【天気】くもり(暴風)
【走路】---
【現在地】東京都足立区
【宿泊地】ゲストハウス新都心足立
【走行距離】---
【総走行距離】---
【話しかけてくれた人】---
【総計】---
【出費】1200円
【内訳】うどん、パン
【特記事項】---
【走破地図】---
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注意!!!今日はほぼ全部寄生虫の話です!!!
実物アリ、エグい話アリなので怖い人は絶対に読まないでください!!!
読んで肉・魚・野菜が食べられなくなった挙句、
ねこや犬を触れなくなり、人を信じられなくなっても知りません!!!
ここまで言っとけば文句言われんやろ(*´v`*)
今日は往復4時間かけて目黒の寄生虫館へ。
いつもは昭和通りを走るから、今日は違うルートで行ってみた。
スカイツリーを常に正面に置いてまっすぐ走る。
いつも『スカイタワー?スカイマーク?スカイラブハリケーン?あれ?』と
名前が出てこなくて数分考えてしまう。脳みそに寄生虫がいると思われる。
日中は非常に暖かく、上着がいらないほど。
気持ちよく走ることができた。
浅草だかどこだか忘れたが、屋形船の係留所でみんなスケッチしている。
10人はいただろうか、みんなびっくりするほどうまい(・`д・´;)
他にスケッチングポイントとしては、上野動物園、皇居、お茶の水など。
俺の出身大学の前にもスケッチャーがいることがあった。
目黒寄生虫館に到着(*´v`*)
ここはなんと入場料無料!!!
過去3回来たことがある。本当に仲のいい人しか連れて来ない。
中途半端な仲の人と行くと絶交されてしまう(*´v`*)
寄生虫の展示をしているちょっとした博物館みたいなもので、
人間の寄生虫、動物の寄生虫、魚の寄生虫など細かく解説がある。
いつも平日昼間に来ていて貸し切り状態だったが、日曜だからかものすごい混雑。
カップル、家族連れ、女性グループ、中学生、学者風の人など
ジャンルを問わず幅広い方々に愛されている(*´v`*)
膨大な数の試験管(・`д・´;)
ひとつひとつに名前、採取年月日と『魚のエラから』『女性の腸から』など
採取された状況が書き込まれていて早くも吐きそうwww
豚回虫、ブタの腸に寄生、芝浦...w
クジラの腎虫、ツチクジラの腎臓、チバ沖...www
ウミガメのおめめに寄生していたウミエラビル(´;ω;`)
小指の先ほどの大きさのものが7匹もいたんだとか...。
寄生虫ファンなら誰もが大好きなハリガネムシさんですよー(*´v`*)
カマキリの死骸のおけつの穴から、白い虫がうにうに出てるのを見たことないかな?
生きたままカマキリを水の中に落としてもうにょうにょ逃げてくるよ(*´v`*)
さぁ、次は人の寄生虫だね!!!
みんな大好きサナダムシたん(*´v`*)
一時期、ダイエットのためにサナダムシを腸で飼う女性が急増。
食べても食べても太らず、代わりにサナダムシが体内で数mにまで成長する!!!
ねこたんの寄生虫。野良猫気軽に触られへんわ...(´;ω;`)
どういう経路で寄生虫が人間にうつるのか詳しく解説されている。
食べ物、動物を触った手、虫さされなどなど。
拡大されたレプリカもあるんやけど、こちらは不人気。
そりゃーみんな実物の方が楽しいもんな(*´v`*)
魚の中に寄生虫が潜んでいる様子。
標本処理されて魚も寄生虫も白くなってるけど、
本来のものは色付きでグロいんやろなぁ。
寄生虫界のプリンス、タイノエ様(*´v`*)
鯛のお口の中に住んでて『鯛の餌』という意味のタイノエ様。
下のリンクに実際の画像がある。
さすがの俺も気持ち悪いレベルなので自己責任でどうぞ!!!
【閲覧注意】タイノエの姿が恐ろしすぎると話題に!!
2階にも展示が続く。本番はまだまだこれから!!!
1階は試験管で見る実際の寄生虫が大半で、2階は人に感染する寄生虫解説。
砂場で感染する犬猫の回虫やツツガムシ病解説には、お母さん方も興味津津。
ちなみに『つつが』とは災難や病気の意味で、ツツガムシはそれをもたらす虫。
『つつがなくお過ごしでしょうか』という言葉は、
災難などなくお元気でしょうか、という意味。
なぜそんなに詳しいかというと、一時期寄生虫関連の本をむさぼり読んだから。
藤田紘一郎先生の『笑うカイチュウ』はぜひ一読いただきたい。
自身のお腹でサナダムシのキヨミちゃんを飼った話、
おけつ丸出しで失神する女性のおけつからカイチュウを取り出した話など、
笑える話の中に寄生虫予防のエッセンスが盛り込まれてあるぞ!!!
