【走路】---
【現在地】北海道虻田郡留寿都村
【宿泊地】ルスツリゾート寮
【走行距離】---
【総走行距離】---
【話しかけてくれた人】---
【総計】---
【出費】500円
【内訳】パン、おやつ
【特記事項】---
【走破地図】---
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リゾートバイトと呼ばれる環境に飛び入りして40日以上経った。
他のリゾバを経験していないのに言うのもどうかと思うが、
少なくとも同じ寮の人を観察する限りで感じるリゾバの現実を書いていこうと思う。
リゾバといえば、『都市部にはないバイト内容』『楽しい』
『環境がいい』『職場や寮での出会いが多い』という肯定的イメージを
もっている人が非常に多いと思う。大学生の頃の俺もそうだったw
東京に住んでいた頃、リゾバにどこかしら憧れている部分はあった。
毎年夏休みや冬休みが近くなるとバイトを検索することもあった。
しかし今確信したのは『リゾート地に住み込みでバイトするだけ』であって、内容自体は
レストランや売店、駐車整理、客室清掃、アトラクションなど
都内でも十分経験できるもので、別に給料がそこまでいいわけでもない。
(休暇の短期間の使い捨てバイトみたいな印象でいいと思うw)
リゾート地で働いているから、休日に無料で遊園地を利用したり
温泉でのんびりしたりという余暇の過ごし方もできるが、
実際そういう人をほとんど見かけない。
みんな仕事が終われば疲れきった表情で寮に戻り、外出すらしない人も多い。
そうなるともちろん寮内での出会いなんてあるわけがないw
たしかに環境としては『楽しい場所』でのバイトなわけだが、
それが即自分にとっての楽しみとは直結しないということも考えておこう。
観光客の中には(悪い意味で)言葉の通じない人や観光しか頭にない人も多い。
説明や注意を聞かない人、自分の要求ばかりで他の人を顧みない人もよく見かける。
みんなに楽しんでもらいたいと思ってはいても、変なお客さんもいるし、
バイトが終われば疲れきってしまうというのは決して珍しくない。
さらに、個人的にここがいちばん肝心なところかと思うが、
『リゾート地にスーパーや量販店などの日常施設はない』。
観光地はディズニーランドと同じで非日常を楽しむ場所であって、
その場所の振興のため、おみやげやさんは多数あっても日用品店は全くない。
ホテルの食事は高いからファミレス行くなんてできない。
自分が客の立場なら、それはむしろ旅の楽しみとして考えることはできても、
毎日そこで働く従業員として、日常の食事・生活の不便というのはとてつもない。
1か月間だけならまだしも、通年でやるとなると生活費に非常に無駄が多くなる。
そして寮の話。
2人の相部屋でさえキツいと感じるのに、6畳で8人部屋というところもあるwww
聞く話によると、初日に逃げた各店のバイトも何人もいるんだとか。
大量採用はそれを見越してのものなんだろう。
こういうのを目の当たりにすると、現代の蟹工船かと思ってしまうw
旅の話を交えると、今回の北海道滞在の中に1ヶ月バイトを組み込む予定でいた。
避暑のためということに加え、リゾバを経験してみたかったというのがその理由。
沖縄でもやろうかと思っていたが、今回のこれで十分という思いもあるw
よほどの憧れや思い入れがない場合は、他の人にもあまりおすすめしないw
とはいえ、今回はバイト2人しかいないのに関係が良くないという、
詰んだ状態にいるためなんとも不十分な考察しかできない。
大人数の職場ならまた違っているんだろうなと思う(`・ω・´)

関係ないけど、鳥山明の絵を見るだけでワクワクする。
特にクロノ・トリガーのこの絵は集大成のように感じられ、
いきいきした登場人物に大いに元気をもらった。
あと1週間になってカウントダウンが長いががんばろう(*´v`*)