住宅ローンが6年ぶりの低水準となり、二年連続の前年度割れで、2007年度の新規住宅ローンの貸出額は前年度に比べて5.7%減少しました。
しかし金利は上昇基調にある。
世界的なインフレ懸念により、世界的に長期金利が上昇し、個人向け国債や住宅ローン金利が上昇する傾向にある。
インフレ=物価が上がる。
国内だけを見ると物価が上がるなんて無縁の景気状況ですよね。
なぜ景気が悪いのに物価があがるのか?
なぜ住宅着工が減る=住宅ローンの利用者が減っているのに対して住宅ローンの金利が上昇するのか?
なんと言っても中国やインドの経済発展により石油や穀物などの需要が急増し、原材料や食料価格の高騰が続いているのが大きな要因ですよね。
自分の給料が上がっているなかでのインフレであればトントンなのですが、今の日本は自分の給料が安くなっていっているのに物価だけが上昇する。つまり単にお金の価値だけが下り続けている状況。
サブプライムも手を出した者でなければ日本に直接的な影響はない。
日本の今後を見る上でどうしても無視できないのは、やはり中国やインドの急激な発展による物価上昇が他国を巻き込んでいるという状況ですよね。
そもそも中国人の労働費が安いからといって、中国人にものづくりをやらせて日本でその商品を販売する。そうなればそのような商売は短期的に見ればいいですが、長期的には急激に人件費も値上がりしてきますから安定的とはいえませんし、安いには安いなりの理由がある場合もあります。
このように今は、簡単に考えれば単なる新興国の発展によって物価が上り、原油が上がっているだけ。
冷静に考えれば景気を大きく左右しているのはそれだけです。
しいて言えば地球温暖化と異常気象による損失も大きなものとして考えられます。
一体どうすれば本当の意味において安定的な経済をつくれるのでしょうか?
よく言われていますが、日本も常に新しく便利なものだけを求め、技術革新だけに力を注ぐのではなく、もう一度原点に戻って畑を耕すことも大切なのではないでしょうか。