工事の不具合で販売中止・契約解除
東京都港区南青山7丁目に建設中の高級マンション「ザ・パークハウスグラン南青山高樹町」が、工事の不具合により販売中止・契約解除の事態に追い込まれた。
よりによって事業主は大手の三菱地所の物件である。
事業主は契約解除に際して購入者に手付金を返し、迷惑料を支払うなどの対応をとる。
工事の不具合とは、配管や配線を通すための「スリーブ」といわれる貫通孔が、設計図が示す通りに入っていなかったこと。まさに前代未聞の大失敗だ。
事業主は三菱地所レジデンス、設計監理は三菱地所設計、建築施工者は鹿島建設、設備工事施工者は関電工。
マンションの世界で特に評価が高いのは、大手デベロッパーでは三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス、野村不動産、住友不動産だ。
また、建設会社ではスーパーゼネコンと称される、鹿島建設、大成建設、清水建設、大林組、竹中工務店。そして、設計事務所では日建設計、日建設計ハウジング、三菱地所設計になる。
今回は、このうち、三菱地所レジデンス、鹿島建設、三菱地所設計という、大失敗しないはずの最強トリオが当事者であるだけに、社会に与えるショックは大きい。
「ザ・パークハウスグラン南青山高樹町
」概要
所在地─東京都港区南青山7丁目
構造─鉄筋コンクリート造
規模─地上7階、地下1階、塔屋1階
総戸数─86戸
平均専有面積─約102m2
平均価格─約1億4000万円
平均坪単価─456万円
竣工予定─2014年1月下旬
引渡予定─2014年3月下旬