注文建築は商品売りでないため、作り手(工務店)が
一方的に全てを決めるものではありません。
商品を売る場合は作り手が自由に材料を選び、
その材料を使い、組み立てなど人件費その他の経費、
利益を加え販売価格を決めます。
しかし、注文建築は、建て主が望む材料や希望の間取り、
内装、品質を考えて建て主が最高責任者として、
いろいろな専門業者を使い、企画・計画し完成させるものです。
そのような注文建築の実情から、建て主自身が自分の家に
使われる材料の値段や、材料の良し悪し、または、大工工事や
基礎工事、水道工事、電気工事などの施工費が
いくらかかっているのか分からないでは、企画・計画を立てる
ことはできません。
要するに注文建築は最初から姿かたちが見えないものを
何千万も出して建てるわけです。
最初から姿・形・品質などが分かる、車や電化製品、日用品とは違うのです。
施工費、材料のことはもちろん家づくりに関わる諸経費、
利益までも分かりやすく建て主に「見える化」
しなければなりません。
今後の家づくりはいろいろな情報を建て主に
伝えることが大事になると思われます。