故障は購入を誘導する | 批判・バッシング・炎上・苦情・誤解から守り、数値をファクトチェックする「オムニメディア」

故障は購入を誘導する

ある外付けDVDレコーダーを修理に出したら、購入時より高い10000円という修理費がかかると言われた。修理に出す時点でヤマダ電機に2500円はらっている中、決断を迷った。結果、修理を止めた。2500円の損。


さて、ここで思うのは、なぜ修理費用が購入費よりかかるのか?ということ。


企業に問い合わせると・・・


修理費用は、技術料と交換部品代とその他(諸経費)からなるんや。技術料つうのは、主に作業工賃(症状の確認作業・部品交換作業・交換後の動作確認作業など)になるんや。大部分は人手による作業や。わかったか。作業工賃がかかるんじゃぼけ。


こんな感じでは言わなかったけど、要旨はそういうことだ。確かに中国工場で作って、それを大量に運搬して・・・という流れからすると、単品を直すことだから高くなってしまうだろう。しかし、まだこの機器は使って1年半しか使っていないのだ。


つうことは、修理に出すより、新しく購入するという行動を消費者は取らざるを得ない。

これっておかしくない?

修理依頼をしてしまうと高額になり、結果として消費者が購入という選択を取らざるを得ないということが起こりうる、つまり、結果的に新規購入を誘導してしまう。

こんなことがほかの製品にも起っていたら、結局、環境にとっていいのかな・・・。必要ない資源が使われてしまうじゃけんと思った。


そこで、「我々はすべての事業活動で環境負荷を削減します」とかCSRレポートに書いてあるじゃんと聞くと。


「販売価格は販売店の方針で決定されるもの」だって・・・・・・・・。


何かがおかしいと思いませんか?