人体から取り出された、8.8mものサナダムシ(´;ω;`)
こんなん飼ってたら激ヤセするやろ...。
幼虫がいるマス寿司を食べた人の腸で成虫になった。
食べた後3ヶ月して便と一緒に、虫の一部が出てきて気がついた。自覚症状なし。
説明が気持ち悪すぎるwww
この方は駆虫薬を飲んで排出したらしいけど、
お風呂に入ってる間に肛門からうにょうにょ出てくるのをつまんで、
ゆっくり引き抜いて生きたまま取り出した例もある。やっぱり気持ち悪い(´;ω;`)
どうでもいいが、引き抜く途中でちぎれたらまたそこから再生する。
駆虫するためにはちぎれさせず全体を抜かなければならない!!!
サナダムシと同じ長さのひもで体感してみよう!!!
...別に体感したくないねんけど(´;ω;`)
奥には寄生虫関連の専門書籍や一般用のわかりやすい本なども置かれている。
会報誌『はらのむし通信』もなかなかおもしろい。
これら書籍はグッズコーナーで販売もされている。
資料展示室には、寄生虫学の権威の先生(名前忘れた)の研究ノート!!!
細かすぎて実物以上に気持ち悪い(・`д・´;)
グッズ販売コーナーでは、寄生虫をかわいくキャラ化したTシャツや文房具、
実物の寄生虫が入ったキーホルダーなど。通販も可能。
若い女の子が実物キーホルダー買ってたで...(・`д・´;)
最後に、人にうつる寄生虫やノミ・ダニのおはなし。
背中です(´;ω;`)
足です(´;ω;`)
これはフィラリアによる象皮症という病気で、
リンパの損傷でむくみと壊死が進行して象の足のようになる。
ちんちんです(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)
これも象皮症で、あの西郷隆盛もちんちんが人の頭ほどに膨れ上がってたんだとか。
西南戦争で西郷が自害した際、首のない死体を本人のものだと特定したのは
腫れ上がったちんちんだったそうです。(藤田紘一郎『空飛ぶ寄生虫』より)
昔なつかしいぎょう虫検査のポキール。
クラスのかわいい女の子が陽性反応出たりすると妙に興奮するよね(*´v`*)
魚食べたらアニサキス、肉食べたらサナダムシ、野菜食べたらぎょう虫。
ここに来ると食欲を一気になくして物を食べられなくなる人もいる。
しかし、予防方法もしっかり解説されているから安心してほしい。
肉はしっかり火を通し、野菜はよく洗い、生モノを食べるのは避けよう。
かわいいにゃんこを触ったあとも手を洗おう。
あと、絶対にキツネには触るな(*´v`*)
人の金を当てにする寄生虫野郎にも気をつけよう(*´v`*)
とまぁ、存分に楽しんできたw
看護師としての専門知識が全く及ばない分野で、いつ来ても新しい発見がある。
もちろん、何の予備知識がない人も十分楽しめるし、無料なので気軽に来てほしい。
ただし、初めて行く際は次の食事が怖くなる可能性は十分にある。
帰り道、目黒の商店街で『東京うどん』の文字を発見。聞いたことないぞ?
つけうどんのお店で、肉やネギ、キャベツなどがトッピングできる。
肉汁うどん(大盛り無料)、温玉ごはん付きで780円。
高いやんけ!!!と思ったが、コシのある麺、かつおのきいた汁が非常においしい。
山梨の吉田うどんや埼玉の田舎っぺに匹敵する。
また行きたいと思えるほどのうどんだった(*´v`*)
吉田うどんと田舎っぺはこちらからどうぞ。
【番外編】東日本おすすめスポット【完結】
その後、五反田でゆうこちゃんと待ち合わせてお茶。
看護師としての復職の話は、やっぱり看護師同士の方が話しやすい(*´v`*)
夜になって急に冷え込み、台風並の強風で怖かった。
東京タワーの灯りが道しるべになって頼もしい。
別に何の思い入れもないけど、それでも東京と言えば東京タワーだと思う。
スカイツリーにはこの重みは全くない。
俺と同年代のおっさんは、東京タワーと言えば決まって
『キン肉マンvsステカセキング』の熱い一戦を思い出すだろう。
バッファローマンにならまだしも、こんなキワモノ超人に負けてたまるか、
そんな全国の少年たちの怒声が響いたのも、ここ東京タワーであった...。
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寄生虫館、ぜひ行ってくださいね。
目を凝らして試験管の中をのぞきこめば、
ミクロの世界で寄生虫たちが手を振ってくれます(*´v`*)