俺には知識も興味もなく、全く話せる内容がありません(´;ω;`)
というわけで、思い出話中心になりますんで、そこんとこヨロシク!!!

昭和をテーマにした旧車ショーというわけで、両親は楽しみにしていたらしい。
車高短(しゃこたん、車高が低いこと)を競うコンテストや
ファッションショーもあると随分張り切っていた。

俺が幼い頃(物心ついた頃には既に)週末はクルマのショーに行っていた。
太陽の塔でおなじみ大阪の万博で開催されることが多かったように思う。

クルマへの興味どころか、趣味もへったくれもない幼稚園児に
もちろん良さがわかるはずもなく、炎天下連れ回されて喉が渇くw

高級そうなクルマだということはわかるが、それ以上は何もわからない。

トラッキンがジャンプしてて興奮したくらいしか覚えていない。
高度な専門用語で申し訳ないが、要するにクルマの一部がフラワーロックのように
音楽に合わせて跳ねたり踊ったりする状態。けっこうおもろい(*´v`*)

両親ともにヤンキーで、クルマをきっかけに出会っているから、
30年前はとにかくクルマのイベント参加が中心。
今でもやたら詳しいし、いつかハコスカ買うと言ってきかない。

今回も会場に入るなり大はしゃぎで、●●があるだの、△△がかっこいいだの、
童心にかえったかのように2人で盛り上がっている。

さっぱりわからない俺はとにかく目についた写真を撮る。

それを見た母が『これは別におもんないねん』とか
『あれ撮らな意味ないやろ』などと熱い口出しをしてくる(´;ω;`)

色の違いしかわからない俺くんは戸惑うばかり。

茶髪でヤンキー寄りの妹でさえ、旧車への興味は薄いらしく
ポケットに手を突っ込んであれこれチラ見する程度だった。

ところで、参加者のみなさんは全国各地から集ってきている。
北九州や北関東のナンバーも目立つし、チーム参加のジャージ軍団も多い。

こういうクルマへの社会の風当たりは強いだろうから、
数少ないイベントで結束を固めるいい機会なのかもしれない。

じゃー、コンテストの様子を見て行きましょー!!!
車高の低さを競う『車高短コンテスト』。
参加者は絵に描いたようなヤンキーなんだ(´;ω;`)
地面にスレスレであればあるほどかっちょいい。
リンボーダンスのように、棒の間に渡されたヒモをくぐっていく。

低い!!!(・`д・´;)
段差でガッツンガッツンぶつけるし、小石ではねてジャンプしただけで
地面にこすって音がするほど。観客からは大歓声。
優勝はたしか車高110cmだったかと思う。

俺の股下より低いってことか...(驚愕)。

ぼやぼや歩いてたらすくい上げられてしまうわ。

車高を低くするためにホイールに細工をしている人も多い。

ハの字型にホイールを装着することで
まっすぐに装着するより少しでも下げられるらしい。

そのへんは母からの情報で、俺にはさっぱりわからない世界w

あっ、なめ猫は知ってる(*´v`*)
うちにも下敷きとかなめ猫免許証とかあったなぁ。

俺みたいな素人目には、こういうズギャギャーン!!!としたクルマの方が
インパクトがあってわかりやすいんやけど、
旧車ファン的にはちょっと違うらしい。難しいわ(´;ω;`)

レース仕様のクルマも、今回の集まりには不似合いやと。

で、デコトラも違うんやろな...これ1台しかなかったもんな...(・`д・´;)

参加者相互でクルマ話に花が咲くのはもちろん、
見学者から声をかけたり、写真撮ってる見学者に話しかけたりという場面も。

似てる系統の人は仲良くなりやすかったりするんやろーな(*´v`*)
チャリでも、ランドナー、クロス、ロード、MTB、シクロクロス、
小径車、折りたたみ、BMXで所有者の性格の傾向も違うしな。

車高短コンテストでは、司会の方がおもしろおかしく進行してくださる。
出身とペンネーム、クルマの概要や愛車自慢などをひと通り紹介してくれるので
詳しくない人も楽しめる。ほんわかした感じは深夜ラジオみたい。

金髪リーゼントのめっちゃ怖い顔やのに
『山口から参加のゴマちゃんさんです!!!』とか紹介されててまじ和みんぐ(*´v`*)

