これから家を建てようと計画されている皆様におかれましては、今後の経済情勢を自分なりに十分予測し、後悔のないように住まいづくりをしていただければと思います。
特に今は土地から購入する時代ではないと私は考えています。
これは歴史的な観点からの予測ですが、昨年のサブプライム問題による株価の下落はまだバブル崩壊の一部に過ぎないということです。(くれぐれも私個人の考えなので皆様はご自分の意思で御判断下さい。)
私の予測では土地価格は今後3年間は下落傾向にあると考えています。
つまり土地からローンを組んでまで購入するのはリスクが大きすぎると考えています。
しかし人間にとって住まいというものは必ず必要なもので、住む所、寝る所がなければ非常に困りますよね。
ですから仮に3年間土地価格が下落したとしても、住まいに関しては大きな影響はないと私はみています。
勿論もっとコストダウンが見込めるということもありますが、そのような情勢になればそれ以上に技術力の確保というものが難しくなってくると思うので、特に現段階で時期的なものを検討する大きな材料はないと考えます。
私が気になるのはやはり今後の世界経済の悪化は勿論ですが、それによる日本の行く末が非常に不透明だということです。
極端に言えば少しタイムスリップして昔に戻り、経済中心の時代から生活中心の時代へとシフトする転換点なのではないかと考えています。
単純に考えてみれば、少子高齢化により現在の日本経済を支えている人間(お金をたくさん使っている方)が減るわけですから自然と経済はしぼんできます。
しかし暗い話題ばかりでもなく、生活中心の時代へシフトすることにより、今まで以上に人々の生活は充実し、人間本来の特性を発揮することができると私は信じています。
今、回りの方を見ても、100年後にこの仕事をやっていて良かったと、この商品があって本当に良かったという業種は意外と少ないような気がします。
色々な新商品が出ていますが、果たしてこれらの新商品は本当に良いものなのか?
その商品を製造することに多大な労力と環境負荷をかけることは本当に正しい事なのか?
単に人間の欲望の思うがままに今だけ良いという生活や商品開発は間違っているのでは?
そんなことを考え目先だけが良いという家づくりではなく、将来にわたって皆さんに感謝されるような仕事をすることに全力を注ぎたいと思います。