工側が勧める家そのものを単に建てるのではなく、
建て主が求める家、希望する家
住みたい家、住みたくない家を聞き、
建て主に合った資金を元に材料や設備機器を使い
満足できるような家を作るための
方法を一緒に考えサポートしていく
ことではないでしょうか。
家づくりの専門家として
建て主にとって、どのような住まいが一番いいのかを
考え、大きな失敗がないように、アドバイスやサポート
することがこれからの私の大きな仕事であり役割です。
そのための一つの方法が原価公開。
この工事費を全てオープンにすることは
施工側にとっては、やりたくないことの一つです。
原価公開とは
利益までも公開することになるんですが
不当に材料代や人件費に上乗せしている場合が多い
建築業界にあっては、利益を低く見せるという悪式習慣が
根強く常識的にあるので、本当の利益を出す勇気がある作り手や
工務店は、数からすると全体の1%あるかないかです。
原価公開が良いか悪いかはいろいろな考え方があり
原価公開することが正しくて公開しないことが
正しくないということではないのですが、
私は原価公開を採用しています。
なぜ原価公開を採用しているかというと
やはり建て主にとっての価格というのは一番大事なことであり
通常の見積もりでは不透明な部分が多いと思うからです。
他の業界を見てみると原価を公開している業界はないはずです。
トヨタの車の原価や利益を私たちが知らないように、建築業界以外は
原価公開など考えもないのです。
そして、トヨタ車の原価率が30%で利益が70%でも
買う人はそんなことどうでもいいのです。
欲しい車がそこにあり、それを買う資金があれば
買うのです。
しかし注文住宅と車には大きな違いがあります。
もうお分かりですね。
注文住宅は買うときには姿かたちが見えないのです。
何千万という大金を払うのにです。
どのような家が建つかも分からない状態で
契約をするため資料、情報の一つが原価公開となるのです。