【走路】R220
【現在地】鹿児島県曽於郡大崎町
【宿泊地】
【走行距離】85km
【総走行距離】12832km
【話しかけてくれた人】2人
【総計】735人
【出費】2200円
【内訳】魚うどん、チキン南蛮弁当、地鶏タタキ
【特記事項】---
【走破地図】

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今日も細かい坂の上り下りが続き、強い向かい風が行く手を阻む。
強風のときって、なんで全部向かい風なん?追い風になったことないんやけど?

朝日がきれい(*´v`*)
ここ数日、夜も7~10度と非常に過ごしやすく、ジャケットがいらない暖かさ。
もう春が来たのかもしれない(*´v`*)

天気がよく、海岸沿いのアップダウンですぐに汗をかく。
上着を脱いで軽快にすっ飛ばす。

今日の夜は銭湯のある道の駅。多少汗をかいても構わない。

海岸沿いで海風が心地いい...というかキツい(´;ω;`)

そうこうしているうちに鵜戸神宮に到着。
写真がきれいで、行ってみたいなと思った場所。快晴でよかった(*´v`*)

犬はシーズー以外認めませんのでよろしくw

宮崎らしく、スコールのマンゴー味が自販で売られている。
味はいたって普通のマンゴー味だから、記念に飲む程度でいいぞw

駐車場から本宮まで15分くらい歩く。
途中に階段も多いから年寄りは大変そうだった。

イ、イノシシが出るらしいぞ...(・`д・´;)

参道にはさびれかけたおみやげやさんが4,5軒ほど。
小規模ながらおみやげやさんがあるってことは、お客さんの入りもいいんだろう。

どこでも店頭に『おちちあめ』っていうのがある。何これ(・`д・´;)

階段に飽きた頃、ようやく本宮の門に到着。

すぐ横が海になっており、赤と青のコントラストがきれい(*´v`*)

なんとなく沖縄っぽい雰囲気がする。こんな感じなんか知らんけどw

無理してのぞきこまなくても、横を見るだけで水平線が見える(*´v`*)

太鼓橋はまるで海の向こうに続いているよう(*´v`*)

晴れてよかったーーー(*´v`*)

各所で工事(というか橋のペンキ上塗り作業)が行われていて、
ガッカリ感がないといえば嘘になる。塗ってない場所もそんなに汚くはないのになぁ。

神社が断崖にあるため、右手はすぐに海、左手の洞窟状の内部に本宮がある。

下の手すりから海面までは20mくらいの高さがあった。
風が強いので波が高く上がっている。

その崖から、海面にある横10mほどの亀岩に石を投げる。
縄でくくってある部分に入れば願いが叶い、
背中の部分に当たるだけでもご利益があるとか。
神様がこういうギャンブル的なもので功徳を決めるもんなん?(´;ω;`)

中に入っているのはごくわずか、大半は手前で残念な結果になっている。

本宮と"御乳岩"は洞窟状になった部分の奥にある。

そもそもこの鵜戸神宮は、初代天皇である神武天皇の父に当たる
ヒコナギタケウガヤフキアエズノミコトを祀っている。
神武天皇の生年は弥生時代にさかのぼるが、神話的な内容も多いため、
実在したのかどうかも含めて現在も議論が続いている。

洞窟最奥部には『御乳岩』がある。

天井からおっぱい状に垂れたのが御乳岩(*´q`*)
母君の豊玉姫が子どもへの愛情と健やかな成長を願い、
自分のおっぱいを洞窟内にくっつけていったのが由来らしい。
今も岩清水がしたたり、その水を使用して作ったのがさっきのおちちあめだったわけ。

御乳岩からしたたる水で子である御祭神を育てたとされるお乳水。
飲むと乳の出がよくなるらしいぞ。ごくごく(*´q`*)

頭を撫でると病気平癒・開運の撫でうさぎ。
なでられすぎて頭がはげあがっていた(´;ω;`)

御祭神に旅の無事をしっかりお願い。
特にここ数日は寒くなるだろうから、凍え死にませんように(´;ω;`)

帰りはこれまた階段をのぼっていくが、行きと景色が違って別の楽しみがある。

崖にそびえたっている姿が伝わりづらいのが悔しい(´;ω;`)

ヘリコプターか船で海側から撮ればいいのかなー。
観光してる分には大満足なんやけど、伝えるのが難しいわ。

わかりにくい場所にあるわけではないが、みんな素通りしているおいなりさん(´;ω;`)

伏見稲荷神社みたいで風情があるのに(*´v`*)

稲荷神社のキツネの顔って、キリッとしたいわゆるキツネ顔が多いのに、
ここのはデフォルメされた2頭身のキツネでファニーだった。
何か理由があるんだろうか(・`д・´;)

稲荷神社の門から見える海はこれまた絶景(*´v`*)

いよいよ風も本格的に強くなってきた。風速は8m/s。
時速に直すと30km/h弱。原付が正面衝突してきてるのを押し返して走るイメージ(´;ω;`)

昼ごはんは事前に調べてあった魚(ぎょ)うどんを食べに『びびんや』へ。

全席座敷の広い店内は満席で、ほぼ全員が観光客だった。
メニューは全体的に1000円超えのお高いところ。

魚うどん、550円(*´v`*)
ここ日南地方の郷土料理で、トビウオのすり身をうどん状に加工したもの。

戦時中に主食が得られず、魚を代用してうどんを作ったのが始まり。
そのため、うどんの形はしているが食感も味も全然違う。

味はつみれ、食感はかまぼこといえばわかりやすいだろうか。
うどんのようにツルツルしているわけではなく、ぼそぼそしている。
『うまい、また食べたい!!!』というものじゃないし、
郷土料理を知るために一度食べれば十分かなという感じだった。
しかし戦時中にこういったアイデアで食糧難を乗り切ったのはすごい。

後はずっと山岳ステージというか、細かい坂の上り下りばかり。
強風も夜まで続くっぽいから、とにかく先に進まないと。

おしっこ休憩で寄ったイルカランド。おみやげやさんもあるが
メインはイルカショーやふれあいコーナー。

おみやげコーナーに化物出現(´;ω;`)
和歌山、すさみのエビとカニの水族館で見たことあるやつや...。
食用って書いてあったけどまさかこんなとこで売られているとは...。

イルカ・ペンギンウォッチングも無事成功(*´v`*)

汗をかきかき鹿児島に到着。
とにかく夜の銭湯をご褒美にがんばるぞー(*´v`*)

ほぼ予定通りに17時前に道の駅到着。
先に寝る場所の偵察を完了しておかないと。

昼に惣菜やさんで買っておいたチキン南蛮弁当300円と、地鶏タタキ200円。
半額じゃないのにこの安さは驚異的。もちろんうまい(*´v`*)
そして今、銭湯入ってからブログ書いている状況。
寝る前にもっかい入ってばっちり温めておかないと。
今晩はマイナス3度まで冷えるらしいからちょっと心配(´;ω;`)
明日も同じくらい冷えるっていうしなぁ(´;ω;`)
カイロが15コくらいあるから、3コずつ使ってでも熟睡したい(´;ω;`)
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明日は桜島の南側をまわって、西端にある道の駅へ。
早く到着すれば、宿泊せずに桜島から鹿児島港までフェリーで行き、
そのまま沖縄行きのフェリーに乗り継ぐかも。
そうすれば夜間船の中で多少ぬくぬく寝られるし(*´v`*)
なお、乗船時間は25時間半。料金は18000円弱。
飛行機で行けば1万円かからないが、チャリをバラすのがめんどくさくって。