あてにならない需要予測
需要予測はなぜあたらない。古くはアクアライン、空港、道路・・・・。
公共事業と使えない需要予測は黄金コンビといっていい。
この理由は支援システムは使えないからなのか、なんなのか。
甘い、精度をあげろと総務省が国土交通省に言っていることも聞く。
昨年11月22日の朝日新聞によると「空港97か所のうち、整備後に予測値を達成したのは、わずか2割」というニュースが載っていた。驚き。
空港の需要予測とは、滑走路やターミナルビルを新設・拡張する場合、どれだけのお客様が見込めるのか、事業を行う人が数値をはじくものだ(まあおもに委託業者、シンクタンクなどに行われせることになるのだが)。
やり方は、人口増加率や、経済成長率、運行頻度などから算出するらしい。
結果、建設すべきかの参考になる非常に大事な数字になる。
omnimedia think flameで考えると
疑問:なんでこんなに公共団体の需要予測は外れるのだ?
意見1:省庁や自治体から委託調査を受注するコンサルが省庁の意をくむからや。ばってん建設する方向にぶれちょる→省庁や自治体が都合よい数字を欲しがってしまう
意見2:条件の選択、パラメーターの設定がまちがっとる
意見3:予測の算出過程がわからへんから、ほんまなにやっとんのんや
課題:見えない仕組み、専門分野としての浅さ
改革改善案:こうした歯止めがかからん仕組みを作る(政策評価)
需要予測を公開し、委託業者を評価しちょるのもいいかもしれない。