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メディアのあり方

元自民党の政治家(官房長官)の野中広務さんが内閣官房の機密費について暴露した。
機密費の一部を新聞社の幹部や評論家などに渡したということ。


ジャーナリストの上杉隆さんがさらなる取材で、さあ大変。
http://diamond.jp/articles/-/8183?page=3
政治と金を政治家を批判する前に、ここのお金をどう説明するのか?と言う問題意識はない。

上杉さんの取材に対して、どのメディアも「もらっていない」との回答。

社内でどこまで調査をしたのか、倫理が問われる。


・お祝いとして何かを渡されたことはなかったですか?

・政治家から何かおごってもらったことはなかったですか?

と個人に聞いて回ってほしいな。


別に批判するつもりもない。ほんの少しの油断が隙をうみ、そこに権力はつけこむ。

この甘い罠、相当の信念と警戒心がないと断れないだろう。

それが日本における空気の支配だからだ。


日本を動かしてきたのが政官財のトライアングルではなく、田中康夫さんがいうように「政官財報学」のペンタゴンだったのか。日本のメディアにジャーナリズムなどというものは存在しなかったのかとしか思えない。