住宅産業はクレーム産業と言われています。
知っていました?
ホントにそんなことがあるんです。
建築業は請負業とも言います。
請け負ったら負けるんです?
請負の意味はいろいろ人によって違うと
思いますが、決めた金額、内容で何があっても
責任をもって完成引き渡す。
というのが本当の意味だと思っています。
もう一つの意味は、請け負ったら最後
注文主のどんな無理難題にも答えていかなけ
ればならない。
ということかもしれません。
特に元請と下請けの関係の業者さんなんか
は、こっちの方が強いかもしれないですね。
私も下請時代元請の会社から、「この金額で
やってくれないと他の業者にさせるからいいよ」
なんてよく言われたものです。
建て主と元請業者の場合も案外同じようなこと
が起っています。
請け負ったら、建て主の言うことを何でも聞かな
ければならないようになっていますからね。
なぜかって?
それは建て主がお金を払うか払わないかを決
めるからです。
例えば建築工事の途中で、大工さんが直接建
て主に「こことここに棚があったら便利ですよ。
付けましょう
か?」
建て主「そうね。お願いするわ」
そして完成後、元請業者から追加工事で10万
円の費用が請求されました。
建て主「なんで追加工事なの?」「サービスで付
けてくれるんじゃないの?」
元請業者にしたら人と物とが動く以上無料はな
いわけです。
払うのが当たり前ということです。
しかし・・・
建て主は親切な大工さん。
サービス工事だと思い込んでいたのです。
この結末は如何に。
このようなことはよくあるケースです。
結論は追加工事に応じる必要はありません。
書面で見積もりを作成し建て主の承諾を取るこ
とを怠った元請業者の過失が大きいと思われま
す。
このようなことからも請け負けなどと言われるの
かもしれません。
建て主の思惑と元請業者の思惑の違いはトラ
ブルの元です。
元請業者の本音は、「いくら見積もりを出してい
ないからと言ってちゃんと工事はしたんだぞ」
「その分の費用は出すのが当然だ」
なんて思っているかも。