父方の祖母の妹、だった
にっぽりのおばさん
駅からハイキングで
日暮里を歩いて、久しぶりに思い出したが
祖母の家で、たまに、会う、おばさん
娘さんや、その息子も
一緒に来ることもあり
息子は、年は、妹と同じくらいだったか
てっちゃん、と呼んでいた
何度か、一緒に遊んだりしたが
突然、病気で亡くなってしまった
確か、6歳だったと思う
子どもが死ぬ、なんて、信じられず
ショックだった
ショックといえば、、、
ある時
あの人は、おばさんの
本当の娘、ではなく
養女、なのよ
そんな話を、母から聞いて驚いた
養女、といえば
キャンディ・キャンディ、で
孤児が養女になる、って
イメージしかなかった私
身近に、養女がいる、なんて
考えたこともなく、、、
まぁ、あとから
家の跡継ぎ問題とかで
そういうことは、珍しくはない
知ったんだけどね
おばさんの場合は
独身だったおばさんが
将来的なことで
大人になってから
その人を、養女にしたらしい
おばさんが独身!
そういえば、おばさんの旦那さん、って
見たことがなかったけど
離婚した、とかだと
思っていたので
独身で、養女をもらう
二度、驚いた
優しくて、大好きだった
おばさんが亡くなったのは
私が、高校生の時
闘病中は、知っていたが
危ない、と聞いて
妹と一緒に、千羽鶴を折った
数百羽、折ったとこで
おばさんは、力尽きた
葬儀の時
未完成だった、千羽鶴、を
おばさんの棺に入れた
親しい人の葬儀
火葬場まで行ったのは
あれが、初めての経験、だった
骨になってしまった
おばさん
人は、死ぬとこうなるのか
大ショックを受け
その日の夜は
一睡もできなかったのを覚えてる
子ども達が、中学生の頃に
義父が亡くなった
火葬場に行き、骨を拾う
高校生だった私が
大ショックを受けた出来事
子ども達は、私以上に
ショックを受けるのではないか
気になったが
そうでもなかったようだ
にっぽりのおばさん、については
あの娘さんとは
どういった関係で
どういういきさつで、養女にしたのか?
娘さんに、本当の親御さんはいたのか?
知らないんだよね
もう、その娘さんとは
ご縁が切れてるし
おばさんもいない
今更、どうでもいい話、なんだけど
自分の親戚の話
ちょっと、知っておきたい気もする
父に聞いたらわかるかなぁ
父は、学生時代
おばさんの家に下宿していたらしい
日暮里、も懐かしいだろう
日暮里ハイキングの話
してみようかな