【走路】沖縄市街
【現在地】沖縄県中頭郡嘉手納町
【宿泊地】道の駅「かでな」
【走行距離】44km
【総走行距離】13020km
【話しかけてくれた人】5人
【総計】753人
【出費】2200円
【内訳】ズボン、アンダギー、弁当、惣菜
【特記事項】---
【走破地図】---
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ちょっとガッカリのあとに、ちょっと嬉しいことがあった一日(*´v`*)

終日雨、しかも大雨どしゃぶり!!!という予報はどこに行ったのか。
幸い薄曇りながらも雨はほとんど降らず天候に恵まれた(*´v`*)

嘉手納の道の駅から沖縄市街へ行くには、左右に広がる基地を抜けていく。
近くにありながら手の及ばない場所というのはお尻の穴がムズムズする。
痔か寄生虫じゃないかと思ったがどうやら違うらしい(´;ω;`)

何かの部品を組み合わせて作られたサンタとトナカイ。
不気味すぎるw

10kmも走れば沖縄市街に入るが、観光というよりは生活の街っぽい。
お昼にじっくり見るとして、まずはうるま市の海中大橋に向かう。

その前にマルエーでズボン買った。
いい加減あちこち探すのも疲れたし、1280円で解放されるなら納得。
拠点に荷物運ぶまでしばらく邪魔になるけどしかたない。

沖縄の建物はほとんどがコンクリ造りで、屋根が平らになっている。
台風でも吹き飛ばないように重い建物で屋根も余計な風力を受けない。
さらに断水が多いため屋根にタンクを置けるように平らになってるんだとか。

サトウキビ畑というほどでもない、ちょっとした草地を抜けて海岸に出る。

ぴゃーっきれい(*´v`*)

離島というほどでもない、1kmちょっと離れた島に行くための道路。

エメラルドグリーンの水がきれい。
ただ、砂浜も含めて全体として見たときには砂浜に藻が多くて減点(´;ω;`)

島に渡る手前に海の駅がある。
おみやげの他にランチバイキング(大人980円)もあり賑わっている。

アンダギーが1コ50円。ちょうど昼前でおなか減ってきたから買った。
沖縄に着いてからというもの、備蓄食料を買っていないし、ある分も減ってない。

橋を渡った先の島におもしろそうな観光場所がなさそうなので引き返す。

海中道路っていう名前だから、海の中を進むのかと思ったら違った。
まわりが海に囲まれているという意味合いだろう。

海の駅で特筆すべき点がもうひとつ。100円でシャワーが使える(*´v`*)

200円で温水もあるが、男は黙って冷水シャワー(*´v`*)
気温も22度くらいあるから冷水でむしろ気持ちいいくらい。

沖縄市に戻って『コザ』観光しようと思ってたら急な大雨。
30分ほど高架の下で待機することにした。

ようやく雨がやんで、おなかも減ってきたのでお弁当屋さんに寄る。
個人でやっているほか弁風のお店がものすごく多く、しかも安い(*´v`*)

からあげのチリソース弁当400円(*´v`*)
にんにくの芽炒めや肉野菜炒めも入ってこの値段は安い!!!

沖縄市の中心市街『コザ』に到着。那覇の国際通りと比べてこの覇気のなさ...(・`д・´;)

コザというのは、沖縄市の旧名と考えていいと思う。
米軍の占領下で、『胡屋(ごや)』をアメリカ人がコザと聞き違えたことによる。
ここ、コザゲート通りがそのメインストリート。

端にあるコザミュージックタウンではライブや何かもやるんだろうか。
ゲオとゲーセンとアイス屋さんっぽいのがある以外はシャッター閉まってる(´;ω;`)

まっぷるやるるぶを見て調べても、那覇の情報は多いのに沖縄市の情報は少ない。
唯一ここ『コザゲート通り』だけが小さく紹介されている。

基地に近いということもあり、看板もアメリカそのもの。

栄えてないというわけではなく、どうやら夜に真価を発揮するのかも。

実際、飲食店やバーなどが多く、閉まってるのもたいがいそういうお店。

残り半数は服やアクセサリーなど。
店員さんも外国人、特に黒人の方が多くなんとなく怖い。上野のアメ横を思い出す。

値段はけっこーびっくりする。Tシャツ1枚に5000円も出せない(´;ω;`)

道着、キョンシー服、スケボーが売られてるよくわからない店も(・`д・´;)

服関係の半分はバスケ関連のお店だった。
観光客よりも、MBA好きの米兵向けの街なのかもしれない。

ちなみに、観光客の姿は全く見受けられない(´;ω;`)
地元の小中学生とか、おっさんかおばさんかわからん人とかばかり。

子供服のお店もある。全体的な共通点として、円もドルも使える。

ラグビーボールのおもちゃや各種スポーツシャツ。

店内に入ったのは唯一ここだけ。
店員さんは無理に接客してくることもないからその点は嬉しい。

エ、エアマックスや...知らんけど...w

西洋骨董と書いてあるから、なんでも鑑定団に出そうなものかと思ったら
時計や貴金属ばかりで面白みがなかった(´;ω;`)

言われてみればたしかにアメリカっぽい雰囲気。
でも2/3は閉まってるしなぁ。

路駐も多いけど、たぶん全部店員さんやろしなぁ。

開いてるとこばっかり撮ってきたけど、
実際はシャッターだらけで歩き疲れたしなぁ。
片道400~500mくらいはあったと思う。

甲冑や日本刀、銃など(の模造品)を扱うお店も。
ここはマニアックな人たちで賑わってた。

タトゥーのお店も何軒かあった。間近で見ると怖い(´;ω;`)

やってもらってる人いる...!!!ときどき痛みでビクンッてなってる...!!!