チームジャージを着込んで参加する人の多いこと(・`д・´;)
近畿、北九州、北関東など、ある程度広域でチームになるっぽい。

外野は写真撮りまくり歓声あげまくり。
似たように見えるクルマでも、写真撮る人の多さでその価値を知ることができる。

おそろいの服着て歩くうちの両親。
実は、『ナウなヤングのファッションショー』に出るつもりで
前日から準備しまくって家の中でファッションショーしてたんやけど、
着いたらもう終わってたというとんでもないオチだったw

VANとかMADISONバッグ、白い三本ラインの靴下、
すねからくるぶしまでロールダウンされた靴下は当時の流行だったそう。
両親が通ると『あっ、VANや!!!』と歓声をあげる人もいた。

VANのステッカーを貼った赤いクルマを見つけぴょんぴょんはねるおかん。
近くにいたオーナーのおっさんに声かけられてたw

幼い頃から、そして今も(!!!)男の子と間違われる妹が乗ってるバイクも当時モノ。
おとんがネットで購入して大事に保存してある。

きゃっきゃとはしゃぐおかんは、あっちこっちで写真撮ってくれとせがむ。
俺もエヴァの等身大フィギュアとかあったら撮って欲しいから気持ちはわかるw

ファッションショーに出られなかったのが相当ショックだったようで、
帰るまで何度も悔やんでいた。

詳しい時間が書いてなかったのが敗因。フリマに行ってなければ出られたのに...。
(後でわかったけど、参加者はほぼ若者だけだった。
優勝は小悪魔風のファッションをしたヤンキーの女の子w)

出てたら優勝できたのにと本気でまゆを寄せるおかん。
審査員が若そうやったから、理解してもらえたかどうか...。

東西のヤンキー大集合(*´v`*)
みんなほんとに楽しそうで、怖い顔しながら口元がゆるみまくっていた。

このクルマが車高短優勝やったんかな?

地面擦ってますよ(・`д・´;)
ホイールがハの字になっているのもよくわかる。

おかん的にはこのへんが激アツゾーンらしい。
ハコスカが並ぶ姿に随分感動していた。
ボンネットが閉まった状態で眺めたいと言っていたが、
所有者は『こんなすごいエンジン(or内部のきれいさ)なんやで(*´v`*)』と
見てもらいたいから開けているんじゃないかと推理しとった。
古いクルマをきれいな状態で残してる自慢ってことで。

警察来とるぞ(・`д・´;)
パークウェイにある駐車場でイベントが行われており、
近隣ではハイキング客やのんびり紅葉を見に来た家族などもいて、
苦情も入っていたんだと思われる。
ポリは何度か来て主催者と話をしていたが、特に問題は起きていなかった。

穏便にしてればいいのに、煽るようにすり抜けて行くクルマが何台かいた(・`д・´;)
そもそも、車高短は危険だからポリに見つかったらアウトだそうで、
それであわてて逃げ帰ったという意味合いもあると思う。
実際、あくまでイベント参加と割りきって、
車高短のクルマはトラックの荷台に積んで帰っている人もいた。

な、なんか重心おかしいですよ...(・`д・´;)

藤原とうふ店!!!(・`д・´;)
マンガで読んでハチロク人気が再燃していることを知ったけど、
実車を見るとちょっと複雑やな...。
イニD知ってたらわかるものの、ちょっと地味な感じがする...。

駐車場間の道はあたかもファッションショーの花道のよう。

静かに駐車して展覧するだけでは飽き足らない人たちが
ここぞとばかりに爆音をうならせて走っている。

クルマの窓から身を乗り出して踊るのが『ハコ乗り』。(おかん情報)
上級者になると、相当なスピードで走ってるのにボンネットや屋根で踊るらしい。

両親は、知り合いの方のハコスカに乗せてもらっていた。
靴を脱いで乗り込むおとんはものすごい嬉しそうだった(*´v`*)

おかんも写真を撮りまくってくれと絶叫w

この写真は来年のうちの年賀状になるらしいぞwww
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子ども2人は半分呆れながら見守ってたんやけど、
親2人は30年前にタイムスリップしたように大喜び。
嬉しそうな顔を見ると行ってよかったと思う(*´v`*)