試合の流れ
優勝候補同士が火花を散らした今節。結果は1-1のドローに終わっている。内容としてはほぼ互角だったと思う。
前半は少しチェルシーが押していた。事実、1点をアザールからもぎ取られ、そのままの流れでファーストハーフを終えた。
しかし、後半はリヴァプールがペースを握る。スタッツを見ても、リヴァプールの方が少しチェルシーを上回っている。だが、それでも得点は得られなかった。このまま終わるかと思われた89分、スタリッジがこの試合の全てを台無しにする(いい意味で)スーパーミドルで同点とし、そのまま試合を終えた。
リヴァプールの評価
リヴァプールは得意のハイプレスからのショートカウンターや、ゆっくりしたビルドアップで攻撃を組み立てていた。攻撃自体は悪くなかったと感じている。数々のチャンスを生み出し、チェルシーゴールに迫る場面がいくつもあった。両SBも積極的に攻撃参加し、クロスからのチャンスが多かった印象だ。そう、チャンスは多かった。だが、決めきることができなかった。
原因はサラー&マネの両WGだ。率直に言って、この二人の調子が悪い。特にシュートの質が非常悪い。キーパーのど真ん中や、完全に枠を捉えていないシュートが目立った。ドリブルもあまり成功していなかった気がする。プレスや、最低限の攻撃で仕事をしていないわけではなかったが、相手に脅威を与えきれていなかった。マネとサラーに一本ずつ惜しいシュートがあったが、それもキーパーとディフェンスに阻まれている。
後半はサラーが下がってシャキリが投入された。悪くはなかったが一つ、決定的なチャンスをふいにしている。それがリヴァプール最大のチャンスだったので悔やまれるが、あの男がやってくれた。
今季最強スーパーサブ、スタリッジだ。合計出場時間は長くないのに、既に公式戦3ゴールでサラー、フィルミーノと並んでいる。試合ファーストタッチ、バイシクルシュート、強烈ミドルでの3得点。簡潔に言えば半端ない。マネとサラーは是非とも見習ってほしい。
守備に関してはほぼ満点だったと思っている。1点決められてるが、攻撃陣がゴールを決めて流れを掴めなかったのが悪いし、相手はチェルシーだ。1点に抑えれただけ上出来である。中盤の3人が積極的なプレスで攻撃の芽を摘み取っていた。相変わらずいい仕事をしてくれる。
ロバートソンは質のいいクロスを上げ、守備にも貢献していた。TAAも何度もクロスを上げてチャンスを作った。ラインが高いせいで裏を取られた場面が多かったが、そこでCBとGKの出番だ。
快速ファンダイクとゴメスの守備は迫力満点で安心感がある。完璧に近い二人の守備は文句なしだ。そしてアリソン。ビッグセーブでチームを救った。彼でなければ決まっていたようなシーンもあり、個人的にはリヴァプールで最も活躍したのはアリソンだったと思っている。
チェルシーの評価
チェルシーはリヴァプールの攻撃を躱してカウンターを狙った。そしてこれがうまくいっていたと言える。何度もリヴァプールの裏をとることに成功していた。しかし、ゴールは1点だけだった。リヴァプールの守備でほとんどは防がれてしまっていた。それでもアザールが違いを見せつけ、1点決めることに成功した。
守備もよかったが、リヴァプールの攻めが少しまさっていた印象だ。何度もビッグチャンスを作られ、マネとサラーの調子次第では失点してもおかしくなかった。しかし、うまくカバーして最悪の結果は免れている。
感想
とても面白い試合でした。リヴァプールが全然得点できないのにはイライラしたものの、試合そのものは今季のプレミアリーグで一番面白かったです。そして、マネとサラーには本当に頑張ってほしいです。二人の活躍なしにリーグ優勝はないと思っています。アザールなんかに負けるな!
これからナポリ、マンチェスターCなど強豪との試合が続きます。マネとサラーが調子を上げないと、とても勝ちきれないでしょう。是非とも頑張ってほしいです。