ここまで見てきて、るるぶとかにあまり載ってないのも納得。

寂れた雰囲気、偏ったショップで観光客は来にくいわ。
夜とか週末になれば変わるんかもしれんけど、おすすめはしたくないな。

今のコザゲート通りから分岐して、商店街も何本かあるから見てみよう。
もしかしたら劇的におもしろいかもしれない!!!早速シャッターだらけやけど!!!

左右にどんどん枝分かれしていって、碁盤の目状に広がっていく。
1本1本は300m前後で終わるし、開いてる店も少ないから見るのは時間がかからない。

かりゆしのお店。ここにものすんごい気に入ったデザインのものが2000円であって、
絶対買おうと思っていたらレディースものだった(´;ω;`)
おっさん用のは扱っておらず涙を飲む。

化粧品店にぬこちゃんが入ってくるほどの和やかっぷりである(*´v`*)

商店街!!!という感じのおばちゃん向けショップは思ったより安い。
500円とか1000円のラックだらけで、特定の年代の人には嬉しいかも。

この近辺にいくつか学校もあるから、みんな帰りに寄るんだろう。

さらに路地を入っていく。
アメリカンというかアジアンというか不思議な雰囲気だが、やっぱりシャッター。

怪しいアートもその雰囲気を盛り上げてくれる(・`д・´;)

戦後の資料展示室というのが入場無料だったので寄ってみた。

沖縄史や戦後史に関する本を自由に閲覧できる。

戦後の焼け野原で礼拝に使われたオルガン。

懐かしい品々あれこれ。給食用プレートは欲しい。

戦後、いたるところに不発弾が埋まっていたらしく
それをおもちゃにして遊んでいた子もいっぱいいたんだとか(・`д・´;)

写真や各種説明も用意されている。

米軍の水筒やバーナー。欲しい(´;ω;`)

日本軍の兵器かな?こうやって見ると緑の服や迷彩柄はすっかり隠れてるのがわかる。

数は多くないけど、昔のレジやスロットなどのレトロ品も。

歴代のエイサー祭のポスター。
先日、求人情報誌見たらエイサー隊の募集があったのを思い出すw

外国人向けの案内・相談や語学習得のためのセンターもある。

大衆食堂という名前がよく似合うお店も数軒。
入ってみたかったものの満腹なのが残念(´;ω;`)

コザゲート通りの2本くらい隣にある通り。ここも独特な雰囲気。

教会ではキリスト教関連書籍やグッズがちらほら。
ミッション系大学に通ってたのでついついのぞいてしまう(*´v`*)

ここも同じく大衆食堂。
中をのぞくと中高生ばかりだった。

やっぱりこの通りもシャッターが目立つ(´;ω;`)

極めつけはこれ。
中心部にあるショッピングセンターが店舗撤退によりゴーストモール化している。

ここは各種ガイド本でも見かけたタコス屋さん。
お客さんも多く、唯一活気のあるお店だった。

ブラジル風カフェはランチが500円で安い。

ネットカフェ黎明期を彷彿とさせるネットスペース。100円で30分使用できる。
ニュージーでネットしたときにこういう場所を使ったことがある。
外国人にとってはここが非常に便利なんだと思う。
...中は30席くらいあるのに地元中高生で満席やったけど(・`д・´;)

道の駅にもどるにはちょっと早すぎるからブックオフで立ち読みしてから帰る。
途中で寄ったお惣菜やさんが激安だった。
イカ天や野菜天、さかな天などが30円!!!パックの主食類が100円!!!

チャーハン、もずく天(かきあげ)、イカ天2つ、さかな天2つで250円(*´v`*)

おっちゃんが昨日のラジオ聴いてたらしく、おまけもらった(*´v`*)
まさか聴いた人と直接出会うことがあるとは思わなかった。

飛行機の『キーーーン!!!』という轟音を聞きながらまた嘉手納の道の駅で宿泊。
営業時間が23時までなので、そこからテント立てるのがけっこうつらい。
でも他の場所だと屋根がなかったりするので他に選択肢がない(´;ω;`)
+-+-+-+-+
総評として、コザには観光としては行かない方がいいかと思う。
夜や週末なら...と言っても、それなら那覇やナイトマーケットに行った方が
よっぽど楽しめるし満足できるはず。
というわけで明日はフリマ三昧の予定。
米軍キャンプフリマ、ハンビーナイトマーケット、
そして知る人ぞ知る白川のカオスなフリマ。
出店というか勝手にみんなが好き好き持ち寄ってきて、
行政側は排除したいが、米軍の保有場所内でやってるから手が出せないし
観光雑誌にも全然載らないというゾクゾクするフリマやでぇ(*´v`*)